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2013年2月 4日 (月)

抗酸化物質グルタチオンが細胞から放出される「通り道」を発見

2013.01.31
NIPS 生理学研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 グルタチオンは、アミノ酸3つからなる
抗酸化物質で、体の中で活性酸素から
細胞を守る働きをしている物質です。
 
 グルタチオンは、細胞内で絶えず作られ、
細胞外に放出されています。
 
 今回、自然科学研究機構生理学研究所の
岡田泰伸所長らの研究グループは、
ウズベキスタン科学アカデミー生物有機化学
研究所とウズベキスタン国立大学の
R.Z. サビロブ教授との国際共同研究
によって、ラット胸腺の免疫細胞である
胸腺リンパ球からのグルタチオン放出は、
VSORチャネル
(ブイサーチャネル:容積感受性外向整流性
アニオンチャネル)を主たる「通り道」
にして放出されることをつきとめました。
 
 活性酸素から細胞を守り、細胞の
傷害防止、老化防止、ガン化抑止に
つながる研究成果です。
 
 米国科学誌プロスワン
(PLoS ONE、2013年1月30日電子版)
に掲載されます。
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>ラット胸腺の免疫細胞である
>胸腺リンパ球からのグルタチオン放出は、
>VSORチャネルを主たる「通り道」
>にして放出されることをつきとめました。
 
>VSORチャネルを制御することによって、
>細胞内でのみ生成されるグルタチオンの
>細胞外放出をコントロールすることが
>できれば、細胞の傷害防止、老化防止、
>ガン化抑止へつながる道が、
>今後の研究によってひらかれる可能性
>があります。
 
>また、脳では神経細胞よりも
>アストロサイトと呼ばれるグリア細胞の
>方がより多くのグルタチオンを含有して
>おり、脳虚血や脳浮腫や脳過興奮毒性
>(グルタミン酸毒性)時においては、
>アストロサイトが細胞膨張を示し、
>グルタチオンを放出して、神経細胞に
>保護的に働く可能性があります。
>これも、VSORチャネルを制御すること
>によって、これらの脳の病態時における
>神経細胞死を防御・救済する道が、
>今後の研究によってひらかれる可能性
>があります。
 
 とのことです。
 
 「VSORチャネルを制御すること」って
どの位難しいことなのでょうか?
 
 良くわかりませんが、
今後の研究に期待しましょう。

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