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2013年2月 3日 (日)

光学顕微鏡でさらなる深みへ

18 January 2013 理化学研究所
Research Highlights
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 光学顕微鏡は試料表面を詳細に見せて
くれるが、表面より下にあるものとなると
その能力には限界がある。
 
 この問題の解決方法の1つに、非線形
分光法と呼ばれる手法を使って、観察対象
試料が2個の光の粒子(光子)と同時に
相互作用するときに発生する信号を
とらえる、というものがある。
 
 このたび、理研基幹研究所の磯部圭佑
研究員をはじめとする研究チームは、
非線形分光法で従来の手法より深いところ
まで観察できる手法を開発した1。
 
 最も一般的な光学顕微鏡は、線形光学に
基づいている。
 
 対象試料の原子が1度に1個の光子とだけ
相互作用するという線形光学的手法は、
幅広く利用されており有用だが、観察には
限界があり非線形光学顕微鏡には及ばない。
 
 例えば、非線形光学顕微鏡では、
交差する2本の非平行光線を試料に照射する
ことにより、試料中の小さな体積だけを
分離して観察することができる。
 
 ノイズとなる背景光も容易に除去できる
ため、結果として信号対雑音比が高く、
試料の深部を含め詳細なイメージングが
可能となるのだ。
 
 しかしながら、非線形光学顕微鏡でさえ、
深さが増すにつれ背景光がノイズとなり、
画像の鮮明さが失われていってしまう。
 
 研究チームは今回、従来の非線形光学
顕微鏡と比べて背景光が100分の1、
撮影可能な深さが2倍になる手法を開発
した。
 
 磯部研究員は「この種の可視化は、脳内
の軸索での信号伝達の追跡に利用すること
ができます。
 
 また、既存の非線形光学顕微鏡に容易に
組み込むことができます。
 
 私たちは、レーザー手術のような医療に
応用する可能性も研究しようと計画して
います」と語っている。
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 いろいろあるものです。
 非線形光学顕微鏡。
 素晴らしい。
 
>この種の可視化は、脳内の軸索での
>信号伝達の追跡に利用することが
>できます。
 
 良いですね。期待したい。

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