原子核の新たな共鳴現象を初めて確認
8 March 2013
RIKEN Research Highlights
詳細は、リンクを参照して下さい。
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原子核の中の陽子と中性子が同調して
振動する新たな現象を観測することに成功
した。
この研究結果は原子核の理論モデルの
正しさを問う試金石になるであろう。
原子の中心で陽子と中性子が繰り広げる
相互作用は、恒星が爆発する際のプロセス
で重要な役割を果たしている。
このため、陽子や中性子のダイナミクス
の解明を通じて、地球を含めた惑星の起源
をより深く理解できるようになると
考えられる。
このたび、理研仁科加速器研究センター
(埼玉県和光市)の三木謙二郎客員研究員
をはじめとする日米中の国際共同研究
チームは、実験により、鉛原子の中心
にある多数の核子が同調して振動する場合
があることを確認した1。
この観測は、原子核という量子多体系
の理論モデルの正確さを検証する、
きわめて重要なテストとなるだろう。
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>この観測は、原子核という量子多体系
>の理論モデルの正確さを検証する、
>きわめて重要なテストとなるだろう。
だそうです。
なかなか面白そうですね。
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