岡山大:安価な超電導物質を開発 レアアース少なく
2013年03月22日 毎日jp
詳細は、リンクを参照して下さい。
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レアアース(希土類)をほとん
ど使わずに安価で製造できる鉄系の
超電導物質を開発したと、岡山大大学院の
野原実教授(物性物理学)のグループが
22日、発表した。
電気抵抗がゼロになる超電導状態へ移行
する温度も、同タイプの物質では世界最高
記録となる絶対温度45度(零下228度)
まで引き上げることに成功、グループは
「価格と温度の両面で実用化につながる」
としている。
従来の鉄系超電導物質は、サマリウム
など高価なレアアースを主成分として
使っていた。
今回開発した物質はカルシウムと鉄が
主成分で、レアアースのランタンは
4%程度しか含まれない。(共同)
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良いですね。
安価というのは素晴らしい。
ところで、鉄系超伝導物質はどういう所
で実用に供されるのでしょうか?
銅系のものよりも良いのでしょうか?
関連論文です。ご参考
東京工業大学
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