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2013年2月17日 (日)

脳脊髄神経系へのメッセンジャーRNA(mRNA)送達

: マテリアル工学専攻 片岡一則教授
2013/02/15 東京大学工学部
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 脳や脊髄などの中枢神経系疾患は,
根治的治療が困難な難治疾患の代表例です.
 
 mRNAは神経細胞で効率よく目的とする
タンパクを産生させる機能を持ち,
新しい核酸医薬として治療への応用が期待
されるものですが,mRNAは極めて不安定で
生体内では急速に分解されてしまうこと,
また自然免疫機構を刺激して,生体内で
強い炎症反応を引き起こすことから,
これまでmRNAの治療への応用例はほとんど
ありませんでした.
 
 本研究は,このmRNAによる新しい
中枢神経系疾患への治療実現に向けて,
東京大学大学院工学系研究科マテリアル
工学専攻/東京大学大学院医学系研究科
疾患生命工学センター臨床医工学部門の
片岡一則教授・位髙啓史特任准教授の
研究グループにより,高分子ミセル型
ドラッグデリバリーシステム(DDS)
を用いた,mRNAの中枢神経系への安全な
送達・機能発現に世界で初めて成功した
ものです.
 
 本研究では,mRNAを内包させた
高分子ミセルを脳脊髄組織へ投与すること
により,5日間に渡る持続的なタンパク発現
を得ました.
 
 このmRNAによる長期持続性機能発現
における高分子ミセルの働きとして,
mRNAを安定に保持することに加え,
自然免疫機構に認識されることを防ぎ,
炎症反応の発生を抑えることを明らか
としました.
 
 本システムによる安全・実用的な
mRNA送達の実現により,アルツハイマー病,
脊髄損傷といった難治性の中枢神経疾患
・外傷に対して,画期的な新規治療法の
開発に繋がることが期待されます.
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>本研究では,mRNAを内包させた
>高分子ミセルを脳脊髄組織へ投与
>することにより,5日間に渡る持続的な
>タンパク発現を得ました.
 
>このmRNAによる長期持続性機能発現
>における高分子ミセルの働きとして,
>mRNAを安定に保持することに加え,
>自然免疫機構に認識されることを防ぎ,
>炎症反応の発生を抑えることを明らか
>としました.
 
>本システムによる安全・実用的な
>mRNA送達の実現により,
>アルツハイマー病,脊髄損傷といった
>難治性の中枢神経疾患・外傷に対して,
>画期的な新規治療法の開発に繋がる
>ことが期待されます
 
 素晴らしい、画期的ですね。
 
 今まで実現出来なかった新規治療法の
開発に大いに期待したい。

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