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2013年3月29日 (金)

染色体工学の新たな幕開け! 高等動物のセントロメア作製に成功

平成25年3月22日
情報・システム研究機構 国立遺伝学研究所
プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 生物学の教科書を書き換えるような
根本的な発見が、染色体研究の分野で
起こっています。
 
 長い間謎に包まれていた染色体の
セントロメア──その正体を明らかに
してきた国立遺伝学研究所の深川竜郎教授ら
のグループは、今回、セントロメアを
人工的に作成する画期的な染色体改変技術
を考案しました。
 
 分子生物学の基本的な技術として、
医学や農学などの分野で今後大いに活用
されると期待されます。
 
 生命の設計図である遺伝子は、
細胞分裂のたびに新たな細胞にきちんと
受け継がれていきます。
 
 遺伝子を安全に次世代に「運ぶ」こと
は、細胞の大切な仕事であり、細胞には
そのための精巧な仕組みが備わっています。
 
 その1つが、遺伝子を積み込む「乗り物」
としての染色体と、染色体の中央部で、
染色体の「運転手」としての役割を果たす
セントロメアです。
 
 ヒトの病気の研究から、運転手である
セントロメアが何らかの理由で働けなく
なったときに、「控えの運転手」
(ネオセントロメア)が現れるという
珍しい現象が知られていました。
 
 そこで深川教授らは、ネオセントロメア
を自在に作成する技術を開発し、
それが染色体のどこに現れ、どのような
性質を持つかを調べました。
 
 その結果、ネオセントロメアは、
CENP-A(センプ A)という
ヒストンタンパク質が含まれる染色体上
の位置に作られること、今回作成した
ネオセントロメアが本来のセントロメアと
遜色ない働きを果たすことがわかって
きました。
 
 今回の研究では、染色体が運ばれる機構
(染色体分配)の基本的な仕組みが明らか
になったことに加えて、染色体を改変する
新しい技術をも考案しています。
 
 すなわち、既存のセントロメアを壊し、
染色体の任意の位置に新しいセントロメア
を作る技術です。
 
 今回は、ニワトリの培養細胞を実験に
用いていますが、この原理は他の高等動物
にも応用でき、
例えば遺伝子デリバリーシステムなどに
使用可能なヒト人工染色体の開発に利用
されていくことでしょう
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>染色体工学の新たな幕開け!
 だそうです。
 
>どのようにセントロメアができていくか
>という仕組みの一部を解明しており、
>染色体不全を伴う「がん」などの
>疾患研究の視点からは、意義の高い研究
>と言うことができます。
 
>加えて、セントロメアが
>エピジェネティックな機構でできる
>ということを、実験的に証明した
>といと言う点からも、大変意義深い
>研究です。
 
 素晴らしい成果のようです。
 今後の発展に期待したい。

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