イレッサ効かない患者向け治療法 金沢大と名大教授
2013/3/12 日本経済新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
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金沢大学の矢野聖二教授や竹内伸司助教、
名古屋大学の長谷川好規教授らは、
肺がん治療で使われる薬
「イレッサ(一般名ゲフィチニブ)」が
効かない患者向けの治療法を見つけた。
マウスを使った実験では、リンパ腫治療用
の既存の抗がん剤と併用すると、肺がんの
細胞が消えた。
2013年度内の臨床試験(治験)実施を
目指す。
イレッサはがん細胞だけをたたく
分子標的薬の一種。
細胞の増殖を促すたんぱく質を
狙い撃ちし、その働きを妨げる。
「タルセバ(同エルロチニブ)」も
同じ仕組みで働く。
特定の肺がん患者で高い治療効果が
ある一方で、BIMと呼ぶ遺伝子が
変異して効かない人も1割ほどいる。
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既存の抗がん剤との併用で肺がんの
細胞が消えるとは素晴らしい。
>2013年度内の臨床試験(治験)実施
>を目指す。
とのことですが、もう少し早くならない
ものでしょうか?
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