高知白バイ事件について
2006年3月3日におきた事件です。
今日(2013/3/1)の朝のテレビ番組で
取りあげていましたが、本当に理解に
苦しむ。
ブレーキ痕などの証拠はねつ造だと
言っていました。
信頼出来る専門家の結論です。
それでも、再審への道が開かれるか
どうかは、裁判官次第だそうです。
それほど日本の制度はおかしいと
いうことです。
裁判員制度にかけたところで、
検察の提出した証拠を根拠として審理する
限り有罪とならざるを得ない。
と思う。
バスが止まっていたかどうかは
そのバスに同乗していた中学生達が
はっきり証言している。
さらにバスの後を乗用車で走って
いた校長も証言している。
なのに証拠として認められない。
無視されたのです。
それほど信用できない証言だと
いうのでしょうか?
理解できません。
いかに裁判の証拠というものが
恣意的に取り扱われるのかの典型例
でしょう。
この時に事故に遭遇した中学生達はもう
大人になりました。
この子達の心にどう映ったのでしょう?
日本の裁判は信頼できないものという
思いが深く染みこんだのではないで
しょうか?
ひどいものです。
これだけ明快な事件で、真実が曲げられ
冤罪が成立する。
ひどい状況だとしか言いようがない。
残念です。
参考リンクを紹介しておきます。
2011年12月26日
ずいぶん前の裁判になります。
「高知白バイ事件・片岡晴彦さんを
支援する会」
へのリンクもあります。
私が同類の事件で投稿したもの
2009年12月18日
これもずいぶん前の事件です。
日本に冤罪をなくそうとする意志は
あるのでしょうか?
と思ってしまう。
>高知白バイ事件に関わるまでは
>なんの疑いもなく裁判官を信じていたが、
>今となっては裁判官や裁判を公平と
>信じる根拠はどこにもないことに
>気が付いている。
>この2つの却下理由を読むと
>「~だから~でないとはいえない」の
>表現が共通している。
>審理を尽くしたうえでの裁判官判断
>であるならまだしも、証拠調べをしない
>ままに裁判官がこういう言い回しをする
>なら誰でも有罪とすることができる
>のではないか。
>ここまで来ると、片岡氏や私たちの怒り
>は警察の不法捜査から裁判や裁判官に
>向けられた。
>最高裁事務総局に人事権を握られた
>裁判官はもはや「独立した存在」とは
>言えないだろう。
>裁判官が忙しさにかまけて、検察・警察
>の証拠を安易に採用した結果が
>有罪率99.9%の日本の刑事裁判であり、
>上司の意向を受けて、保身や昇進のため
>判決文を書き直したりする裁判官が
>いたりしても不思議ではない。
同感です。
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