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2013年4月27日 (土)

東北大など、多能性幹細胞を生殖細胞に変化させるスイッチの1つを発見

2013/04/24 マイナビニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 東北大学は4月23日、理化学研究所
(理研)、慶應義塾大学(慶応大)、
埼玉医科大学との共同研究により、
転写制御因子「Max」の発現を人為的に
抑制することにより、「多能性幹細胞」の
1種であるES細胞が短時間で生殖細胞に
特異的な遺伝子群を発現する細胞に変化
することを発見し、同時にMaxの機能低下
が多能性幹細胞を生殖細胞に変化させる
スイッチの1つとして働いていることを
明らかにしたと発表した。
 
 成果は、東北大 加齢医学研究所医用細胞
資源センターの松居靖久センター長(教授)
らの研究チームによるもの。
 
 研究の詳細な内容は、4月23日付けで
英国科学誌「Nature Communications」
電子版に掲載された。
 
  ほ乳類の生殖細胞は、ヒトも含めて、
胚発生の初期段階の決まった時期に
多能性幹細胞から分化し、その後、
オスの場合は精子に、メスの場合は卵子に
成熟していく。
 
 多能性幹細胞とは、受精卵のように、
多くの細胞に分化できる能力を持った、
ほ乳類の着床前の胚に存在する細胞の
ことだ。
 
 正確には受精卵はすべての細胞に
なれる「万能細胞」で、ES細胞やiPS細胞
(人工多能性幹細胞)なども含め
た多能性幹細胞は、ほぼすべての細胞に
分化できるが、胎盤などごく一部の細胞
にはなれない。
 
 研究チームは、今回、Maxの発現を抑制
することでES細胞が短時間で生殖細胞に
特異的な遺伝子群を発現する細胞に変化
することを発見し、その結果から、Maxの
機能低下が多能性幹細胞を生殖細胞に変化
させるスイッチの1つとして働いていると
推測した。
 
 なお、Maxのような転写制御因子とは
タンパク質の1種で、設計図である遺伝子
からタンパク質が作られる際に、その途中
の段階で遺伝子からメッセンジャーRNAへの
転写が行われるが、その転写のスイッチを
オン・オフする機能を持つ。
 
 研究チームは、今回の成果は
多能性幹細胞から直接的に生殖細胞を誘導
する新たな技術につながり、将来的には
産業動物の育種や絶滅危惧種の保全や増殖
といった、さまざまな応用が期待できる
とした。
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 多能性幹細胞と生殖細胞は違う。
 
 何故こんな複雑な仕組みになっている
のかな?
 
 命は複雑ですね。

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