名大、プラズマにより体液、組織液、培養液を抗がん剤に
2013年2月28日 optronics
詳細は、リンクを参照して下さい。
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名古屋大学ははNUエコ・エンジニアリング
と医工連携の共同研究で、独自に開発した
非平衡大気圧プラズマにより,従来の
固形がんはもとより,今まで治療法の
なかったがんの播種を治療する
テクノロジーを開発した。
独自に開発した光電子密度非平衡大気圧
プラズマを用いて培養液にプラズマ照射し,
プラズマ照射された培養液
(プラズマ培養液)をグリオーマ脳腫瘍培養
細胞に投与したところ,グリオーマ脳腫瘍
培養細胞の選択的な殺傷に成功した。
さらに,プラズマ梅雨溶液が
グリオーマ脳腫瘍培養細胞にアポトーシス
を誘導することも発見した。
さらに,プラズマ培養液が増殖・生存
シグナルリングネットワークのハブとなる
AKT分子を抑制することも確認。
外科手術では治療が難しかった
グリオーマ脳腫瘍をはじめとする,
プラズマを用いたがん治療の進展に期待。
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画期的な成果のようです。
考えても見なかったやり方ですね。
ただ、世界中から報告され始めている
とのことですので、これからどんどん
新しい発見がされていくと思われます。
その詳細なメカニズムの解明はこれから
のようですが、分子機構が解明され、
より効率的かつ副作用の少ないプラズマの
条件など研究を進めて欲しいと思います。
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