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2013年2月19日 (火)

柿渋の抗ノロウイルス作用の発見

広島大学 大学院生物圏科学研究科
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 現在、ノロウイルス感染に対する有効な
治療法(治療剤)はなく、その対処法は、
十分な水分の補給と安静です。
 
 また、予防法として、食材等の加熱処理
(85℃以上,1分間)や塩素系漂白剤
(次亜塩素酸ナトリウム等)、ヨード剤
(ポピドンヨード等)、アルデヒド剤
(グルタラール等)などによる消毒が
挙げられています。
 
 しかし、これらの消毒剤は人体に有害
であり、食品に混入することは許されない
ため、調理器具などの消毒に用いる際には
厳格な注意が必要です。
 そのため、抗ノロウイルス作用を有する
ヒトに対してやさしく安全な消毒剤の開発
が望まれてきました。
 
 われわれは、アルタン株式会社(東京都)
との共同研究で、これまでに柿渋
(食品添加物名:柿タンニン)が強い
抗ノロウイルス作用を示すことを明らかに
し、「抗ノロウイルス剤、ノロウイルスに
起因する非細菌性胃腸病の予防及び治療剤
並びにノロウイルスの消毒方法」として
特許の出願を行いました。
 
 われわれは、胃腸炎患者由来の
ノロウイルスを用いてウイルスゲノムを
測定する逆転写PCR法(RT-PCR法)を利用
し、ウイルスゲノムの消失を指標として
抗ノロウイルス効果を調べました。
 
 その結果、柿渋にノロウイルスの
ゲノムを99%以上減少させる作用があること
を突き止めました。
 
 柿渋は、古くより中国では漢方薬、
日本でも民間治療薬として用いられて
きました。
 
 また、清酒の製造工程で清澄剤としても
用いられており、食品あるいは食品添加物
としての安全性に問題はありません。
 
 これまでに、すでに抗ノロウイルス作用
を有する柿渋含有のアルコール製剤の
開発にも成功しており、アルタン株式会社
より業務用のスプレー式消毒剤として販売
されています。
 今後、ノロウイルスによる急性胃腸炎の
治療薬への応用も期待されます。
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 面白いですね。
 思わぬものが出てきます。
 
 柿渋(食品添加物名:柿タンニン)
 に強い強い抗ノロウイルス作用が
あるんだそうです。
 
>アルタン株式会社より業務用の
>スプレー式消毒剤として販売
>されています。
 とのこと

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