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2013年2月15日 (金)

凍土融解で森林が枯死

2013年2月13日
サイエンスポータル編集ニュース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 ロシアの東シベリアで地表付近の
永久凍土が融解し、過剰な土壌中の水分
によってカラマツ林の枯死が進んでいる
ことが、海洋研究開発機構地球環境変動
領域の飯島慈裕・主任研究員らと
名古屋大学、ロシア科学アカデミーなどの
共同チームの研究で分かった。
 
 大規模な森林の変化は、東シベリア
における大気と陸の間の熱や水蒸気の
やり取りも変化させ、日本を含む
北東アジアの気候に影響する可能性が
あるという。
 
 研究チームは1998年から東シベリアの
ヤクーツクで、気温や降水量、地温、
土壌水分などの総合的な観測を行って
いる。
 
 その結果、2004年以降に冬の積雪量と
夏の降雨量が共に増加する年が3年間続いた
ことで、地表付近の永久凍土の融解が進み、
表層土壌の水分が過剰な状態となっている
こと、森林の枯死も07年から顕著になって
いることが分かった。
 
 森林が枯死している場所は、調査指標
とした50メートル四方のカラマツ林の
うちでも、永久凍土が周囲よりも深く融け、
地下水が集まりやすくなっていた。
 
 06-11年の間に約15%のカラマツが枯れ、
生き残っている樹木の蒸散能力もかなり
低下していた。
 
 根の生育環境が悪化したことで、枯死が
進行していると考えられるという。
 
 こうした現象は、地球温暖化の影響
による「水循環の変化」が、東シベリア
での降雪量・降雨量を増加させ、
陸上植物に現れたものと考えられる。
 
 永久凍土の融解は、森林の衰退による
炭素の収支にも変化をもたらし、
永久凍土地域からの二酸化炭素やメタン
などの温室効果ガスの放出にも影響を
与えることから、今後も北極域の変化に
注視していく必要があるという。
 
 環境学術誌「エコハイドロジー
(Ecohydrology)」(10日)に研究論文
“Sap flow changes in relation
to permafrost degradation
under increasing precipitation
in an eastern Siberian larch forest”
が掲載された。
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 恐ろしいです。
 
>ロシアの東シベリアで地表付近の
>永久凍土が融解し、過剰な土壌中の水分
>によってカラマツ林の枯死が進んでいる
 だそうです。
 
 地球温暖化の影響、ずいぶんいろいろな
ところに出てきますね。
 カラマツ林の枯死につながるとは
思いませんでした。

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