(限界にっぽん)第2部・雇用と成長:11 規制の弊害
2013年3月4日 朝日新聞デジタル
詳細は、リンクを参照して下さい。
有料記事です。
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■新薬承認、厳格審査の壁
「(昨秋に)ロシアで発売された
遺伝子治療薬を、私も使えませんか」
3年前から診てきた男性患者(50)
にこう頼まれて、大阪大の森下竜一教授
(50)はやりきれない思いにかられた。
その薬は、本来なら自分がもっと早く、
世界で初めて実用化できると思っていた
からだ。
血管を再生する働きがある遺伝子を
つかう「遺伝子治療薬」で、手足の先に
血を送り込む血管がつまる難病
「バージャー病」に効き目がある。
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全く何時になったら改善されるので
しょうか?
発見は日本、商品化は海外ではなんとも
言いようがない。
この責任を官僚なり、政治家は感じて
いるのだろうか?
強い日本など在り得ない。
政治家の言葉を聞いていると何を
言っているのかと言いたくなる。
>森下教授は「臨床試験では、27人
>のうち19人の症状が改善した。
>厚労省は、先進国で初めて遺伝子治療薬
>を承認することになるので、薬害を
>おそれて二の足を踏んだのだろう。
>基準があいまいで行政の裁量の余地が
>大きく、手続きが遅い。
>これではバイオ産業は起こせない」
>と反論する。
ごもっともです。
>あまりに長く続く厳格な審査は、
>技術革新を妨げ、研究者の開発意欲を
>そぐ。
>日本遺伝子治療学会の金田安史理事長
>(大阪大教授)は「審査に時間がかかる
>のは、専門家がいないからだ」と
>改善を訴える。
そう思いますが、どこがこの訴えを
聞いて具体的な改善策をうつのでしょう?
やはり政治家ですよね。
その意味で情けない政治家ばかりだと
思ってしまう。
このままでは日本沈没?
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