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2013年3月31日 (日)

福島第一の停電、PHS不通が復旧遅れの一因

2013年3月29日 読売新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 東電によると、仮設配電盤の置かれた
3号機周辺ではPHSがつながらない場所
がある。
 復旧の作業員は、事故対応拠点の
免震重要棟へ連絡するのに、通信可能な
場所に移動しなければならず、対応に
手間取ったという。
 会合で東電は「放射線量が高い場所は
アンテナが設置できず対策はできて
いない。
 仮設配電盤の近くも線量が高く、
通信方法は検討中」と説明した。
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 お粗末。
 
 不安ですね。

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六価クロム:基準3000倍…公園の排水溝 東京・江戸川

2013年03月27日 毎日新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 東京都江戸川区の都立大島小松川公園
近くの排水溝の水に、高濃度の有害物質
「六価クロム」が含まれていることが、
渡辺泉・東京農工大准教授(環境毒性学)
のチームの調査で分かった。
 
 環境基準の約3000倍という。
 
 都環境局は27日、現地に職員を派遣
して調査を始めた。
 
 一帯は、1973年に都が購入した
工場跡地で、高濃度の六価クロムを含む
鉱物のくず「鉱滓(こうさい)」が
大量投棄された。
 都などは鉱滓を無害化した上で鉄板など
で仕切って地中に埋めた。
 
 ところが、周辺では11年2月と
昨年4月にも、六価クロムを含む地下水の
漏出が発覚。
 処理のため除去した土壌から環境基準の
約220倍の六価クロムが検出された。
 当時、都は漏出を確認しながら
「健康に影響はない」という理由で、
区や住民に連絡していなかったことが
問題化した。
 
 チームは「無害化処理されない鉱滓が
地中に存在し、環境を汚染し続けている
可能性がある」として、今年1~3月、
同公園周辺で、格子状の金属のふたが
された排水溝から水を採取。
 最高で、環境基準
(水1リットル当たり0.05ミリグラム)
の約3000倍に当たる153ミリグラム
(153ppm)の六価クロムを検出した
という。
 
 尾崎宏和・特任助教は「都は住民にも
情報を公開し、原因の究明を急ぐべきだ」
と指摘する。
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 当たり前ですよね。
 
 どうも基本がなっていない。鈍感。
 
 危険だから公開しろとか、そうでない
から公開しなくて良いとか言う話しでは
ないと思う。
 
 公開してくれないと危険なのかどうか
さえ分からない。

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再生医療向け培養細胞の品質管理技術を開発

2013年3月26日
独立行政法人新エネルギー
・産業技術総合開発機構
国立大学法人名古屋大学
プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 NEDOの若手グラント
(産業技術研究助成事業)の一環で、
名古屋大学の加藤竜司准教授と
株式会社ニコン等の研究チームは、
これまで染色するなど細胞を破壊する方法
でしか数値化ができなかったヒト間葉系
幹細胞の分化度*1を、培養した細胞の
顕微鏡画像をコンピュータ解析するだけで、
非破壊的・定量的な評価と事前予測を可能
にする技術を開発しました。
 
 今回の技術開発により、骨再生治療*2の
分野で約2~3週間かけて行う分化培養の
成功率*3を、日々の細胞画像の情報から
高い精度で予測することが可能となります。
 
 また、医師の多大な労力と時間を投じて
準備する必要があった治療用細胞の
品質管理が、画像撮影だけで自動化できる
とともに、再生治療の効果が最大化する
最適な治療日の設定が可能となります。
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>治療用細胞の品質管理が、画像撮影
>だけで自動化できるとともに、
>再生治療の効果が最大化する
>最適な治療日の設定が可能と
>なります
 
 素晴らしいです。
 
 再生医療どんどん進歩しますね。

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2013年3月30日 (土)

見えないものを見る 最先端の赤外線光学技術

2013年3月27日 Science Channel
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
動画です。
 
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 赤外線の歴史は古く、その発見は
1800年頃にさかのぼります。
 
 身近な場所でも様々に利用されています
が、基礎科学分野でも産業応用においても、
赤外線を利用した最先端技術の開発も
盛んに行なわれています。
 
 その中から、広島大学における
可視赤外線同時観測装置HONIRと
産業技術総合研究所での
赤外線カラー暗視カメラを紹介します。
出演者名・所属機関名および協力機
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>広島大学における可視赤外線
>同時観測装置HONIR
 面白いです。
 
 ユニークな観測装置なんですね。
 
>産業技術総合研究所での赤外線カラー
>暗視カメラ
 は以前投稿しました。
 これもユニーク。
 

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生体に近い3次元構造組織の構築に向け、細胞の積層や集積を制御するブックマーク

2013年3月28日
naturejapanjobs 特集記事
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 iPS細胞の登場などで、組織の再生や
臓器の機能の代替といった再生医療への
注目が集まっている。
 
 またヒトの細胞を用いるヒト組織モデル
は薬の効果・副作用、毒性の判定、疾患の
研究などに使えるとして期待が高い。
 
 ただ、細胞は単に並べただけでは培養
しても積層しないため、“細胞”だけでは
なく、“足場となる細胞外マトリックス
(ECM)”や “細胞を育てる因子
(細胞増殖因子や薬剤など)”が3次元
構造組織構築の鍵を握るとされている。
 
 大阪大学 大学院工学研究科 応用化学
専攻 分子創成化学の明石満教授、
松崎典弥助教らの研究グループは、
この3次元構造組織の実現に向けて、
大きな成果を上げている。
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 3次元構造組織の構築は難しいと
思います。
 
 再生医療も3次元の時代に入って
来ました。
 
 がんばれ!

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2013年3月29日 (金)

染色体工学の新たな幕開け! 高等動物のセントロメア作製に成功

平成25年3月22日
情報・システム研究機構 国立遺伝学研究所
プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 生物学の教科書を書き換えるような
根本的な発見が、染色体研究の分野で
起こっています。
 
 長い間謎に包まれていた染色体の
セントロメア──その正体を明らかに
してきた国立遺伝学研究所の深川竜郎教授ら
のグループは、今回、セントロメアを
人工的に作成する画期的な染色体改変技術
を考案しました。
 
 分子生物学の基本的な技術として、
医学や農学などの分野で今後大いに活用
されると期待されます。
 
 生命の設計図である遺伝子は、
細胞分裂のたびに新たな細胞にきちんと
受け継がれていきます。
 
 遺伝子を安全に次世代に「運ぶ」こと
は、細胞の大切な仕事であり、細胞には
そのための精巧な仕組みが備わっています。
 
 その1つが、遺伝子を積み込む「乗り物」
としての染色体と、染色体の中央部で、
染色体の「運転手」としての役割を果たす
セントロメアです。
 
 ヒトの病気の研究から、運転手である
セントロメアが何らかの理由で働けなく
なったときに、「控えの運転手」
(ネオセントロメア)が現れるという
珍しい現象が知られていました。
 
 そこで深川教授らは、ネオセントロメア
を自在に作成する技術を開発し、
それが染色体のどこに現れ、どのような
性質を持つかを調べました。
 
 その結果、ネオセントロメアは、
CENP-A(センプ A)という
ヒストンタンパク質が含まれる染色体上
の位置に作られること、今回作成した
ネオセントロメアが本来のセントロメアと
遜色ない働きを果たすことがわかって
きました。
 
 今回の研究では、染色体が運ばれる機構
(染色体分配)の基本的な仕組みが明らか
になったことに加えて、染色体を改変する
新しい技術をも考案しています。
 
 すなわち、既存のセントロメアを壊し、
染色体の任意の位置に新しいセントロメア
を作る技術です。
 
 今回は、ニワトリの培養細胞を実験に
用いていますが、この原理は他の高等動物
にも応用でき、
例えば遺伝子デリバリーシステムなどに
使用可能なヒト人工染色体の開発に利用
されていくことでしょう
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>染色体工学の新たな幕開け!
 だそうです。
 
>どのようにセントロメアができていくか
>という仕組みの一部を解明しており、
>染色体不全を伴う「がん」などの
>疾患研究の視点からは、意義の高い研究
>と言うことができます。
 
>加えて、セントロメアが
>エピジェネティックな機構でできる
>ということを、実験的に証明した
>といと言う点からも、大変意義深い
>研究です。
 
 素晴らしい成果のようです。
 今後の発展に期待したい。

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著作権保護が行きすぎるとハードの修理も難しくなる

013年03月28日 slashdot
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 WIREDにて、著作権による制限のため
高額な農作業機械の修理ができなく
なってしまったという例が紹介されて
いる。
 
 原因は「サービスマニュアルの著作権」。
 メーカーはサービスマニュアルを
正規ディーラーにしか提供していない
とのこと。
 
 それ以外の業者は「著作権による保護」
のためマニュアルの閲覧ができないという。
 
 これにより、正規ディーラー以外は
その機械の修理ができなくなり、結局
この機械のオーナーは高額な旅費を支払って
正規ディーラーの技術者を呼び寄せることを
諦めたそうだ。
 
 このような問題は自動車などでもある
とのことなのだが、米マサチューセッツ州
では「自分の自動車は自分が好きなところ
で修理できる」という「修理の権利」を
定めた法案が成立したという。
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 今の著作権保護は行き過ぎだと思う。
 こういう話しが出てくると言うのは
どこかがおかしい。
 
 著作者の死後70年です。
 長すぎませんか?
 
 そもそも何を保護しているのか?
 あるいは、保護すべきなのか?
 
 著作物を作成した人の権利の保護
ではなく、その著作物で儲けている
業界の保護では?
 と思ってしまう。
 
 この投稿も関連します。
2013年3月17日
 
>先進国の名門大学が科学論文を独占
>して、途上国の子供たちから隠して
>いるのはおかしくないか?
 
 素朴な疑問ですね。

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2013年3月28日 (木)

アルツハイマー病原因物質、血液から検出可能 島津の田中氏ら

2013/3/27 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
有料記事です。
 
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 島津製作所の田中耕一フェローの
研究グループは、血液の中にわずかに
含まれるアルツハイマー病の原因物質を
検出する技術を開発した。
 
 ノーベル化学賞を受けた質量分析技術を
発展させ、ほかの成分があっても正確に
見分ける。
 
 今後数年の研究で原因物質の量と発症の
関係が明らかになれば、早期診断や新薬の
効果を見極める有力な手立てとなる。
 
 治療研究が大きく前進する可能性が
出てきた。
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 素晴らしいですね。
 大いに期待したい。

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ホットスポット探査システムの開発に成功

2013年3月21日
独立行政法人 放射線医学総合研究所
日立アロカメディカル株式会社
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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本研究成果のポイント
・半径30mの範囲においてホットスポット
 の有無を最短1分で探査
 
・除染作業の効率化、帰宅地域の
 安全・安心に貢献
 
 
 独立行政法人放射線医学総合研究所
(以下、放医研)白川芳幸研究基盤技術部長、
日立アロカメディカル株式会社
(以下、日立アロカ)計測システム技術部の
研究チームは、福島向けの
ホットスポット探査システムの開発に成功
しました。
 
 本成果は独立行政法人科学技術振興機構
平成17年度独創的シーズ展開事業委託開発
の成果を応用展開したものです。
 
 なお詳細は日本原子力学会2013年春の
年会(3月26日~28日)で報告されます。
 
 従来、局在的に高い空間線量率を示す
ホットスポットを見つけるには、
広い面積を歩いたり自動車などで移動
したりしながら、サーベイメータを用いて
詳細に調べていました。
 
 そのため効率が悪く、多くの時間が
かかりました。
 
 ホットスポット探査システムは空間線量率
の測定と同時に原因となるガンマ線が
飛んでくる方向を特定し、2台の
ホットスポット探査システムを用いること
で、ホットスポットの場所が特定できます。
 
 放医研敷地内における実験では
半径30mの範囲を1分で探査し、
模擬ホットスポット(Cs-137密封線源使用)
を見つけることができました。
 
 ホットスポットの探査は、これにより、
事前におおよその位置情報を提供する
ことができるようになり、格段に速く
効率的になります。
 
 4月からこの試作機を福島の現場で
テストする予定です。
 
 ホットスポット探査システムは
除染作業の効率化、帰宅地域の
安全・安心に貢献するものと期待
されます。
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 ホットスポットは完全になくして
貰いたい。
 
 最低でもその位置がわかる詳細地図は
必須だと思います。
 その意味で今回の成果には期待したい。
 
 ホットスポット探索にはガンマカメラ
も有効だと思いますが、
どうなんでしょう?

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温州(うんしゅう)みかん由来β-クリプトキサンチンの尿酸値低下作用を学会で発表/ユニチカ

2013年3月27日 健康美容EXPOニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 ユニチカ(株)中央研究所は、
温州(うんしゅう)みかん搾汁残さから
抽出したβ-クリプトキサンチンの摂取
によって、食餌性の高尿酸モデルラット
および軽度高尿酸血症のヒトにおいて、
血中尿酸値の低下作用があることを見出す
結果が得られました。
 
 この結果につきましては、3月24日から
開催されます日本農芸化学会2013年度大会
(東北大学)にて「高尿酸モデルラットと
軽度高尿酸血症患者において
β-クリプトキサンチン摂取は尿酸値を
低下させる」として発表し、トピックス賞
として選出されました。
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 面白いです。
 いろいろありますね。
 
 これまた注目して行きましょう。

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L.ガセリ乳酸菌OLL2809株のストレス軽減免疫腑活効果を確認/明治

2013年3月26日 健康美容EXPOニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 株式会社 明治は、同社の保有する
L.ガセリ乳酸菌(OLL2809株)が、
ストレスを軽減すること、また免疫の低下
を抑えることを、動物試験および臨床試験
で明らかにし、2013年3月25日の
「日本農芸化学会2013年度大会」で
発表した。
 
 ストレスや激しい運動、不規則な生活は
免疫を低下させ、インフルエンザや風邪
などの感染症のリスクを高めます。
 
 今回は、免疫の低下を反映する
2つのモデル、すなわち、ストレスを
かけた動物試験と、激しい運動を行った
臨床試験を実施し、L.ガセリ乳酸菌
(OLL2809株)の免疫活性に及ぼす影響
について検討しました。
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 本当に乳酸菌はいろいろな種類が
あって迷いますね。
 
 明治の発表へのリンクがあります。
 
 この菌株については、
このデータベースに載っていない。
 
 新しいものなのかな?
 
 これからもいろいろ出てくると思い
ます。
 
 注目していきましょう。

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2013年3月27日 (水)

糖鎖を分解する酵素「Man2C1」に新たな機能を発見

平成25年3月14日
理化学研究所プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 「天は二物を与えず」といいますが、
二物も三物ももった魅力的な人がいます。
 一芸に秀でた人はあらゆる面でレベルが
高く、科学者なのに画もプロ級という具合
です。
 
 そんな例が酵素の世界にもありました。
 糖鎖を分解する「Man2C1」という酵素
に、酵素としての機能とはまったく別に、
細胞死を抑制する新しい機能が見つかり
ました。
 
 Man2C1は細胞質に存在し、糖鎖と
タンパク質が結合した糖タンパク質を
分解する酵素です。
 ところが、いくつかのがんでMan2C1の
発現が増加して、腫瘍の増殖や転移と
関わりがあるとされ、一方では、
Man2C1の発現を抑制するとがん細胞での
増殖が止まったり、アポトーシスと
呼ばれる細胞死を引き起こすことも
分かってきました。
 
 しかし、この新しい機能が糖鎖の分解
とどう関わるのか、どんなメカニズムで
増殖の停止や細胞死にいたるのかは
不明なままでした。
 
 理研の研究チームは、Man2C1の発現を
抑制したヒトがん細胞由来の培養細胞株
を作製し、細胞に起こる変化を観察
しました。
 
 その結果、CHOPという転写因子の発現が
増加し、ミトコンドリアを介してがん細胞
のアポトーシスを誘導していることが
分かりました。
 
 また、この細胞死は酵素としての機能を
失わせたMan2C1でも抑制されていました。
 
 このことは、Man2C1の酵素としての機能
と細胞死抑制機能が、それぞれ独立して
いることを示します。
 
 今回の研究で、Man2C1の発現を抑制
するとがん細胞の増殖や転移を抑えられる
分子メカニズムが明らかになりました。
 
 今後、Man2C1の細胞死抑制機能だけを
無くすことができれば、糖鎖分解機能を
保ちながら、がん細胞のアポトーシスを
引き起こす新しい抗がん剤の開発に
つながると期待できます。
 
 
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 本当にいろいろなことがあります。
 
>今後、Man2C1の細胞死抑制機能だけを
>無くすことができれば、糖鎖分解機能を
>保ちながら、がん細胞のアポトーシスを
>引き起こす新しい抗がん剤の開発に
>つながると期待できます。
 
 新しい抗がん剤の開発につながると
良いですね。

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iPS:赤血球量産の技術開発 輸血用血液製造に期待

2013年03月21日 毎日jp
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 あらゆる細胞になる能力を持つヒトの
人工多能性幹細胞(iPS細胞)から
赤血球を豊富に作る技術を、
理化学研究所バイオリソースセンター
の中村幸夫細胞材料開発室長らが開発した。
 
 実用化されれば、少子高齢化で不足が
懸念される輸血用血液の製造につながる
可能性がある。
 
 21日に横浜市で始まった
日本再生医療学会で発表した。
 
 中村さんらは、赤血球を次々と生み出す
「赤血球前駆細胞」をマウスで既に作製
しており、これをヒトiPS細胞に応用
した。
 
 貧血治療に使われる薬
「エリスロポエチン」の成分など
血液増殖につながる物質を使って培養し、
同様の前駆細胞の作製に成功した。
 
 この前駆細胞の集まりを赤血球に
しようとすると、約25%がうまく変化
するが、残りは不完全だったり、
前駆細胞自身が死んでしまったりする
という。
 
 前駆細胞自体はほぼ無限に増えるため、
輸血に必要な量の赤血球は作れるが、
コストを抑えるのにさらに技術改良が必要
で、実用化には数年かかるという。
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 実用化には時間がかかりそうですが、
期待したいです。
 
>ほぼ万人に輸血可能なO型Rhマイナス
>の赤血球を作って貯蔵すれば、
>ほかの血液型にも対応できる
 
 良いですね。

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40年来の論争に幕 細胞内の清掃マシーン「オートファゴソーム」の生成場所を特定!―さまざまな病気を防ぐために細胞が持つ機能の理解が前進―

2013年3月4日
大阪大学研究成果リリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 大阪大学大学院生命機能研究科
/医学系研究科の濱﨑万穂助教と
吉森保教授ら及び同歯学研究科の
古田信道助教と天野敦雄教授らの
合同チームは、細胞内のオルガネラの一種
オートファゴソームが別のオルガネラ
であるミトコンドリアと小胞体が接触する
場所で造られていることを発見しました。
 
 オートファジー(自食作用)とは、
細胞の中を掃除することで
アルツハイマー病やがん、心不全などの
病気が起こるのを防ぐ仕組です。
 
 オートファジーは、オートファゴソーム
と言うミクロの装置(オルガネラ)が、
必要に応じて細胞の中で幾つも造られて
清掃マシーンあるいはロボット掃除機
のように働きます。
 
 この、オートファゴソームがどこで
造られているのかは40年来の謎でしたが、
今回の研究成果によって、
異なるオルガネラが協力して他の
オルガネラを産むというこれまで
知られていなかった現象が明らかに
なりました。
 
 生産場所が特定されたので、
オートファゴソームの生産をコントロール
し病気を治療する薬剤を探したり
設計したりしやすくなりました。
 
 本研究成果は英科学誌「ネイチャー」
(電子版)に、ロンドン時間の
平成25年3月3日18時
(日本時間の平成25年3月4日午前3時)
に掲載されます。
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>オートファジー研究は、日本が世界を
>リードする分野の1つ。
>論文被引用数の個人別世界ランキング
>の5位までが全て日本人(吉森は3位)。
>論文別世界ランキングでも、10位以内の
>5つの論文が日本人によるもの
>(第2位は吉森の論文)。
>オートファジー研究のパイオニアである
>大隅良典東京工業大学教授は、
>昨年京都賞を受賞し、ノーベル賞の
>呼び声も高い。
 
 オートファジー研究では日本が世界を
リードしているのですね。
 
>この発見は医学的インパクトも大きい
>ものです。
>上記のようにオートファジーは様々な
>病気、それも神経変性疾患、がん、
>生活習慣病といった社会的に重要な病気
>が起こるのを防いでいますが、
>加齢や過栄養などでオートファジー能力
>が低下するとそれらの病気が起こり
>やすくなります。
>オートファジーを促進する薬剤があれば、
>予防治療に有効です。
>しかし、現在オートファジーに良く効いて
>副作用の少ない薬は知られていません。
>オートファゴソームができる場所が
>判ったので、そこで働くタンパク質に
>作用する薬剤を作ればそのような効果の
>高い薬が得られる可能性があります。
 
 さらなる進展に大いに期待したい。

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2013年3月26日 (火)

チェルノブイリの教訓、翻訳

 チェルノブイリの教訓、翻訳が
日本学術会議」のホームページから参照
出来ます。
 
 チェルノブイリ20年の記録です。
 是非見てください。
 
 正しく恐れるための良い資料になる
のではないでしょうか?
 
 リンクは下記です。

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燃料電池は、すべてが量子反応のデバイスだった!―究極のエコ電池開発への大きな一歩―

2013年3月1日
大阪大学研究成果リリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 大阪大学大学院工学研究科の笠井秀明
教授らの研究グループは、原子核に古典論
を用いた従来の第一原理計算の限界を突破
するために、固体表面での世界初の
水素反応量子ダイナミクス理論(笠井理論)
を提唱し、数々の成果を上げてきました。
 
 その後、「量子ダイナミクス理論
(Naniwa)」は水素以外の元素および
固体内部に拡張され、
超高速計算アルゴリズムを搭載した
「量子第一原理計算(Hyper-Naniwa※2)」
として確立し、その応用範囲は一挙に拡大
しました。
 
 今回、これらの成果を究極のエコ電池
として期待されている固体高分子形燃料電池
〔PEFC〕に適用し、燃料電池内の反応すべて
が量子反応であることを突き止め、
これに基づく燃料電池の知的設計手法の構築
に成功しました
(関連特許:出願8件、うち国内登録が2件、
米国登録が1件)。
 
 本成果は、水素・燃料電池の研究開発と
製造技術に関する
第9回 国際 水素・燃料電池展
(9th Int'l Hydrogen & Fuel Cell Expo)
の研究発表大会(2月28日)とポスター展示
(2013年2月27日~3月1日)にて発表
されます。
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 難しいですね。
 
>本研究により、燃料電池の
>反応メカニズムはトンネル効果が本質的
>に寄与するものであり、燃料電池とは
>最先端の量子反応デバイスであることが
>明らかになりました。
>しかも、質量が非常に小さく量子効果が
>顕著に現れる水素だけではなく、
>酸素の量子効果をも考慮する必要性が
>明確になりました。
>これらの成果を利用して燃料電池を
>設計・開発するならば、
>高性能・ローコストな究極のエコ電池が
>実現可能になり、省エネルギー
>・低炭素社会の実現に大きく貢献すると
>思われます。
 
 だそうです。期待しましょう。
 従来の燃料電池はすごく高価ですから、

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2013年3月25日 (月)

災害救命救急現場を支援する「電子トリアージシステム」

2013年3月21日 Science Channel
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
動画です。
 
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 一瞬一秒が文字通り生死を分ける
災害現場などで、多数の傷病者を瞬時に
評価し、治療の優先順位を決める手法が
「トリアージ」です。
 
 これを情報工学の技術で改善・支援
しようという、電子トリアージシステム
の研究開発が進められています。
--------------------------------------
 
 良いですね。
 
 真っ先に電子化すべきシステムでは
ないでしょうか?

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岡山大:安価な超電導物質を開発 レアアース少なく

2013年03月22日 毎日jp
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 レアアース(希土類)をほとん
ど使わずに安価で製造できる鉄系の
超電導物質を開発したと、岡山大大学院の
野原実教授(物性物理学)のグループが
22日、発表した。
 
 電気抵抗がゼロになる超電導状態へ移行
する温度も、同タイプの物質では世界最高
記録となる絶対温度45度(零下228度)
まで引き上げることに成功、グループは
「価格と温度の両面で実用化につながる」
としている。
 
 従来の鉄系超電導物質は、サマリウム
など高価なレアアースを主成分として
使っていた。
 今回開発した物質はカルシウムと鉄が
主成分で、レアアースのランタンは
4%程度しか含まれない。(共同)
--------------------------------------
 
 良いですね。
安価というのは素晴らしい。
 
 ところで、鉄系超伝導物質はどういう所
で実用に供されるのでしょうか?
 
銅系のものよりも良いのでしょうか?
 
関連論文です。ご参考
東京工業大学

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ガン化のおそれの無いヒト iPS 細胞作製と,これら細胞から抗菌活性を有する白血球の開発にはじめて成功

2013/3/22
北海道大学
アスビオファーマ株式会社プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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研究成果のポイント
・ガン化のおそれの無いヒトiPS細胞を
 作製し,ここから特定の白血球への
 分化誘導に成功した。
 
・iPS 細胞由来白血球は,ヒト体内に存在
 する白血球と同等の機能を有する。
 
・生体内にて抗菌活性を発揮し,
 ヒト難治性感染症の細胞治療・予防法
 として期待できる。
 
 
-------
 ヒト白血球の一種であるマイト細胞は
結核菌感染等からの生体防御において重要
な役割を果たし,多発性硬化症等の
自己免疫疾患への関与も示唆されています
が,これまでその詳細な生理機能は
ほとんど解明されていませんでした。
 
 そこで,本研究ではマイト細胞をiPS化
し,ここから元の細胞へと分化させる方法
(再分化)で,マイト細胞の大量産生に
成功しました。
 
 産生された細胞はヒト生体内の
マイト細胞と同等な機能を示し,マウスに
移入することで細菌増殖を抑制することを
明らかにしました。
 
 この成果は,ヒト難治性感染症である
多剤耐性結核・非結核性抗酸菌感染
・院内感染等に対する新たな予防
・治療につながると期待されます。
--------------------------------------
 
 いろいろ出てきますね。
 
>遺伝子が傷ついていない
>(ガン化のおそれが無い)
>マイト細胞由来iPS細胞を多数取得
>することができました。
 
>今回の成果により,難治性感染症である
>多剤耐性結核・非結核性抗酸菌感染
>・院内感染等に対する新たな細胞予防
>・細胞治療や,今もその多くが
>原因不明であるヒト自己免疫疾患の
>病因解明や原因療法開発に道が拓ける
>と期待されます。
 
 期待しています。

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2013年3月23日 (土)

アルツハイマー病の血管からの投与による遺伝子治療実験に成功

平成25年3月18日
理化学研究所プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 老年期認知症の大半を占める
アルツハイマー病の発症の引き金となる
のは、脳内におけるアミロイドベータ
ペプチド(Aβ)の凝集・蓄積です。
 
 脳内のAβを分解するのがネプリライシン
と呼ばれるタンパク質分解酵素で、加齢や
症状の進行とともにネプリライシン量が
低下することが知られています。
 
 アルツハイマー病の症状を緩和するため、
ネプリライシン遺伝子をウイルスベクター
で直接脳内に注入し、ネプリライシンの
活性を増強してAβ量を減少させるという
治療法があります。
 
 しかし、この方法は外科的な手術が必要
であり、かつ脳全体にこの遺伝子を
いき渡らせることが技術的に困難でした。
 
 そこで理研と長崎大学の研究者らは、
ネプリライシン遺伝子を欠損させてAβを
蓄積させたアルツハイマー病モデルマウス
を使い、手術をせずに脳全体の神経細胞
だけに遺伝子を発現させる治療法の開発に
取り組みました。
 
 使用するウイルスベクターは血管から
遺伝子を投与するタイプで手術が不要な
ものとしました。
 
 これにネプリライシン遺伝子を組み込み、
モデルマウスに対して治療を行ったところ、
脳内のアミロイドやAβ重合体の量が減少
しました。
 
 また、空間学習や記憶能力をみる
迷路試験を行ったところ、野生型マウスの
レベルまで認知機能が回復することを確認
しました。
 
 今回開発したウイルスベクターは、
中枢神経系疾患の遺伝子治療の概念を
変える技術であり、全ての
アルツハイマー病の予防と治療法となる
可能性を持っています。
 
 ウイルスベクターを迅速・大量に生産
する技術の開発や安全性の問題をクリア
できれば、早期の臨床応用も期待
できます。
 
 
--------------------------------------
 
 Good Newsです。
 
>ウイルスベクターを迅速・大量に生産
>する技術の開発や安全性の問題をクリア
>できれば、早期の臨床応用も期待
>できます。
 
 大いに期待したい。

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気温:現在の地球の平均、1万年間で最高水準

2013年03月19日 毎日jp
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 現在の地球の平均気温は、この1万年
余りで最も高い水準にあるとの分析を、
米オレゴン州立大などのチームが
米科学誌サイエンスに発表した。
 
 現在の地球温暖化が人間活動で
起こされたことを裏付ける結果という。
--------------------------------------
 
 このままのエネルギー消費を続けて
良いのでしょうか?
 
 有識者は具体的な警告を発すべき
ですね。
 
 自分の国の国益しか考慮しない
ような人達ばかりではね~
 
 なんともしようがないということに
なるのが結論かな?
 
 もっと人間は賢明だと思いたいが、

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除染手当の抜き打ち検査情報が漏洩 業者、不払い口止め

2013年03月23日 朝日新聞デジタル
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
有料記事です。
 
--------------------------------------
 厚生労働省が抜き打ちで行うことに
なっている検査の情報が事前に漏洩し、
複数の業者が手当不払いを隠す目的で
作業員に口止めしていたことが
分かった。
 
 検査の信頼性が揺らぐのは必至だ。
--------------------------------------
 
 口止めとは、神経を疑う。
 
>厚労省労働基準局は「事前に知らせる
>のは必ずしも不適当と思わないが、
>口止めがあったとすれば問題。
>今後は完全な抜き打ちにする」
>としている。
 
 「事前に知らせるのは必ずしも不適当と
思わない。」
 → と言うのは理解できない。
 
 「今後は完全な抜き打ちにする」
 → 当たり前。
 
 抜き打ちでなくてどうして実態が
把握出来るのか?
 不思議。

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2013年3月22日 (金)

ヒトiPS細胞を生きたまま可視化できるプローブを開発

2013年3月19日 産業技術総合研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
--------------------------------------
ポイント
・レクチンプローブrBC2LCNを用いて、
 ヒトiPS細胞を生きたまま可視化し、
 効率よく検出
 
・rBC2LCNがHタイプ3とよばれるO型糖鎖
 に結合することを発見
 
・移植用細胞から腫瘍を引き起こす
 残存ヒトiPS細胞を除去する、安全な
 再生医療技術への応用にも期待
 
 
-------
 独立行政法人 産業技術総合研究所
(以下「産総研」という)
幹細胞工学研究センター器官発生研究チーム
伊藤 弓弦 研究チーム長、
小沼 泰子 主任研究員、
糖鎖レクチン工学研究チーム
平林 淳 研究チーム長、
舘野 浩章 主任研究員は、
和光純薬工業株式会社試薬事業部
試薬開発本部 ライフサイエンス研究所
(以下「和光純薬工業」という)
と共同で、培養液に添加するだけで
ヒトiPS細胞(以下「iPS細胞」という)を
生きたまま可視化できる
iPS細胞高感度検出レクチンプローブ
rBC2LCNを開発した。
 
 また、rBC2LCNがiPS細胞の膜タンパク質上
のHタイプ3と呼ばれるO型糖鎖に結合する
ことを明らかにした。
 
 rBC2LCNを用いると、良質なiPS細胞を
簡便に見分けることが可能となり、
iPS細胞の品質管理と培養の効率化が
期待される。
 
 iPS細胞を用いた再生医療の課題の
1つに、移植用に作製された細胞に残存
するiPS細胞が腫瘍形成の要因となること
がある。
 
 このプローブを用いて、残存iPS細胞を
可視化し、除去することで、腫瘍形成の
回避への貢献が期待される。
 
 なお、この技術の詳細は2013年3月22日
に神奈川県横浜市で開催される
第12回日本再生医療学会総会で発表される。
 
 また、米国の論文誌STEM CELLS
Translational Medicineに
オンライン掲載される。
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 今回開発のプローブ良さそうですね。
 
>rBC2LCNを用いると、良質なiPS細胞を
>簡便に見分けることが可能となる
 
 とのこと。
 期待しましょう。

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日本が資源大国に!?南鳥島沖で高濃度のレアアース発見

 
>2013年3月21日、独立行政法人
>海洋研究開発機構(JAMSTEC)と
>東京大学は21日、南鳥島周辺に
>超高濃度レアアース泥を発見したと
>発表しました。
>中国が独占状態にあるレアアース資源。
>今回の発見により、日本は資源大国に
>なるのでしょうか?
更新日: 2013年03月22日
NAVERまとめ
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
>濃度は世界産出量の9割を占める中国の
>陸上鉱床(通常300~500ppm)
>の10倍以上
 
>埋蔵量は国内消費の数百年分以上
 
>少なくとも現金に換算して200兆円以上
 
>水深や環境条件など技術・コスト面で
>課題が残ると指摘する専門家もいる
 
>世界を見ても、これほどの深海での
>資源開発の実績はなく、採掘技術や
>コストに課題が残る
 
 レアアースが含まれている泥のある場所
は「深さ5,000メートル以上」の海底
らしい。
 
 難しそうですが魅力大。
 
 メタンハイドレートもあるし、海底は資源の
宝庫です。

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脂肪のもとで乳房再生 鳥取大5人に、がん切除部に移植

2013/3/20 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 脂肪の組織になる能力がある
「脂肪幹細胞」を本人の体から採り、
乳がんの手術で乳房を部分的に切除した
部位に移植し、乳房を再生する臨床研究
を鳥取大病院(鳥取県米子市)が5人に
実施し、成功したことが同病院への取材
で20日、分かった。
 
 担当の中山敏准教授によると、患者の
経過は良好という。
 
 鳥取大病院によると、移植手術は
昨年9月~今年1月、神奈川県や大阪府
など5府県の30~60代の女性に実施した。
 
 乳がんで、乳房をできるだけ残す
温存手術を受けてから1年以上経過し、
がんの再発や転移がない人が対象。
 手術後5年間、安全面など経過を見る。
 
 今回の方法では、移植した組織に
脂肪幹細胞が多く含まれるため、
新しい血管が作られやすく、組織が生きた
状態で残りやすい。
 
 中山准教授は「脂肪そのものを移植する
よりも定着しやすい」と話す。
 鳥取大病院は、実施症例を増やし、
有効性を確かめる研究をする予定で、
今後普及を目指す。
 
 成果は、21日から横浜市で開かれる
日本再生医療学会で発表する。〔共同〕
--------------------------------------
 
 良さそうです。
 
 再生医療いよいよ臨床研究段階に
入りましたね。
 細胞シートの利用は有望だと思います。
 臨床も近い?

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2013年3月21日 (木)

がん幹細胞の撲滅による新しいがん治療法の開発に成功

平成25年3月19日
科学技術振興機構(JST)
九州大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
○がん細胞の根源であるがん幹細胞は
 ほとんど増殖しない冬眠状態のため、
 抗がん剤が効かない。
 
○冬眠の維持に必要なたんぱく質
 「Fbxw7」を無力化すると、
 がん幹細胞が眠りから覚めて、抗がん剤
 で死滅することを発見。
 これを「静止期追い出し療法」と命名。
 
○白血病をはじめとする多くのがんの
 根本治療の実現に期待。
 
 
-------
 JST 課題達成型基礎研究の一環
として、九州大学 生体防御医学研究所の
中山 敬一 主幹教授らは、細胞周期を
調節するたんぱく質であるFbxw7を
抑制することによって、がん幹細胞を
直接たたき、生存率を大幅に改善させる
ことに成功しました。
 
 近年、がん研究においては「がん幹細胞」
が注目されています。
 
 「がん幹細胞」自体は非常に数が少なく、
それ自体はほとんど増殖しません
(冬眠状態=静止期)。
 
 しかしその子孫である「がん細胞」は
急速に増殖し、最終的に生命を脅かします。
 
 従来の抗がん剤や放射線療法は、
この急速に増殖する「がん細胞」を一時的
に殺すことができても、あまり増殖しない
「がん幹細胞」にはほとんど効果が
ありません。
 
 治療後に残存したがん幹細胞から再び
がん細胞が生じ、再発や転移を引き起こす
と考えられるため、がんの根本的な治療
にはなっていませんでした。
 
 つまり、がんを完全に治療するためには、
このがん幹細胞を根本的にたたく方法の
開発が必要ですが、がん幹細胞が静止期
にある基本的なメカニズムが明らかに
なっていなかったため、効果的な治療法
がありませんでした。
 
 本研究チームは、がん幹細胞が静止期に
とどまる機構を明らかにし、その中心的な
たんぱく質Fbxw7を発見しました。
 
 実際に慢性骨髄性白血病モデルマウスで
人工的にFbxw7を欠損させると、
白血病のがん幹細胞が静止期から
追い出され、増殖が再開して抗がん剤で
死滅しました。
 
 つまり「Fbxw7の抑制」
+「抗がん剤」の併用により、治療後の
再発を減少させ、生存率を大幅に改善
させることに成功しました。
 
 このがん幹細胞を撲滅する新方法を
「静止期追い出し療法」と命名しました。
 
 本研究は、Fbxw7ががん幹細胞の
増殖を抑制し、治療抵抗性の原因となって
いることを示した初めての報告です。
 
 Fbxw7の働きを抑える阻害剤が
実現すれば、がん根治療法を実現すること
が期待されます。
 
 本研究成果は、2013年3月18日
(米国東部時間)に米国科学雑誌
「Cancer Cell」の
オンライン速報版で公開されます。
--------------------------------------
 
 素晴らしいですね。
 
>がん根治療法を実現することが期待
>されます。
 
 と言ってます。
 
 大いに期待したい。
 再発無しに出来ると、

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脳梗塞回復期におけるグリア細胞の働きの解明

2013.03.13
NIPS 生理学研究所
群馬大学大学院 医学系研究科
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
--------------------------------------
 脳梗塞により脳の機能の一部が失われる
が、適切なリハビリテーションを行えば
ある程度は回復が見込める。
 
 しかし、この回復の詳細な過程はまだ
明らかではない。
 
 脳梗塞後の機能回復の過程において、
直接障害を受けていない反対側の脳の働き
が注目されている。
 
 これまでの本研究グループのマウスを
用いた研究では、感覚野の脳梗塞後
2日~1週間の間で反対側の感覚野の活性化
が起こり、神経回路の再編成が起こった
のち、健常な側の脳が従来両側の脳で分担
していた役割を担うようになること
によって、脳梗塞によって失われた機能の
回復が起こることを報告している
(Takatsuru et al., J. Neurosci., 2009)
 
 今回、群馬大学大学院医学系研究科の
高鶴 裕介 助教は、自然科学研究機構
生理学研究所の鍋倉 淳一 教授と共同で、
この脳の働きが活性化している過程に
おいては、脳のグリア細胞(脳を構成する
細胞のうち、神経細胞の働きを助ける細胞)
が大変重要な働きをしていることを解明
した。
 
 米国神経科学会雑誌(ザ・ジャーナル・
オブ・ニューロサイエンス、2013.3.13)
に掲載される。
 
 脳梗塞時には、健常な側の脳では機能回復
に必要な神経回路の再編成に伴い、興奮性の
神経伝達物質であるグルタミン酸が大量に
放出されているが、その濃度が高く
なりすぎると神経細胞を傷害してしまう。
 
 研究グループは、動物を生きたままの
状態で観察することができる二光子レーザー
顕微鏡と呼ばれる最先端の顕微鏡を使い、
末梢神経を刺激した時の神経細胞および、
グリア細胞の活動性を測定したところ、
神経回路が再編成している時期では
グリア細胞の活動が高まっていることを
発見した。
 
 一方、このグリア細胞が本来行っている
グルタミン酸回収を抑制してしまうと
機能回復が起こらないこともわかった。
 これらのことから、神経細胞の周りの
グリア細胞が、グルタミン酸濃度が
上昇しすぎないように調整していること
が、脳梗塞後の機能回復に重要である
ことを明らかにした。
--------------------------------------
 
>今回の発見は
>(1)脳梗塞後の機能回復に障害を
>   受けていない健常な側の脳の働きが
>   重要であること
 
>(2)その働きにおいて、グリア細胞が
>   重要であること
 
>(3)グリア細胞は神経細胞の一過性の
>   過剰興奮を抑制することで脳を
>   保護していること、
 
>を明らかにした。
 
>グリア細胞を新たな標的として研究して
>いくことにより、これまで以上に
>効果的な脳梗塞後の機能回復に向けた
>治療法が開発されることが期待できる。
>今後は、脳梗塞後の機能回復の過程で
>グリア細胞の働を効率よく活性化できる
>ような新薬の開拓・開発を目指していく
>予定である
 
 素晴らしい発見ですね。
 期待したい。

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2013年3月20日 (水)

次世代光源用光陰極直流電子銃から500keV大電流ビーム生成に成功

平成25年 3月14日
独立行政法人日本原子力研究開発機構
大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構
国立大学法人広島大学
国立大学法人名古屋大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
--------------------------------------
発表のポイント】
○世界に先駆けて次世代光源用光陰極
 直流電子銃からの500keV
 大電流ビーム生成に成功
 
○次世代光源実現により、放射性核種の
 非破壊分析技術、生体細胞の高分解能
 イメージング技術、持続可能な
 社会実現のための光合成や触媒研究の
 進展が期待
 
 
-------
 独立行政法人日本原子力研究開発機構
量子ビーム応用研究部門の西森信行研究副
主幹、大学共同利用機関法人高エネルギー
加速器研究機構加速器研究施設の山本将博
助教、国立大学法人広島大学先端物質科学
研究科の栗木雅夫教授及び国立大学法人
名古屋大学工学研究科の桑原真人助教らの
共同研究グループは、世界に先駆けて
500keVの大電流ビームを生成できる
光陰極直流電子銃1)を開発しました。
 
 これにより、放射性核種の非破壊分析
を可能にする大強度γ線2)源や、
生体細胞の高分解能イメージング、
持続可能な社会実現のための光合成や
触媒の研究における新たなツール
としての高輝度・短パルスX線源など、
次世代光源へ道を開きました。
--------------------------------------
 
>次世代X線放射光源や自由電子レーザー
>開発を目的としたエネルギー回収型
>リニアック(ERL)3)の研究が、共同研究
>グループや、米国、ドイツ、中国で
>進められています。
>この光源を実現するには、500keV以上の
>エネルギーを持つ高品質ビームを大電流
>で生成する光陰極直流電子銃の開発が
>必須とされ、20年以上世界で開発が
>進められてきましたが成功に至って
>いませんでした。
 
 500keV大電流ビーム生成に成功
 素晴らしいですね。
 
 研究にはそれにふさわしいツールが必要
です。
 
 これによる研究のさらなる進歩に期待
します。

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福島第一2号機、汚染水の漏えい箇所わからず

2013年3月15日  読売新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
--------------------------------------
 東京電力は、福島第一原子力発電所
2号機にロボットを投入し、汚染水が
漏れ出している可能性の高い配管8本を
調べたが、漏えい箇所を突き止められない
まま、15日に調査を終了したと発表した。
 
 漏えいが疑われているもう一つの場所
「圧力抑制室」を調べるには、水中で
動ける新ロボットを開発する必要があり、
調査は長期化が避けられなくなった。
--------------------------------------
 
 なんとも情けないですね。
 こんなもんなのかな?
 
 ほとんど手が出せない。
 
 廃炉が完了するのはいったい何時に
なるのか?
 
 停電もあった。バックアップ体制は
不十分。
 
 旧態依然と行って良い。
 増のは不安ばかり。

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放射性セシウムの特殊な吸着挙動を解明

平成25年3月15日
独立行政法人日本原子力研究開発機構
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
--------------------------------------
【発表のポイント】
○放射性セシウムが、従来考えられていた
 細かい粘土鉱物だけでなく、大きな粒径
 の鉱物にも強く吸着していることを
 見いだしました。
 
○これは、放射性セシウムの濃度が他の
 微量元素に比べて極めて低いために
 生じる特異的な吸着挙動によるもの
 であることを突き止めました。
 
○土壌の粒度だけでなく、鉱物組成を
 判断要因としたふるい分けにより、
 より効果的な放射性セシウム除去が
 可能となります。
 
 
-------
 放射性Csがどのような鉱物にどのように
吸着しているかを明らかにしたことで、
除染を行う地域の土壌に含まれる鉱物の
種類と粒径によって、どの程度の粒度まで
除去すればよいかの判断基準を与えること
ができ、より効果的な除染を行うことが
可能となります。
 
 これらの成果は、日本原子力学会が
発行するJournal of Nuclear Science
& Technology誌に近く掲載されます。
--------------------------------------
 
 良いことのようですが、本当に除染
出来るのでしょうか?
 
 年間1ミリシーベルト以下は達成
出来ないと思います。
 
 出来ないものは出来ないと言い切って
貰いたい。
 
 「目標とする」などという中途半端な
言い方は止めて貰いたい。
 
 全く無責任。
 出来るような幻想を与えるだけ。
 その代わり移住出来る選択肢を与える
べきです。
 移住するかどうかは住民の意思。
 
 それだけ危険なものを推進してきた
と自覚して貰いたい。
 お金もかかるのです。
 原発に経済的な優位性はない。
 
 それでもやるならやるではっきり
させてください。
 
 多分今のままでしょうけど、
 
 電力改革は後退、原発廃止も後退。
 最終処分場の見通しも無し。
 こんなもので良いのでしょうか?
 
 政治改革なくして新の成長は
望めないと思う。
 
 今のような中途半端な施策では
とうてい無理でしょう。

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2013年3月19日 (火)

水深1万メートル超での海底地震計

2013年3月15日
サイエンスポータル編集ニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
--------------------------------------
 海洋研究開発機構は、
水深11,000メートルまでの深海海底に
設置可能な“超深海型”の海底地震計を
開発し、宮城県沖の日本海溝海域で
性能通りの観測データを得たことを発表
した。
 
 これまでの海底地震計は、耐圧性能の
問題から、水深6,000メートルより深い
海底では観測できなかった。
 
 今後は、地球上の全ての海域で観測が
可能になるという。
--------------------------------------
 
 素晴らしい。
 地震国日本では必須の測定器。
 
 関連リンクです。
平成25年3月14日
独立行政法人海洋研究開発機構
日本海洋事業株式会社

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排熱から電気をつくる「熱発電チューブ」の発電検証を開始

2013年3月15日
独立行政法人新エネルギー
・産業技術総合開発機構
パナソニック株式会社
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
--------------------------------------
 NEDOの委託事業「省エネルギー革新技術
開発事業」において、
パナソニック株式会社は、環境モデル都市
・京都市のごみ処理施設である東北部
クリーンセンターの排熱を利用した
「熱発電チューブ」の発電検証試験を
開始します。
 
 熱発電チューブは、熱が伝わりにくい
熱電変換材料[1]と、熱が伝わりやすい
金属を交互に傾斜して積層した構造により、
熱の流れと垂直な方向に電気が流れる現象
を利用し、チューブ状に加工した
傾斜積層構造体の中にお湯を流す等
により、チューブの内側と外側とで温度差
をつくり発電するものです。
--------------------------------------
 
 良いですね。
 どんどん挑戦しましょう。
 
>平成25年度末まで検証試験を実施し、
>本事業で開発した熱発電ユニットの
>発電性能の検証をいたします。
 
>具体的には、ごみ焼却で発生する熱
>のうち、利用できていない低温域の
>熱で作り出した温水と、施設内の
>冷却水を用い、400W/リッポウメートル以上
>の発電量を得ることを目標として
>います。

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2013年3月18日 (月)

ヒッグス粒子、ほぼ確実…欧州研究機関が見解

2013年3月15日 読売新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
 ほぼ確実だと言っていますね。
 
 関連記事のリンクです。
2013/03/15
 
 元ねたですかね?

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過剰な免疫反応にブレーキをかけるT細胞が作られる共通の仕組みを解明

平成25年3月15日
科学技術振興機構(JST)
東京医科歯科大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
ポイント
○免疫を抑制するT細胞が作られる共通の
 メカニズムは不明であった。
 
○STIM分子を介したカルシウム流入が
 抑制機能を持つT細胞の成熟に必須。
 
○新たな自己免疫疾患のマーカーや
 治療への応用に期待。
 
 
-------
 JST課題達成型基礎研究の一環として、
東京医科歯科大学 歯と骨のグローバル
COEプログラムの大洞 将嗣 特任准教授
らは、免疫細胞の中でも、過剰な免疫反応を
抑えるさまざまなT細胞注1)
(抑制性T細胞)が作られる共通の
メカニズムを発見しました。
 
 抗原を認識して免疫反応を開始する
リンパ球の一種のT細胞は胸腺で作られ
ます。その成熟過程では一部、自分の体の
成分(自己抗原)に反応する(自己反応性)
ものが現れますが、危険であるために
その多くは選択的に排除されます。
 
 一方で、過剰な免疫反応を抑制し、
生体の恒常性を維持する抑制性T細胞は、
自己反応性を持っています。
 
 抑制性T細胞が自己反応性を持って
いながら排除されずに作られてくる
分子的なメカニズムについて、これまでに
さまざまな研究が行われていますが、
詳細は不明のままでした。
 
 大洞特任准教授は今回、STIM1、2
注2)というカルシウムの量を調整する
たんぱく質を欠損したマウスが、抑制機能
を持つT細胞を全く持たなかったことを
発見しました。
 
 さらに、STIM1、2が働いて細胞内
へのカルシウム流入が起きることが、
抑制性T細胞の増加や成熟に必須であり、
知られている抑制的なT細胞全てに共通した
分化メカニズムであることを明らかに
しました。
 
 今後、抑制機能を持つT細胞を人工的に
作製・誘導する場合にSTIM分子が
必須因子として役立つものと考えられます。
 
 また、STIM分子の人為的制御による
過剰な免疫応答を抑制する治療法開発に
つながる可能性があり、
シェーグレン症候群注3)や運動麻痺を
起こす多発性硬化症などの自己免疫疾患の
治療に役立つことが期待されます。
 
 本研究成果は、2013年3月14日
(米国東部時間)に米国科学誌
「Immunity」のオンライン速報版
で公開されます。
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 免疫システムは複雑でうまく制御
出来ませんでしたが、少しずつですが
解明されてきましたね。
 
 今回の発見はなかなか良さそうです。
 
 STIM分子の人為的制御による過剰な
免疫応答を抑制する治療法開発につながる
と良いですね。
 STIM分子の人為的制御による過剰な
免疫応答を抑制する治療法開発につながる
と良いですね。
 
 多発性硬化症治療に関しては、こちら
の記事も要注意ですね。
2013年2月23日

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ZNK細胞免疫療法の第Ⅰ相臨床試験、テラ

2013年03月15日 qlifepro
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 テラは、長崎大学病院と新規技術を
用いたNK細胞療法である
「ZNK(R)細胞免疫療法」の第1相臨床試験
を開始すると発表した。
 
 NK細胞療法とは、患者の血液を採取し、
体外で培養、活性化したNK細胞を
点滴静脈投与で体内に戻す治療法である。
 
 本試験では、固形がん患者に対して、
ZNK(R)細胞免疫療法の安全性の確認および
用量漸増による最大耐用量の検討を
主要評価項目とし、抗腫瘍効果の評価を
副次評価項目として実施する。
 
 NK細胞の数と活性が低下している
進行がん患者において、NK細胞を体外で
増幅・活性化することができれば、
画期的な治療法となる。(堤朝子)
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 良いですね。
 どんどん進めて貰いたい。
 
 良い結果が出るよう祈ってます。
 
 免疫療法は身体の負担が軽く素晴らしい
治療法だと思うのですが、なかなか
進みませんね。

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2013年3月17日 (日)

ウイルス感染のしくみ解明 九大など、予防・薬開発に道

2013/3/13 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 九州大と宮崎大の研究グループは12日、
エイズウイルス(HIV)などが人間の
細胞に感染する際に結合する物質の
形成メカニズムを解明したと発表した。
 
 形成を阻害する化学物質を見つければ、
エイズなどの予防・治療薬の開発に
つながる可能性があるとしている。
 
 
 研究内容は12日付の英科学誌
ネイチャー・コミュニケーションズ
(電子版)に掲載された。
 
 HIVや手足口病などのウイルスは、
細胞表面のたんぱく質に「硫酸基」と
呼ばれる物質が付いていると、この部分に
結合する。
 
 硫酸基は、たんぱく質が特定の酵素に
付着してできることが分かっていたが、
付着のメカニズムは不明だった。
 
 九大農学研究院の角田佳充准教授らの
グループは大型放射光施設
「SPring―8」などを使った
たんぱく質の構造解析で、たんぱく質の
柔らかい部分が酵素に深く食い込み、
その部分に硫酸基が形成されることを
発見した。
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 蛋白質に付着する特定の酵素を特定
できたということでしょうか?
 
 その酵素に別の化学物質を付けて
硫酸基が出来るのを阻害しようという
ことらしい。

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EV普及のカギ「無線給電」 循環バス実証で見えたもの

2013/3/13 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 ワイヤレス給電は非接触給電とも
呼ばれ、金属接点やコネクター、コード
などを介さずに電力を伝送する技術を
指す。コードレス電話や電動歯ブラシなど
で既に活用されているが、EVにも応用する
動きが盛んになってきた。
 
 実証車輌は蓄電容量で35kWh分のリチウム
(Li)イオン蓄電池を搭載する。
 1回8kmの走行で消費する電力は蓄電容量
の4割弱で済む。
 蓄電池の搭載容量は乗用車型EVの
1.5~2倍だが、乗車スペースはEVに改造
する前の仕様と同じ31人乗りを維持した。
 
 充電作業について尋ねた女性運転士は
「太くて重いケーブルでつながった端末を
差したり、抜いたりするのに比べて
ワイヤレスはずっと楽。
 車内で操作できるので雨や雪の日も
負担は小さい」とワイヤレスの利便性を
素直に評価していた。
 
 コンセント不要のワイヤレス給電技術
には、「電磁誘導方式」「磁界共鳴方式」
「マイクロ波方式」の3種の方法がある。
 
 このうち大きなエネルギーを伝送
しやすいのは電磁誘導で、磁界共鳴、
マイクロ波の順に難しくなる。
 反対に、最も遠くまでエネルギーを
伝送できるのがマイクロ波で、磁界共鳴、
電磁誘導の順に距離を延ばすための
難易度が高まる。
 
 位置ズレ問題解消の切り札と目される
磁界共鳴方式は、技術を実証した
MITグループがワイヤレス給電の開発会社、
ワイトリシティを立ち上げ、米自動車部品
大手のデルファイなどと提携して開発を
進めている。
 
 国内でもトヨタ自動車やIHIなどが同社
と提携して磁気共鳴方式の開発に
取り組んでいる。
 
 大きなエネルギーの伝達が課題とされる
磁界共鳴方式だが、ワイトリシティでは
20cmの距離で3kW程度までの伝送に成功して
いる。
 
 大伝送など技術がさらに進めば、
走行中のEVへの給電も可能になるとの
見方がある。
 
 ワイヤレス給電技術の進展は、蓄電池
技術の限界を補う可能性があり、EVに
対する評価を大きく変える可能性がある。
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 面白い話題ですね。
 給電はプラグ式だけではない。
 
 私としは、ワイヤレス給電技術の進展
に期待したい。

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「ネットの天才」の死が問いかけたもの 情報独占との闘争

2013/3/16 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 今年1月、10代の頃から
インターネット業界で天才プログラマー
として知られたアーロン・スワーツ氏が
ニューヨーク市内の自宅アパートで死亡
しているのがみつかった。
 享年26歳。首つり自殺とみられる。
 
 
 今回のスワーツ氏の事件が社会に
投げかけた問題点が3つある。
 
 第1に、学術論文は誰のものかという
疑問である。
 
 ゲリラオープンアクセス宣言のなか
でも、同氏は「研究者が同僚の学術論文
を読むのに多額の料金を払うのは
おかしくないか?
 先進国の名門大学が科学論文を独占
して、途上国の子供たちから隠している
のはおかしくないか?」と述べ、高額の
論文閲覧料を問題視している。
 
 2点目は、米国では著作権侵害が
被害者の訴えが必要のない「非親告罪」と
なっていることだ。
 
 スワーツ氏はハーバード大学研究員の
肩書を持っており、ダウンロード先の
論文データベースのアクセス権を
持っていた。「盗んだ」わけではない。
 また、ダウンロードした記事や論文を
一般公開したわけでもないので、実害も
ない。そのため、同データベースは
スワーツ氏に対する訴えを11年に
取り下げていたのである。
 
 それでも、MITの所在地である
マサチューセッツ州の検察当局は起訴に
踏み切った。
 
 第3に若者のハッカー精神とどう対峙
すべきかという問題だ。
 
 政府がハッカーに対して、サイバーテロ
や機密情報の流出の可能性を本気で懸念
しなくてはいけない現代社会。
 一方で、「知識を共有するのは
罪じゃない。企業に独占させるな」と
訴えて学術論文を手にいれたスワーツ氏。
 性質の全く異なる2つのハッカーを
どう法律で裁いていくのか。
 国家は難しい課題に直面している。
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 考えさせられますね。
 
 こういう問題提起は若者でないと
出来ない。
 新鮮な考え方をもっていないと
出来ないと思う。
 
 ある意味、何も知らない子供の
素朴な疑問ですね。
 
 特許もそうです。
 特に医療系の特許は問題がある。
 企業を守らなければ成り立たない
部分は理解できますが、
 貧困で困っている人達の救いを
妨げる面を持っている。
 
 真剣に考察すべき問題では
ないでしょうか?
 
 痛ましい事件だと思う。

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2013年3月16日 (土)

黄斑変性、新薬で改善 進行止め、視力アップも

2013年3月12日 朝日新聞デジタル
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
有料記事です。
 
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 視野がゆがんだり欠けたりして、失明
にもつながりかねない目の病気
「加齢黄斑変性」。
 
 iPS細胞(人工多能性幹細胞)を
使った初の臨床研究が注目を集めている
が、一般的な治療では抗VEGFという
種類の新薬が効果を上げている。
 診断装置も進歩し、軽症のうちに
見つけて治療しやすくなった。
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 再生医療が臨床の場に出てくるのは
まだ先の話になると思われますので、
これは良いニュースだと思います。
 
>抗VEGF薬は08年以降、これまでに
>3製品が承認された。
>09年販売開始の「ルセンティス」
>(一般名・ラニビズマブ)が最も普及し、
>41人を対象にした国内の臨床試験では、
>注射を始めて1年で3割の視力が改善、
>そのほかも全員が視力を保てていた。
 
 良い結果が出ているようです。
 視力が回復する例もある。
 素晴らしいです。
 
 軽度のうちに見つけて治療することが
必須です。神経が死んでからでは遅い。

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Google Reader終了、ヤフーが「My Yahoo!」への引越しツールを爆速準備中!!

2013/03/14 マイナビニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
参考情報です。
 
 私、Google Readerを使用しているので
残念ですね。
 
 なんで終了するんでしょう?
 利用者は沢山いるはずなんですが、
 
 テキストなんだからメモリはそんなに
喰わないはずなのに、
 
 Google mapのストリートビューは
メモリ喰いそうですが、注目のサービス
ですから止められない。

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緑茶、コーヒーが脳卒中リスク減 飲まない人より2割

2013/3/15 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 緑茶やコーヒーをよく飲む人は、
飲まない人に比べて脳卒中になるリスクが
2割程度低かったとの研究結果を、
国立がん研究センター(東京)と
国立循環器病研究センター(大阪)の
チームが15日、発表した。
 
 緑茶の血管保護効果やコーヒーの血糖値
改善効果が影響している可能性があるという。
 
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 コーヒーをよく飲む人は飲まない人に
比べて脳卒中になるリスクが低くなると
言う話しは前から出てましたね。
 
 これは事実としてしっかり知って
おかないといけないですね。
 
 私、毎日コーヒー飲んでます。
 脳卒中になるリスクが少し減って
いると言うことになる。

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2013年3月15日 (金)

肺炎の進展を阻止する新たな分子の発見

2013/03/12
東京大学大学院農学生命科学研究科
プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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発表のポイント
・肺炎が起こった時に産生されるプロスタ
 グランジンD2という物質が、肺血管の
 透過性を抑えることで炎症を強力に抑制
 することを発見した。
 
・肺炎を起こしたマウスに、プロスタ
 グランジンD2受容体の作動薬を投与する
 と、その症状(炎症と致死率)が改善
 された。
 
・本結果はこれまでにない、新しい肺炎
 治療薬の開発につながる可能性がある。
 
 
-------
 肺炎は細菌やウイルスが肺に感染して
炎症を起こす病気であり、がん、心臓病、
脳卒中に続く日本人の主要な死亡原因
である。
 
 この病気は特に高齢者や慢性疾患患者が
かかりやすく、治療が難しい。
 
 病態の進行を止める目的で、抗菌剤など
が治療に用いられているが、炎症が悪化
して肺に水が溜まってしまう(肺水腫)
と治療はさらに難しくなるため、新しい
治療法の開発が求められている。
 
 東京大学大学院農学生命科学研究科の
村田幸久助教らの研究グループは、肺炎が
おこった時に産生される
プロスタグランジンD2 (PGD2)(注1)
という物質が、肺血管のバリア機能を
強めることで、炎症を強力に抑える作用
をもつことを発見した。
 
 さらに、このシグナル(受容体)を
刺激する薬を投与することで、マウスの
肺炎症状を改善し、その死亡率を改善する
ことに成功した。
 
 本研究成果は血管を標的とした新しい
肺炎治療薬の開発につながる可能性が
ある。
---------------------------------------
 
>日本の肺炎による死亡率はがんや
>心筋梗塞、脳梗塞に次いで第4位であり、
>非常に高いため、注意が必要な疾患で
>ある。
 
 そうですね。
 
>炎症を効率的に抑える新薬の開発が
>求められている。
 
 今回の(PGD2)は良さそうです。
 
 治験を始められるようになるのは
いつ頃でしょうか?

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スパコン「京」によるIT創薬 100億通りの創薬データベース開発

2013年3月13日 Science Channel
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
動画です。
 
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 スーパーコンピュータ「京」を使って、
医薬品開発を大幅に効率化しようという
研究プロジェクトが2012年秋から始まり
ました。
 
 コンピュータを使って医薬品を開発する、
いわゆる「IT創薬」は、計算機の進歩と
ともに大きな注目が集まりつつあります。
---------------------------------------
 
 「IT創薬」良いですね。
 
 効果的な薬を開発するためには、多くの
組み合わせの中から選別しないといけない。
 
 百億通りとはすごい数ですね。
 だから薬の開発にはすごく時間がかかる
し、お金もかかる。
 
 なるほど。

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2013年3月14日 (木)

工学研究科の北川准教授らの研究グループは高品質なバイオ燃料連続製造装置を完成させました

2013年3月14日 東北大学
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
動画があります。
 
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 化学工学専攻の北川准教授らの
研究グループは、どんな原料からも
高品質なバイオ燃料(バイオディーゼル)
を連続製造できる画期的な装置を完成
させました。
 
 技術のポイントは、固体触媒として汎用
のイオン交換樹脂を用い、その反応触媒能
と物質吸着能を同時に発現させることで、
すべての油成分をバイオディーゼルに変換、
かつ、不純物の除去を達成した点です。
 
 その結果、反応器に原料を通すだけの
簡便な操作で高品質燃料の連続的な製造を
実現し、さらに、運転用ソフトウェアも
併せて開発することで全自動運転を可能と
しました。
---------------------------------------
 
 動画を見るとわかりやすいですね。
 
 良さそうです。
 
 「どんな原料からも」というのがミソ。
 
 大豆とか、トウモロコシなどの食料から
作るのは問題ありです。

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えのきヨーグルト発売 県農協直販と信大開発

2013年3月3日 中日新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 県農協直販(長野市)は二月二十八日、
県産エノキダケから抽出したエキスで製造
したヨーグルトを、信州大と共同開発した
と発表した。
 
 一日から県内全域の小売店約百店舗で
販売を始めた。
 
 開発に携わった信州大工学部の松沢恒友
特任教授によると、エキスは
国立がんセンター研究所と
県厚生連北信総合病院(中野市)の
共同研究で、動物実験段階では免疫機能の
増強作用を確認したという。
 
 松沢特任教授は「インフルエンザなどの
感染症に予防効果を期待できるのでは
ないか」と話している。
 
 JA全農長野などと共同で、免疫細胞数
を測定する試験を実施中で、検証が終わり
次第結果を公表する。
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 面白いですね。
 
 エノキダケから抽出したエキスで
免疫機能の増強作用を確認した。
 とのことです。
 
 乳酸菌との相乗効果はないかな?
 
>検証が終わり次第結果を公表する。
 
 ということですから一応注目して
おきましょう。

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培養軟骨:4月から保険適用へ

2013年03月13日 毎日新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 厚生労働省中央社会保険医療協議会は
13日、患者本人の軟骨細胞を体外で培養
して移植する「培養軟骨」について、4月
から保険適用とする方針を了承した。
 
 スポーツなどで軟骨が欠けたり、
剥がれ落ちたりする「軟骨欠損症」と
「離断性骨軟骨炎」の膝関節での治療が
対象となる。
 
 「ジャパン・ティッシュ・
エンジニアリング」(愛知県蒲郡市)が
同社の培養軟骨(商品名ジャック)への
適用を求めていた。
 
 患者の細胞から体の組織を作る
再生医療技術を使った製品に保険が適用
されるのは、同社の「培養表皮」
(商品名ジェイス、08年12月適用)
に続き2例目。
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 良いですね。保険適用。
 再生医療、少しずつですが進んでいます。

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2013年3月13日 (水)

イレッサ効かない患者向け治療法 金沢大と名大教授

2013/3/12 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 金沢大学の矢野聖二教授や竹内伸司助教、
名古屋大学の長谷川好規教授らは、
肺がん治療で使われる薬
「イレッサ(一般名ゲフィチニブ)」が
効かない患者向けの治療法を見つけた。
 
 マウスを使った実験では、リンパ腫治療用
の既存の抗がん剤と併用すると、肺がんの
細胞が消えた。
 
 2013年度内の臨床試験(治験)実施を
目指す。
 
 イレッサはがん細胞だけをたたく
分子標的薬の一種。
 細胞の増殖を促すたんぱく質を
狙い撃ちし、その働きを妨げる。
 
 「タルセバ(同エルロチニブ)」も
同じ仕組みで働く。
 特定の肺がん患者で高い治療効果が
ある一方で、BIMと呼ぶ遺伝子が
変異して効かない人も1割ほどいる。
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 既存の抗がん剤との併用で肺がんの
細胞が消えるとは素晴らしい。
 
>2013年度内の臨床試験(治験)実施
>を目指す。
 とのことですが、もう少し早くならない
ものでしょうか?

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被災地以外にも使われる震災復興予算 その本質的な原因と対策を問う

2012年10月23日
DIAMOND online 特別レポート
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 今回指摘された復興予算の使い道
について国民は怒っているが、
政府あるいは霞が関の立場から言えば、
何が問題なのか、今さら何を言っている
のか、と反論したいところであろう。
 
 なぜなら、被災地以外に復興予算を
使えることは、復興の基本を定めた法律
である東日本大震災復興基本法に
規定されているからである。
 
 要するに、今回の事態は、予算獲得ゲーム
に参加するプレーヤーが、震災復興という
大義の下に、合理的な行動をとった結果
なのである。
 
 問題の発端は、復興予算の総額の見積り、
すなわち19兆円にある。
 それが過大だったのだ。
 
 予算査定は財務省の権限だというならば、
まさに、これを精査し、査定するのが、
財務省の仕事ではないか。
 
 新聞やテレビで復興予算の報道が
繰り返されているが、不思議にも、
財務省についての指摘は皆無に近い。
 
 去る10月18日に開かれた
参議院決算委員会で、城島財務大臣は、
来年度予算は厳しく査定すると述べたが、
まずは、これまでの査定が甘かったこと
を謝るべきではないか。
 
 そして、なぜ甘い査定となったのか、
その理由を国民に説明するべきである。
 
 まずは事実を国民に明らかにすること
が重要である。
 実は、日本の予算委員会ほど、予算を
審議しない予算委員会は世界にない。
 
 日本の予算委員会は、予算を審議する
ことではなく、予算とは直接関係ない
政府のスキャンダルを追及する委員会
である。
 
 役人にとっては、予算の詳細を追求
されないので、実は現状の方が楽なので
ある。
 
 冒頭に、今回の事態は政治家や役人が
合理的に行動した結果だと述べたが、
人間は誰でも合理的に行動するわけで、
予算編成の仕組み、いわばゲームのルール
を変えない限り、問題はなくならない
だろう。
 
 従来型のルールによるこれまでの
予算編成の積み重ねが、今日の財政赤字を
招いたのだ。
 
 予算とは政治そのものであり、予算改革
とは政治改革と同義である。
 スウェーデンなど財政再建に成功した国
では、予算編成のゲームのルールが
見直され、まさに政治改革が行われた。
 
 結局のところ、問題は、技術的な話では
なく、政治の責任なのである。
 
 予算の無駄使いは、公務員制度や
政治制度に起因する問題であり、政治が
自らを律することに関係する。
 だからこそ改革は難しい。
 
 解決は簡単ではないが、まずは国民が
事実を知り、もっと怒ることが改革の
原動力となる。
 
 その意味でいうと、今回の問題が
明るみになったのは、2009年秋の
事業仕分けの後、各省の事務事業を説明
する評価シートが導入されたおかげ
なので、小さいが一歩前進したとも
言えるだろう。
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 今日、朝のテレビを見ていて唖然として
しまいました。
 
 がれきの受け入れを検討しただけで、
予算がでる。その額実に175億円。
なんとも信じがたい話。
 
 受け入れを拒否した自治体にも
予算がつく。
 
 これが復興予算の正しい使い道なので
しょうか? 理解しがたい。
 
 政府は予算は使い切りたい訳だから
こうなるのは当然と言えばそうだけれど
受け取る自治体も自治体でひどい話し
だと思う。
 
 そこで調べたところ上記の記事を
見つけました。
 
>結局のところ、問題は、技術的な話では
なく、政治の責任なのである。
 と言うのが結論。
 
 当たり前ですよね。
 官僚は法律に従っているだけ。
 その法律を作っているのは政治家です。
 
>まずは国民が事実を知り、もっと怒る
>ことが改革の原動力となる。
 
 と言うことなのでもっと怒りを政府に
政治家にぶつけないといけない。
 
 真の政治改革が必須なのです。
 それがなされない限り同じ事が
繰り返されると考えられます。
 残念ですが、

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2013年3月12日 (火)

メタンハイドレートからのガス採取成功 世界初

2013/3/12 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
動画があります。
 
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 政府は12日、愛知・三重県沖の海底
にある「メタンハイドレート」からガスの
取り出しに成功したと発表した。
 
 天然ガス成分を多く含み「燃える氷」
とも呼ばれるメタンハイドレートを海底で
分解してガスを産出したのは世界で初めて。
 
 水深約1000メートルの海底から
約300メートル掘り進めたところに分布する
メタンハイドレートを減圧して水とガスに
分解し回収した。
 
 経済産業省によると、減圧開始から
約4時間後の午前9時半ごろにガスの産出
を確認した。
 
 高圧で存在するメタンハイドレートは
圧力を下げることでガスが分離する。
 
 経産省の委託を受けた
石油天然ガス・金属鉱物資源機構
(JOGMEC)や産業技術総合研究所
が作業に当たっている。
 
 産出実験は今後2週間続け、商業化に
必要な技術や課題を探る。
 
 今回産出に成功したのは渥美半島から
志摩半島の沖合。
 同地域には日本の天然ガス消費量の
10年分以上のメタンハイドレートがあると
推定されており、政府は1月から試掘準備
を進めていた。
 
 23年までに採算の合う産業に育てること
を狙う。
---------------------------------------
 
 燃えてますね。素晴らしい。
 
>「ひとつひとつ課題を乗り越えてわが国
>周辺の資源が活用できるようになる日が
>一日も早く来るようにと思う」
 
 期待大です。

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単結晶X線解析によるヘリウム原子の観測、ならびに異種原子を同時に内包させたフラーレンの合成に世界で初めて成功

2013年3月6日 京都大学 お知らせ
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 村田靖次郎 化学研究所教授、
加藤立久 高等教育研究開発推進機構教授、
永瀬茂 福井謙一記念研究センター
シニアリサーチフェローならびに
赤阪健 筑波大学生命領域学際研究センター
教授らの研究グループは、世界で初めて、
サブナノサイズの空間に閉じ込めた
ヘリウム原子の構造解析に成功し、さらに
ヘリウム原子と窒素原子を同時に内包した
フラーレンの合成手法を開発しました。
 
 本研究成果は、2013年3月5日(英国時間)
に英国科学誌「Nature Communications」の
オンライン速報版で公開されました。
 
 
研究のポイント
・ヘリウム原子の単結晶X線構造解析に
 世界で初めて成功
 
・2種類の手法の組合せにより、異種原子
 を同時に内包した新規フラーレンを創出
 
・有機太陽電池材料や有機トランジスタの
 性能向上に期待
---------------------------------------
 
 ポイントは「異種原子を同時に内包した
新規フラーレンを創出」
ということでしょうか?
 
 
 フラーレン関連の他のプレスリリース
を紹介しておきます。
2013.01.23 物質・材料研究機構
 
 
 フラーレンとは
 
>フラーレンは、グラフェン、
>カーボンナノチューブなどと並び、
>電子材料から医療材料まで幅広い
>応用が期待されている
 ものだそうです。

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原発要員計画が破綻 福島第一、半数が偽装請負の疑い

2013年03月12日 朝日新聞デジタル
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
有料記事です。
 
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 東京電力福島第一原発で働く作業員の
要員計画が破綻し、政府が見直し作業に
入ったことが分かった。
 
 違法な偽装請負の状態で働く人が
約半数に上る疑いが浮上し、適法な作業員
だけでは足りない恐れがあるためだ。
 
 東電は「アンケートだけでは法令違反か
どうか判断が難しい」とし、計画見直しに
及び腰。
 
 偽装請負の解消には元請けや1次下請け
が直接雇用する必要があるが、人件費が
膨らむため抵抗は必至だ。
 
 中途半端な対策にとどまれば、廃炉に
向けた国家事業が違法な労働形態に
支えられる異常事態は続く。
 
 一方で規制を強化すれば、たちまち
人集めが行き詰まって廃炉作業が大幅に
遅れる可能性があり、計画の見直し作業
は難航も予想される。
---------------------------------------
 
 偽装請負が実態だと思います。
 
 東電も、政府も実態をしっかり把握
すべき。
 
 分かっているのに逃げているとしか
思えません。
 
 廃炉作業が大幅に遅れるのは確実だと
思う。
 
 だいたい東電も政府も甘すぎる。
 事故の重大さが分かっていない。
 
 
  話は変わりますが、
汚染水が日々増加し続けていると
言っていますが、今のままで
良いのでしょうか?
 
 地下水による汚染水の流入及び流出
防止の為には地下ダムの設置が必須
だと言う話が当初からありましたが、
どうして設置しないのでしょうか?
 
 万一海に流出していた、などという
ことになったらどうするのでしょうか?
 
 つぎはぎでは済まないはず。
 
 どうもやっていることが中途半端。
 
 技術的に不可ということでしょうか?
 何も政府から話が聞こえてこない
ようですが、

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(耕論)除染、これでいいのか 半沢さん、中西さん、細野さん 東日本大震災2年

2013年3月12日 朝日新聞デジタル
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
有料記事です。
 
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 放射性物質で汚染された大地を、
どうやって、どこまで除染するか。
 
 事故から2年。
 国の主導で決められた計画や作業方法と、
地域の事情や住民の気持ちの間にずれが
見えてきた。
 
 そもそも何のための除染なのか、
現場では何が起きているのか。
 そして人々の将来のためにどうするべき
なのか。
 
■やり過ぎ心配、現実見据えよ
 福島県伊達市の除染担当、半沢隆宏さん
 
 今は、むしろ除染のやり過ぎを心配して
います。
 病気だって、症状に応じた治療をします
よね。
 何でも手術をしてたら、逆に体が
もたない。
 除染だって、線量や状況に応じて
やるべきじゃないですか?
 
 
■移住の選択肢、用意すべきだ
 除染を研究するリスク評価専門家、
 中西準子さん
 
 最初は、どうすれば効率的な除染が
できるのかという問題意識を持って
いました。
 ところが、現場を車で走ってみて、広さ
に圧倒された。
 大地の除染というのは相当無理なこと
なんだ、ある程度限定的にしかできない
んだと思いました。
 
 それなのに、政府は除染特別地域に
対して「除染してふるさと帰還を目指す」
と言い続けている。
 チェルノブイリ事故のときはベラルーシ
で33万人以上、ウクライナでは16万人
以上が移住したと報告されています。
 日本政府も、移住という選択肢を
きっちりと与えるべきです。
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 住民の感情もあるので大変難しい問題
だとは思いますが、今の進め方で良いとは
思えません。
 
 そもそも汚染されてしまった福島の
全地域で年間1ミリシーベルト以下を達成
するのは現実的ではないと私は思います。
 
 放射線量と健康被害との学術的な統計
データはあるにはあるが不正確です。
データ不足と言って良い。
 
 議論しても平行線にしかならない。
 
 過剰な、
 言い方を変えれば、出来もしない除染
を出来ると言う無責任な言動は慎むべき
だと思う。
 
 現実的な被曝量は出来るだけ正確な
事実に基づいたデータを広く公開し、
判断自体は国民に任せるべきです。
 
 そのかわり日本政府も、移住という
選択肢をきっちりと与えるべきだと
私も思います。
 
 今のままでは帰還しようにもしようが
ない。
 なにせ除染の見通しがあまりにも
甘い。
 
 達成など出来ないと私には思える。
 
 郡山に住んでいるが、私の近辺では
未だに除染はされないでいる。
 いつもいる室内で0.3μシーベルト
あります。
 庭はさらに高い。
 
 この値は年間1ミリシーベルト以下
ではない。これで良いと?
 
 こんな所はいたるところに存在する。
 本当に除染する積もりなのか?
 疑わしい。
 
 ならば、日本政府は、移住という
選択肢をきっちりと与えるべきだと思う。
 待ってなどいられない。
 
 もっとも私はこれでも安全だと思って
いる。
 この判断は各自で違うはず。
 誰も安全だと保証など出来ない。
 
 福島全域の至る所で、
年間1ミリシーベルト以下を達成できるの
なら良いのだが、
 大いなる疑問符がつく。

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2013年3月11日 (月)

本人の幹細胞で脳梗塞治療 札幌医大、臨床試験へ

2013/3/8 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 札幌医科大(札幌市)は8日、患者本人
の骨髄にある幹細胞を使って脳梗塞を治療
する再生医療の臨床試験(治験)を15日に
始めると発表した。
 
 リハビリで治らなかった手足のまひや
言語障害など、後遺症の改善が期待できる。
 
 治療に使う幹細胞は3年後の医薬品承認
を目指し、実用化につなげる。
 
 国内の再生医療としては、やけどをした
皮膚などの治療で実用化した例はあるが、
脳梗塞の治療や、医薬品として薬事法に
基づく治験を実施するのは初めて。
 
 札幌医大の本望修教授は「今後の
再生医療のモデルケースになる」と
期待する。
 
 国内の脳梗塞の患者数は約140万人。
 
 発症後すぐに治療をしないと、後遺症が
出やすい。
 リハビリをしてもあまり改善しない
ケースも多く、有効な手立てがなかった。
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 治験うまくいくと良いですね。
 
 期待したい。

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亜鉛トランスポーターZIP9が免疫細胞のシグナル伝達に関与

平成25年3月8日
理化学研究所プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 ヒトが生命を維持していくには、微量の
金属元素が必要です。
 
 亜鉛もその1つです。
 
 欠乏すると、成長の遅れや、味覚障害、
免疫不全などの疾患につながると言われて
います。
 
 生体内で亜鉛輸送を担うのが
「亜鉛トランスポーター」という
膜タンパク質で、細胞内の亜鉛濃度を
制御しています。
 
 また、亜鉛は細胞内で情報を運ぶ
「細胞内シグナル伝達因子」としても
働きます。
 
 しかし、亜鉛がどのようにシグナル伝達
に関わっているかは十分に理解されて
いません。
 
 また、免疫細胞であるB細胞が機能する
ためには亜鉛が重要だという説が
ありますが、これも実験的に証明できて
いませんでした。
 
 そこで、理研の研究者を中心にした
グループは、細胞小器官の1つゴルジ体
にある亜鉛トランスポーター 「ZIP9」
に着目し、ニワトリのB細胞に由来する
培養細胞「DT40細胞」を用いて亜鉛と
シグナル伝達の関係を調べました。
 
 その結果、ZIP9が細胞外からの刺激に
応じて、ゴルジ体から細胞質へ亜鉛を
放出し、B細胞抗原受容体(BCR)の
シグナル伝達を活性化する重要な
タンパク質であることを発見しました。
 
 亜鉛がT細胞にとって重要であることは
知られていましたが、B細胞が正常に機能
するためのシグナル伝達に関わる金属元素
としても重要であることが明らかになり、
亜鉛と免疫機能の関係の理解がさらに
広がります。
 
 これによって、細胞内シグナル伝達因子
として働く亜鉛の詳細な機能の解明や、
亜鉛トランスポーターの機能不全に起因
するさまざまな治療法の開発の進展に
つながると期待できます。
 
 
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 亜鉛って免疫機能に重要な役割を持って
いるんですね。
 
 亜鉛不足は味覚障害を引き起こすことが
よく知られていますが、亜鉛も含めて
身体に必須な金属があります。
 
 金属が必要というのはなんとなく不思議
な感じがします。
 
 ただ、人の細胞も化学反応を利用して
いる以上、金属が必要なのは、
なんとなくそんなものかな?
 と言う気もします。

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2013年3月10日 (日)

原子核の新たな共鳴現象を初めて確認

8 March 2013
RIKEN Research Highlights
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 原子核の中の陽子と中性子が同調して
振動する新たな現象を観測することに成功
した。
 
 この研究結果は原子核の理論モデルの
正しさを問う試金石になるであろう。
 
 原子の中心で陽子と中性子が繰り広げる
相互作用は、恒星が爆発する際のプロセス
で重要な役割を果たしている。
 
 このため、陽子や中性子のダイナミクス
の解明を通じて、地球を含めた惑星の起源
をより深く理解できるようになると
考えられる。
 
 このたび、理研仁科加速器研究センター
(埼玉県和光市)の三木謙二郎客員研究員
をはじめとする日米中の国際共同研究
チームは、実験により、鉛原子の中心
にある多数の核子が同調して振動する場合
があることを確認した1。
 
 この観測は、原子核という量子多体系
の理論モデルの正確さを検証する、
きわめて重要なテストとなるだろう。
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>この観測は、原子核という量子多体系
>の理論モデルの正確さを検証する、
>きわめて重要なテストとなるだろう。
 
 だそうです。
 なかなか面白そうですね。

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イヌの糖尿病を遺伝子で完治

February 7, 2013
medieigo
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 スペインの研究班が,大型の動物では
初めて,遺伝子治療によるI型糖尿病の完治
に成功した。
 
 この治療はインスリンとグルコキナーゼ
両方の遺伝子を発現させ,高血糖を防ぐ
ことを目的とする。
 
 非常に侵襲が少なく,ベクターを投与
するための様々な注射を各1回行うのみだ。
 
 今回の研究では,イヌの後ろ足に注射
された。
 
 グルコキナーゼ遺伝子がインスリン遺伝子
と共に作用すると,血液からの糖の取り込み
が自動的に制御される。
 
 治療を受けたイヌでは,空腹時,
食物摂取後のいずれも血糖がうまく調節
され,治療後4年以上,正常血糖が保た
れた。
 
 この結果により,臨床応用に一歩
近づいたと考えられる。(吉田素子)
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 良いですね。
 
 遺伝子治療が臨床応用に一歩近づき
ました。

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2013年3月 8日 (金)

二酸化炭素から医農薬中間体を効率的に合成

2013年3月6日
産業技術総合研究所プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
・二酸化炭素とアミン化合物を原料とし、
 常温で圧力をかけずに医農薬中間体を
 合成
 
・金触媒を親水性の樹木状分子で包み込む
 ことで、水中での反応を実現
 
・触媒の長寿命化を実現し、収率の大幅
 な向上に成功
 
 
-------
 独立行政法人 産業技術総合研究所
環境化学技術研究部門分子触媒グループ
藤田 賢一 主任研究員、安田 弘之
研究グループ長らは、二酸化炭素と
アミン化合物を原料として、医農薬の
中間体として有用な
2-オキサゾリジノン誘導体を、常温常圧
のまま水中で合成できる技術を開発した。
 
 今回開発した技術では、触媒となる金の
錯体を、デンドリマーと呼ばれる樹木状の
構造をもつ分子で包み込み保護すること
で、触媒の親水性化と長寿命化を同時に
実現した。
 
 この触媒を水中で使うと、反応容器が
二酸化炭素で満たされた状態で、加圧や
加熱をせずにアミン化合物から抗生物質や
フラルタドンなどの医薬品の中間体である
2-オキサゾリジノン誘導体が収率よく合成
できた。
 
 この技術は、有機溶媒を使わない
医農薬中間体の新しい製造法に繋がる
とともに、化学品製造時の環境負荷低減に
貢献すると期待される。
 
 なお、この技術の詳細は、
2013年3月22~25日に滋賀県草津市で開催
される日本化学会第93春季年会で
発表される。
---------------------------------------
 
 二酸化炭素の有効利用は、さまざま開発
されてきていますが、
 
>二酸化炭素とアミン化合物を原料とし、
>常温で圧力をかけずに医農薬中間体を
>合成
 
 というのがポイントですね。
 
>数年後の実用化を目指し、
 
 ということですが、少しでも早く実用化
出来ると良いですね。

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一般社団法人 食と健康協会 乳酸菌データベース

 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
 こんなデータベースがあります。
 既にご存知の方が多いかも
知れませんがご紹介です。
 
 乳酸菌の話が沢山出ていますので、
これで調べて見るのも良いかも知れません。
 
 あまりに沢山種類があるので何に効果が
あるのかわかりにくいですから、
 
 健康食品というのは根拠があいまい
なものが多いですから、出来れば根拠
となる学会発表などがリンクされていれば
良いですね。
 
 もっとも各メーカーの情報公開を見れば、
わかるものもあるようですが詳細は良く
わからないことが多い。
 
 最も特保はそれなりの審査があります
から、それなりの信頼は得られるのですが
何に最も有効かは、はっきりしない。
 

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2013年3月 7日 (木)

細胞内のタンパク質配送システムに新たな発見

2013/03/04
九州大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 真核生物の細胞内には脂質膜で
仕切られた種々の細胞小器官が存在し、
細胞機能の発現を支えています。
 
 細胞小器官ひいては細胞が正常に機能
するためには、細胞内で合成された
タンパク質がそれぞれの「仕事場」となる
特定の細胞小器官へ正確に運搬される必要
があり、この「タンパク質の選別輸送」が
破綻すると疾患を惹起することが知られて
います。
 
 九州大学大学院理学研究院 生物科学部門
の藤木幸夫 主幹教授(理事・副学長)の
研究グループは、ヒトをはじめとする
哺乳動物の細胞内において、
C末アンカー型タンパク質(※1)が
細胞内小器官の一つであるペルオキシソーム
(※2)へ選択的に配送される仕組みを
解明しました。
 
 一般に、タンパク質輸送機構の枠組み
は生物種間で高度に保存されていますが、
C末アンカー型タンパク質の
ペルオキシソームへの輸送機構は酵母と
哺乳類で異なることを発見しました。
 
 今回の研究結果は、C末アンカー型
タンパク質の選別輸送機構のみならず、
ペルオキシソームの形成・維持機構、
細胞機能の発現・制御機構の全容解明に
つながることが期待されます。
 
 本研究成果は2013年3月4日
(米国東部時間:午前 9 時)に
米国科学雑誌
「The Journal of Cell Biology」に
掲載されます。
---------------------------------------
 
>細胞内のタンパク質配送システムに
>新たな発見
 だそうです。
 
>細胞小器官ひいては細胞が正常に機能
>するためには、細胞内で合成された
>タンパク質がそれぞれの「仕事場」
>となる特定の細胞小器官へ正確に運搬
>される必要があり、この
>「タンパク質の選別輸送」が破綻する
>と疾患を惹起することが知られて
>います。
 
 細胞内のタンパク質配送システムが
正常に機能することが大事なんですね。
 
 今回はペルオキシソーム形成異常症
関連タンパク質Pex26pの輸送機構を
解明したものですが、
 
 
 関連記事として
13.01.19
岡山大学プレスリリース
 
 というのもありました。
 こちらは、「小胞輸送」に関するもの
です。

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「高空間分解能」かつ「高感度」な革新的X線顕微法を開発

平成25年3月4日
大阪大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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本研究成果のポイント
●X 線波長の320分の1程度のごく僅かな
 位相変化を10nm程度の空間分解能で可視化
 
●SPring-8およびSACLAを用いた生体試料の
 高空間分解能観察への応用展開に期待
 
 
-------
 大阪大学大学院工学研究科の高橋幸生
准教授、理化学研究所播磨研究所放射光
科学総合研究センターの石川哲也主任
研究員らの研究グループは、高い感度と
高い空間分解能を有するX線顕微法の開発
に成功しました。
 
 X線が物体を通過するときの位相※1
のずれ量を観測することで、吸収の
小さな物体であっても可視化すること
が可能であり、これを位相コントラスト
イメージングと呼んでいます。
 
 今回、研究グループは、大型放射光
施設 SPring-8※2の理研物理科学 I
ビームライン BL29XUL において、
X線集光鏡と空間フィルター※3を組み
合わせた照明光学系を搭載した
「X線タイコグラフィー」と呼ばれる
新しい位相コントラストイメージング法を
開発しました。
 
 そして、このX線タイコグラフィーに
より、オングストロームオーダーの
X線波長の約320分の1という小さな位相の
ずれを約10nmという高い空間分解能で
可視化することに成功しました。
 
 この顕微法は、特にX線の吸収の小さい
軽元素で構成される生体軟組織の観察に
有用で、今後、SPring-8を用いた様々な
バイオイメージングへの応用展開が期待
されます。
 
 また、X線自由電子レーザー施設SACLA※4
を用いたコヒーレントX線回折イメージング
実験においても同様の光学系が採用されて
おり、SACLA の高光子密度のX線レーザー
を照射することにより究極的な
高感度・高空間分解能イメージングが実現
するものと期待されます。
 
 本研究成果は、2013年3月 4日
(アメリカ東部時間)に米国科学雑誌
『Applied Physics Letters』の
オンライン版に掲載されます。
---------------------------------------
 
>「X線タイコグラフィー」と呼ばれる
>新しい位相コントラストイメージング法
>を開発しました。
 良さそうです。
 
>生体軟組織の高分解能イメージング
>への応用展開に期待
 です。

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未知の南極底層水を発見

2013/3/4
北海道大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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研究成果のポイント
・南極底層水は,全世界の海洋深層に
 拡がり海洋大循環を駆動し,全海水の
 30~40%を占める。
 
・東南極(東経 65~69 度)において,
 未知(第 4)の南極底層水生成域を
 直接観測から発見。
 
・ここでは,多量の海氷生産があること
 で重い水が生成され,南極底層水が
 生成される。
 
・近年,南極底層水の生成が減少している
 ことが示唆されており,気候変動の理解
 と予測のために今後もこの底層水を監視
 する必要がある。
 
 
-------
研究成果の概要
 世界で一番重い海水は南極海で作られ,
南極底層水として沈み込み,全世界の
海洋深層に拡がっていくことで,海洋の
大循環が駆動されます。
 
 南極底層水の生成域として今まで
3ヶ所が知られていましたが,今回新たに,
南極昭和基地の東方 1,200km の
ケープダンレー沖でも南極底層水が生成
されていることを突き止めました。
 
 この海域では,多量に海氷が生産され,
その際に塩分の大半が氷からはき出される
ことで低温・高塩の重い水が多量に作られ
ます。
 そして,これが底層水生成域となって
いる要因であることも明らかにしました。
 
 この底層水生成域の発見は,今までの
海洋深層循環像を一部描き換えるもので
あり,地球の気候を決める海洋大循環と
その変動の理解にもつながる研究と
言えます。
 
 本研究は,北海道大学低温科学研究所
(古川義純所長)の大島慶一郎教授,
深町康准教授が中心となり,
タスマニア大学, 東京海洋大学,
国立極地研究所などとの共同研究として
実施されました。
 
 本研究成果は,英国の科学誌
『Nature Geoscience』電子版
(2013年2月24日付オンライン先行出版
AOP(Advance Online Publication))に
Articleとして掲載されました。
---------------------------------------
 
>未知の南極底層水を発見
 だそうです。
 
 気候変動の理解と予測のために必要な
ことですね。
 地球温暖化が言われていますが、
正確な予測が必要と思われます。
 
 是非、今回の発見が寄与出来ると
素晴らしいですね。
 
 南極底層水は全海水の30~40%を占める。
 と言うことですから重要と思います。

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2013年3月 6日 (水)

勝手に入るゴミ箱 - 文化庁メディア芸術祭

13 FEBRUARY 2013 diginfo.tv
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
動画です。
 
 ご紹介です。
 
 面白いとは思いますが、
商品として売れるかどうかは
わかりません。
 
 安ければありかも?

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名大など、「先天性血小板減少症」の原因となる遺伝子変異を発見

2013/02/28 マイナビニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 国立病院機構 名古屋医療センター、
名古屋大学(名大)、東京大学医学部付属
病院の3者は2月22日、
「先天性血小板減少症」の原因となる
「ACTN1」遺伝子変異を発見したと共同で
発表した。
 
 成果は、
国立病院機構 名古屋医療センター
臨床研究センターの國島伸治室長、
名大大学院 医学系研究科小児科学の
小島勢二教授、
東大医学部付属病院がんゲノミクス
プロジェクトの小川誠司特任准教授らの
共同研究グループによるもの。
 
 研究の詳細な内容は、2月21日付けで
米国人類遺伝学会誌
「American Journal Genetics」に
掲載された。
 
 また、今回の研究は、
名古屋医療センター、名大、東大
それぞれにおける倫理審査承認を得た
うえで実施されたものだという。
---------------------------------------
 
>先天性血小板減少の新規原因遺伝子を
>発見した今回の成果に対して
>研究グループは、先天性血小板減少症
>の病院・病態の解明に役立つことが
>期待でき、新しい検査診断法の確立と
>治療法の開発につながるとするほか、
>今後、先天性血小板減少症の原因を解明
>することで的確に診断できるように
>なれば、特発性血小板減少性紫斑病の
>正診率向上および効果的診療に
>つながったり、正常な血小板産生機構の
>解明へつながることが期待できる
>とコメントしている。
 
 いろいろな疾患に対して新規原因遺伝子
が発見されてきてます。
 これにより上記のような効果があるはず
で期待したい。
 
 関連リンクです。
名古屋大学プレスリリース

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世界初、生活支援ロボットのISO/DIS 13482認証が実現

2013年2月27日
新エネルギー・産業技術総合開発機構
プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 NEDOが実施する「生活支援ロボット
実用化プロジェクト」の成果を用いて、
一般財団法人 日本品質保証機構
(以下、JQA)は、2月27日付で、
CYBERDYNE株式会社
(以下、サイバーダイン社)の
「ロボットスーツHALR福祉用」に対して、
世界で初めて生活支援ロボットの
国際安全規格ISO/DIS 13482*1に基づく
認証を行い、サイバーダイン社に対して
認証書を発行しました。
 
 同プロジェクトでは、2009年から、
サービスロボットの安全技術及び安全検証
手法の開発を進めるとともに、その成果を
国際標準につなげる提案活動及び
認証手法の開発を行ってきました。
 
 今般、この成果を用いて認証が実現した
ものです。
 
 認証のための安全性試験は、
同プロジェクトの研究施設である
「生活支援ロボット安全検証センター」
で実施しました。
 
 NEDOは、今後も、日本発の安全性を
高めたサービスロボットの研究開発や、
安全性の試験及び認証事業に係る
環境整備等を推進し、日本が誇る安全な
サービスロボットの世界的な普及や
ロボット産業の発展に貢献していきます。
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>「ロボットスーツHALR福祉用」
>に対して、世界で初めて
>生活支援ロボットの国際安全規格
>ISO/DIS 13482*1に基づく認証を
>行い、サイバーダイン社に対して
>認証書を発行しました。
 
 素晴らしい。
 
 これで広く認識されて広がると良い
ですね。
 効果もあるようですし、

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2013年3月 5日 (火)

脱原発派3委員の起用撤回 環境相の審議会、政権交代後に

2013年3月5日 朝日新聞デジタル
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
有料記事です。
 
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 昨年末に環境相の諮問機関、
中央環境審議会の委員に内定していた
脱原発や温暖化対策強化を訴える
環境NPO代表や大学教授らが、
政権交代直後に就任を取り消されたこと
がわかった。
 
 石原伸晃環境相の意向とみられる。
 
 環境省は「委員を減らして議論の
活性化を図るため」とするが、
環境・エネルギー政策の議論の場から
政権の方針に批判的な専門家が
外された形だ。
---------------------------------------
 
 これが政権交代というものでしょうが
ずいぶん露骨ですね。
 
 脱原発はともかく、温暖化対策強化を
訴える環境NPO代表もはずすとは、
 
 自分に都合の悪い委員ははずす。
 
 政治家は勝手なもの。
 
 だから委員会はあてにならないし、
国民の目から見て納得できる結論が
出せない。
 
 こんなことで良いのでしょうか?
 これが民主主義?

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脳卒中のリハビリにロボットスーツ

2013年3月4日 中日新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 下半身に装着し運動を補助する
ロボットスーツ「HAL」を使って
脳卒中などの患者にリハビリをすると
歩行能力が改善したと、筑波大の
研究グループが4日発表した。
 
 筑波大の山海嘉之教授らが開発した
HALは、人が体を動かす際に脳から
伝わる信号を読み取り、モーターで運動を
補助する装置。
 
 全国約150の福祉施設で使われている
が、多数の患者でリハビリ効果を実証した
例はこれまでなかった。
 
 リハビリには、慢性的に歩行が不自由な
18~81歳の32人がHALを装着した
状態で20分間歩くなどの訓練を実施。
 
 27人は10メートルを歩く平均時間が
19・2秒から16・4秒に短縮された。
---------------------------------------
 
 効果がありそうですね。
 
 この前投稿した
2013年2月13日
 
 の結果の一部でしょうか?
 期待したい。
 
 関連リンクです。

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血管通し丈夫な心筋シート 東京女子医科大のチームが作製

2013年3月4日 朝日新聞デジタル
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
有料記事です。
 
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 丈夫で長持ちする心筋の細胞シートの
作製に、東京女子医科大の関根秀一助教や
岡野光夫教授らが動物実験で成功した。
 
 将来心筋梗塞(こうそく)になった心臓
の壁に貼って治療したり、薬効を
確かめたりするのに役立つという。
---------------------------------------
 
 良いですね。
 「細胞シート工学」素晴らしい。
 
 関連リンクです。
2012年6月17日
 
「細胞シート工学」を進めている
岡野光夫教授らの研究内容
紹介もあります。
 見てください。

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シリーズ放射能除染 除染効果が一目でわかる!光ファイバーを用いた放射線測定器

2013年2月27日配信 Science Channel
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
動画です。
 
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 除染作業で利用されている一般的な
放射線測定器(サーベイメータ)は「点」
による計測を行ないますが、作業と計測値
の評価に手間がかかります。
 
 そこで独立行政法人日本原子力研究開発
機構と株式会社日本放射線エンジニアリング
は、光ファイバーの一種
プラスティック・シンチレーション・
ファイバーを用いた新しい放射線測定器を
開発しました。
 
 現場で素早く計測を行ない、汚染の濃淡
や除染作業の効果が一目でわかるという
この研究成果を福島市で取材しました。
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 良いですね。
 面で測定出来る。
 
 点とは大違いです。
 大いに生かして貰いたい。
 
 それにしても復興がさっぱり進まない
のは行政が邪魔をしているようですね。
 
 農地として使用出来ない場所である
にもかかわらず、農地だから転用出来ない
と、言い張って進まない。
 
 なんで柔軟な運用が出来ないのか?
 
 情けなくて、悔しくて仕方がない。
 
 石頭とはこのことです。
 
 官僚は石頭だらけ。
 使用出来ない元農地にメガソーラーの
建設許可が下りるまで一年もかかった
そうです。
 
 ????
 
 似たような話が沢山あるらしい。
 
 自分達のやることは住民の反対が
あろうとさっさと実施する。

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2013年3月 4日 (月)

DNA二重らせんを直接撮影

2013年2月28日
サイエンスポータル編集ニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 京都大学工学研究科の山田啓文・准教授
や京都大学産官学連携本部の小林圭・助教
らのグループは、独自に開発した
「周波数変調(FM)原子間力顕微鏡(AFM)」
によって、水溶液中にあるDNA
(デオキシリボ核酸)の二重らせん構造を
撮影した。
 
 従来のAFMでは観察できなかった
二重らせん構造の基本部分も明瞭に
とらえられた。
 
 周波数変調原子間力顕微鏡(FM-AFM)は、
液体中で探針と試料との間に働く微弱な
力(原子間力)を測定しながら、試料の上を
探針でなぞることによって画像化する。
 
 従来のAFMでは、探針を試料に接触
させて測定するため、試料の構造変化や
ダメージが問題となっていたのに対し、
FM-AFMは非接触で測定するので、DNAや
タンパク質分子などの柔らかい生体分子
試料を破壊することなく、液体中で
“生きたまま”の状態をナノ
(1メートルの10億分の1)スケールで
観察できる。
 
 DNAの二重らせん構造は1953年に、
ジェームズ・ワトソン(1928年-)と
フランシス・クリック(1916-2004年)の
2人が解明した(1962年ノーベル医学
生理学賞受賞)。
 
 これまでのエックス線や電子顕微鏡
による解析ではDNAの結晶化が必要だった
が、研究グループはFM-AFMで大腸菌の
プラスミドDNAを直接観察し、
二重らせん構造によって交互に現れる、
幅の広い溝(主溝)と幅の狭い溝(副溝)の
様子も分かった。
 
 研究論文“Beyond the Helix Pitch:
Direct Visualization of Native DNA
in Aqueous Solution” は米国化学会誌
「ACS Nano」(2013年2月号) に掲載され、
写真は表紙にも採用された。
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 DNAの二重らせん構造が直接撮影出来る
ようになったとは素晴らしい。

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(限界にっぽん)第2部・雇用と成長:11 規制の弊害

2013年3月4日 朝日新聞デジタル
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
有料記事です。
 
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■新薬承認、厳格審査の壁
 「(昨秋に)ロシアで発売された
遺伝子治療薬を、私も使えませんか」
 
 3年前から診てきた男性患者(50)
にこう頼まれて、大阪大の森下竜一教授
(50)はやりきれない思いにかられた。
 
 その薬は、本来なら自分がもっと早く、
世界で初めて実用化できると思っていた
からだ。
 
 血管を再生する働きがある遺伝子を
つかう「遺伝子治療薬」で、手足の先に
血を送り込む血管がつまる難病
「バージャー病」に効き目がある。
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 全く何時になったら改善されるので
しょうか?
 
 発見は日本、商品化は海外ではなんとも
言いようがない。
 
 この責任を官僚なり、政治家は感じて
いるのだろうか?
 
 強い日本など在り得ない。
 政治家の言葉を聞いていると何を
言っているのかと言いたくなる。
 
>森下教授は「臨床試験では、27人
>のうち19人の症状が改善した。
>厚労省は、先進国で初めて遺伝子治療薬
>を承認することになるので、薬害を
>おそれて二の足を踏んだのだろう。
>基準があいまいで行政の裁量の余地が
>大きく、手続きが遅い。
>これではバイオ産業は起こせない」
>と反論する。
 ごもっともです。
 
>あまりに長く続く厳格な審査は、
>技術革新を妨げ、研究者の開発意欲を
>そぐ。
>日本遺伝子治療学会の金田安史理事長
>(大阪大教授)は「審査に時間がかかる
>のは、専門家がいないからだ」と
>改善を訴える。
 
 そう思いますが、どこがこの訴えを
聞いて具体的な改善策をうつのでしょう?
 
 やはり政治家ですよね。
 その意味で情けない政治家ばかりだと
思ってしまう。
 
 このままでは日本沈没?

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肝移植拒絶反応、薬飲まず抑制 北大・順大チーム開発

2013年03月02日 朝日新聞デジタル
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
有料記事です。
 
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 臓器移植後に起きる拒絶反応を
免疫抑制剤を飲まずに抑える手法を、
北海道大と順天堂大のチームが開発した。
 
 患者と臓器提供者の免疫をつかさどる
白血球を操作した。
 
 生体肝移植を受けた10人に行い、
4人が最長で半年間、薬を中止し、
6人で減量することに成功した。
 
 新たな治療法として確立すれば、患者の
負担は大幅に減らせると期待される。
 
 拒絶反応は、患者の白血球の一種、
T細胞が移植臓器を「異物」と認識して
攻撃して起こる。
 
 北大の藤堂省(さとる)・特任教授、
順天堂大の奥村康(こう)・特任教授らは、
移植の手術前に患者と提供者の血液から
白血球を取り出して一緒に培養。
 特殊な薬剤を加えて、患者の白血球が
提供者特有の成分を患者自身のものと
勘違いするようにした。
 培養した白血球は移植から2週間後に
患者に戻し、段階的に薬を減らした。
 
 5月の米国移植学会で成果を発表する。
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 素晴らしい成果ですね。
 
>今までは、移植手術を受けた患者は
>通常、拒絶反応を抑える薬を生涯飲み
>続ける必要があった。
 
 要するに免疫抑制剤を飲み続けるわけ
だから、抵抗力も落ちるし、副作用も
ある。
 でも、他に有効な手段がなかったので
こういう処置をしていたのだが、
 
 今回の成功は素晴らしい。
 
 アイデアとしては誰でも直ぐ考え
つくものだと思うが、今回実際に効果を
あげることが出来たとは素晴らしい。
 
 今後に大いに期待したい。

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2013年3月 2日 (土)

名大、プラズマにより体液、組織液、培養液を抗がん剤に

2013年2月28日 optronics
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 名古屋大学ははNUエコ・エンジニアリング
と医工連携の共同研究で、独自に開発した
非平衡大気圧プラズマにより,従来の
固形がんはもとより,今まで治療法の
なかったがんの播種を治療する
テクノロジーを開発した。
 
 独自に開発した光電子密度非平衡大気圧
プラズマを用いて培養液にプラズマ照射し,
プラズマ照射された培養液
(プラズマ培養液)をグリオーマ脳腫瘍培養
細胞に投与したところ,グリオーマ脳腫瘍
培養細胞の選択的な殺傷に成功した。
 
 さらに,プラズマ梅雨溶液が
グリオーマ脳腫瘍培養細胞にアポトーシス
を誘導することも発見した。
 
 さらに,プラズマ培養液が増殖・生存
シグナルリングネットワークのハブとなる
AKT分子を抑制することも確認。
 外科手術では治療が難しかった
グリオーマ脳腫瘍をはじめとする,
プラズマを用いたがん治療の進展に期待。
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 画期的な成果のようです。
 考えても見なかったやり方ですね。
 
 ただ、世界中から報告され始めている
とのことですので、これからどんどん
新しい発見がされていくと思われます。
 
 その詳細なメカニズムの解明はこれから
のようですが、分子機構が解明され、
より効率的かつ副作用の少ないプラズマの
条件など研究を進めて欲しいと思います。

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幸運の113番元素

1 March 2013
RIKEN Research Highlights
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 自然界に安定して存在する元素の中で
最も重いのはウランだが、人工的には
これより重い元素の原子も作られており、
特に原子番号が103を超える元素は超重元素
と呼ばれている。
 
 しかしながら、これら超重元素の原子核
は、陽子や中性子の相互作用が複雑なため
非常に不安定で、1秒にも満たない時間しか
存在することができないものがほとんど
である。
 
 このほど、理研仁科加速器研究センター
の森田浩介准主任研究員を中心とする
日本と中国の共同研究チームは、超重元素
が崩壊時に放出する粒子の検出により、
113番元素が誕生したことを示す証拠を
確認した。
 
周期表に新たな元素が加わり、宇宙の
基本構成要素についての理解が進む
ことになる。
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 おめでとうございます。
 
>言葉にすると単純そうだが、このような
>原子核反応が起こるのはきわめて
>まれである。
>実際、実験は2003年9月に始まり553日間
>続けられたが、その間に見つかった
>113番元素の原子はわずか3個だった。
 
 えらく大変そう。
 
>「実に骨の折れる長期間の実験でした。
>私たちはまず、108番、110番、111番、
>112番の元素を作る必要があったの
>ですが、その経験が私たちに、この
>実験環境なら113番元素も作れるはずだ
>という自信を与えてくれたのです」
 なるほどね~
 
 しかも実証するのが大変。
 いかに第三者を納得させられる証拠を
そろえられるか?
 がね。

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特発性大腿骨頭壊死症(病期がStage1および2)を対象にbFGF含有ゼラチンハイドロゲルを用いた臨床試験を開始

2013年2月28日 京都大学お知らせ
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 医学部附属病院整形外科は、大腿骨頭
壊死症家兎動物モデルにおいて、単回の
塩基性線維芽細胞増殖因子(bFGF)含有
ゼラチンハイドロゲルの骨頭内埋入により、
壊死部の骨再生をきたし、
さらに骨頭圧潰を阻止することを明らかに
しました。
 
 本結果等を基に、特発性大腿骨頭壊死症
を対象に、bFGF含有ゼラチンハイドロゲル
の骨頭内埋入の安全性を評価することを
主な目的とする臨床試験を3月から開始
します。
 
 特発性大腿骨頭壊死症は、大腿骨頭の
一部の血の流れが悪くなることにより壊死
に陥り、骨が潰れて、股関節の機能が
著しく損なわれる原因不明の難病で、
厚生労働省の難治性疾患に指定されて
います。
 
 本臨床試験は、医学部附属病院
「医の倫理委員会」の承認を得て、
整形外科が、薬剤部、探索医療センター
を中心とした院内各部署の協力のもと、
共同で実施します。
 
 10名の患者を対象とし、安全性と有効性
を検証します。
 2013年3月1日より登録を開始し、
追跡期間は1年間を予定しています。
 
 本臨床試験では、特発性大腿骨頭壊死症
のうち、病期が骨頭圧潰前のStage1
および2の患者を対象に、bFGF含有
ゼラチンハイドロゲルを、レントゲン透視下
に骨壊死部位に埋入します。
 bFGF含有ゼラチンハイドロゲルの
骨頭内埋入は、低侵襲手術として、短時間
で実施できます。
 
 現在、特発性大腿骨頭壊死症では壊死
した骨の再生を促す有効な治療法はなく、
bFGF含有ゼラチンハイドロゲルの
単回埋入により、壊死部の骨再生が誘導
され、さらに骨頭圧潰が抑制されれば、
積極的低侵襲手術法として多くの患者に
適応・実施されることが期待でき、
医療的・社会的な意義は大きいと考え
られています。
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>現在、特発性大腿骨頭壊死症では
>壊死した骨の再生を促す有効な治療法
>はなく、
 ということらしい。
 
 臨床試験うまくいくと良いですね。

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2013年3月 1日 (金)

細胞内の“ごみ掃除”(自食)に関わる遺伝子の異常が知的障害を引き起こす~患者における突然変異の発見から~

平成25年2月20日
横浜市立大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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☆研究成果のポイント
○全エクソーム*1解析で、SENDA
 (static encephalopathy of childhood
 with neurodegeneration in adulthood)
 という知的障害を伴うまれな脳の病気の
 原因遺伝子を特定
 
○原因遺伝子(WDR45 )に、両親の持たない、
 デノボ(新規突然)変異*2 を有する
 
○WDR45は、自食作用(細胞内の不要成分を
 自ら分解する働き)*3に関わる酵母の
 遺伝子 (Atg18)と相同
 
○自食作用の異常が知的障害を引き起こす
 可能性が示唆された。
 
 
-------
 横浜市立大学 学術院医学群 遺伝学
才津 浩智准教授、松本 直通教授ら
研究グループは、SENDAと呼ばれる
まれな脳の病気の原因遺伝子を同定
しました。
 
 この遺伝子は、細胞内で自食作用
(細胞内の不要成分を自ら分解する働き)
に関わっており、細胞内の自食作用の
異常が脳内の細胞の異常が知的障害を
引き起こす可能性が示されました。
 
 この研究は、東京大学大学院医学系
研究科・西村 多喜助教、水島昇 教授
(分子生物学分野)、群馬大学大学院
医学系研究科・村松 一洋助教
(小児科学)を中心とする小児神経専門医
グループらとの共同研究による成果で
あり、横浜市立大学先端医科学研究センター
が推進している研究開発プロジェクトの
成果のひとつです。
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>本研究は、脳内鉄沈着神経変性症の
>原因遺伝子を明らかにしたばかりでなく、
>オートファジーの異常と神経変性疾患の
>関連に関する直接的証明がなされた
>画期的な研究成果です。
 
>今後、オートファジー異常という観点
>から病態生理の理解がすすみ、本疾患の
>新しい治療法や効果的な進行抑制方法
>の開発に大きく寄与することが期待
>されると共に、他の神経変性疾患や
>知的障害の病態理解にも寄与するものと
>期待されます。
 
 オートファジー異常→ゴミ処理異常は
いろいろ問題を引き起こすようです。
 この前の記事も同様ですね。
 
 より理解が進み新しい治療法などに
結びつくことを期待しています。

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死んだ細胞を体内で除去する新たなタンパク質を発見

九州大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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概 要
 生体内で死んだ細胞はマクロファージ
などの貪食細胞(※1)によって積極的
に取り込まれ、消化されて無くなって
しまいます。
 
 この速やかな貪食は、死んだ細胞からの
内容物の流出を防ぐ等、生体の恒常性を
維持する上で極めて重要な役割を担って
います。
 
 九州大学大学院薬学研究院薬効安全性学
分野の黒瀬等教授と仲矢道雄准教授を中心
とする研究グループ
(九州大学大学院薬学研究院薬理学分野の
井上和秀主幹教授、東京医科大学分子病理学
講座の黒田雅彦主任教授、徳島大学疾患
酵素学センター疾患プロテオミクス研究部門
の小迫英尊准教授ら)は、
このアポトーシス細胞の貪食に GRK6
(※2)というタンパク質が関与している
事を世界で初めて見出しました。
 
 GRK6を欠損したマウスは貪食能の低下が
原因で全身性エリテマトーデス(※3)や
鉄過剰症(※4)様の症状を呈しました。
 
 従って、GRK6はこれら疾患の治療に関する
新たなターゲット分子となることが期待
されます。
 
 本研究成果は、平成25年2月26日
(現地時間)に英国科学雑誌
「Nature Communications」オンライン版
に掲載されます。
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>GRK6 が生体内のさまざまな
>マクロファージに発現しており、
>貪食時に細胞の形状の変化を促進する
>ことによって、アポトーシス細胞の
>貪食を促進する作用を持つ事を発見
>しました。
 
>この速やかな貪食は、死んだ細胞からの
>内容物の流出を防ぐ等、生体の恒常性を
>維持する上で極めて重要な役割を担って
>います。
 いろいろあります。
 オートファジーとはちょっと違った
処理機構と言えますね。
 
 
 話が飛んでしまいますが、
 アポトーシスを起こしたT細胞は
どうなんでしょう?
 
 胸腺で生まれたT細胞は90%位が不良品で
アポトーシスさせられるらしいのです。
 死んだT細胞は何が処理するのかな?
 気になりますね~
 
 やはりマクロファージなんでしょうか?
 T細胞の話が出て来ませんが、
同じような事になりそうな気が?

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高知白バイ事件について

 2006年3月3日におきた事件です。
 
 今日(2013/3/1)の朝のテレビ番組で
取りあげていましたが、本当に理解に
苦しむ。
 
 ブレーキ痕などの証拠はねつ造だと
言っていました。
 信頼出来る専門家の結論です。
 
 それでも、再審への道が開かれるか
どうかは、裁判官次第だそうです。
 それほど日本の制度はおかしいと
いうことです。
 
 裁判員制度にかけたところで、
検察の提出した証拠を根拠として審理する
限り有罪とならざるを得ない。
 と思う。
 
 バスが止まっていたかどうかは
そのバスに同乗していた中学生達が
はっきり証言している。
 さらにバスの後を乗用車で走って
いた校長も証言している。
 なのに証拠として認められない。
 無視されたのです。
 それほど信用できない証言だと
いうのでしょうか?
 理解できません。
 
 いかに裁判の証拠というものが
恣意的に取り扱われるのかの典型例
でしょう。
 
 この時に事故に遭遇した中学生達はもう
大人になりました。
 
 この子達の心にどう映ったのでしょう?
 
 日本の裁判は信頼できないものという
思いが深く染みこんだのではないで
しょうか?
 
 ひどいものです。
 
 これだけ明快な事件で、真実が曲げられ
冤罪が成立する。
 ひどい状況だとしか言いようがない。
 
 残念です。
 
 参考リンクを紹介しておきます。
  2011年12月26日
  ずいぶん前の裁判になります。
 
 「高知白バイ事件・片岡晴彦さんを
支援する会」
へのリンクもあります。
 
 私が同類の事件で投稿したもの
2009年12月18日
 これもずいぶん前の事件です。
 
 日本に冤罪をなくそうとする意志は
あるのでしょうか?
 と思ってしまう。
 
>高知白バイ事件に関わるまでは
>なんの疑いもなく裁判官を信じていたが、
>今となっては裁判官や裁判を公平と
>信じる根拠はどこにもないことに
>気が付いている。
 
>この2つの却下理由を読むと
>「~だから~でないとはいえない」の
>表現が共通している。
>審理を尽くしたうえでの裁判官判断
>であるならまだしも、証拠調べをしない
>ままに裁判官がこういう言い回しをする
>なら誰でも有罪とすることができる
>のではないか。
>ここまで来ると、片岡氏や私たちの怒り
>は警察の不法捜査から裁判や裁判官に
>向けられた。
 
>最高裁事務総局に人事権を握られた
>裁判官はもはや「独立した存在」とは
>言えないだろう。
>裁判官が忙しさにかまけて、検察・警察
>の証拠を安易に採用した結果が
>有罪率99.9%の日本の刑事裁判であり、
>上司の意向を受けて、保身や昇進のため
>判決文を書き直したりする裁判官が
>いたりしても不思議ではない。
 同感です。

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