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2013年3月 7日 (木)

「高空間分解能」かつ「高感度」な革新的X線顕微法を開発

平成25年3月4日
大阪大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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本研究成果のポイント
●X 線波長の320分の1程度のごく僅かな
 位相変化を10nm程度の空間分解能で可視化
 
●SPring-8およびSACLAを用いた生体試料の
 高空間分解能観察への応用展開に期待
 
 
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 大阪大学大学院工学研究科の高橋幸生
准教授、理化学研究所播磨研究所放射光
科学総合研究センターの石川哲也主任
研究員らの研究グループは、高い感度と
高い空間分解能を有するX線顕微法の開発
に成功しました。
 
 X線が物体を通過するときの位相※1
のずれ量を観測することで、吸収の
小さな物体であっても可視化すること
が可能であり、これを位相コントラスト
イメージングと呼んでいます。
 
 今回、研究グループは、大型放射光
施設 SPring-8※2の理研物理科学 I
ビームライン BL29XUL において、
X線集光鏡と空間フィルター※3を組み
合わせた照明光学系を搭載した
「X線タイコグラフィー」と呼ばれる
新しい位相コントラストイメージング法を
開発しました。
 
 そして、このX線タイコグラフィーに
より、オングストロームオーダーの
X線波長の約320分の1という小さな位相の
ずれを約10nmという高い空間分解能で
可視化することに成功しました。
 
 この顕微法は、特にX線の吸収の小さい
軽元素で構成される生体軟組織の観察に
有用で、今後、SPring-8を用いた様々な
バイオイメージングへの応用展開が期待
されます。
 
 また、X線自由電子レーザー施設SACLA※4
を用いたコヒーレントX線回折イメージング
実験においても同様の光学系が採用されて
おり、SACLA の高光子密度のX線レーザー
を照射することにより究極的な
高感度・高空間分解能イメージングが実現
するものと期待されます。
 
 本研究成果は、2013年3月 4日
(アメリカ東部時間)に米国科学雑誌
『Applied Physics Letters』の
オンライン版に掲載されます。
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>「X線タイコグラフィー」と呼ばれる
>新しい位相コントラストイメージング法
>を開発しました。
 良さそうです。
 
>生体軟組織の高分解能イメージング
>への応用展開に期待
 です。

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