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2013年2月 7日 (木)

新しい“横綱がん遺伝子”RACを発見

 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 JST 課題達成型基礎研究の一環
として、自治医科大学の間野 博行 教授
(兼 東京大学 特任教授)らは、
乳がんや悪性黒色腫の原因となる強力な
がん化能を有するがん遺伝子
(横綱がん遺伝子注1))を発見しました。
 
 間野教授らは、2007年に肺がんの
原因遺伝子EML4-ALK注2)を発見
し、そのALK阻害剤は著明な治療効果を
もたらし、日本でも2012年に治療薬
として承認され臨床適用されています。
 
 このことは、横綱がん遺伝子を発見
すれば、有効な分子標的治療薬が速やかに
開発されることを意味しています。
 
 今回研究グループは、発がん能力を
持つ遺伝子を同定する機能評価法と、
高精度次世代DNAシーケンサー注3)
を用いた遺伝子変異スクリーニング法を
それぞれ開発しました。
 
 そして、それらを組み合わせることで、
ヒトのがん細胞の中で「発がん機能」と
「配列異常」を持つ遺伝子があるかを
解析しました。
 
 その結果、ヒト線維肉腫細胞株から
低分子量Gたんぱく質注4)の1つである
RAC1を発現するRAC1遺伝子の
突然変異を発見しました。
 
 具体的には、RAC1たんぱく質の
92番目のアミノ酸であるアスパラギン
がイソロイシンに置換される変異です。
 
 さらに、このRAC1遺伝子の抑制
により、ヒト線維肉腫細胞が細胞死を
起こしたことから、RAC1遺伝子に変異
が起こることがヒト線維肉腫細胞株の
本質的な発がん原因であることが
分かりました。
 
 また、ほかのヒトがんにおいても
RAC遺伝子ファミリーの変異があるか
調べたところ、乳がんや悪性黒色腫など
5種類のがんで変異があることも明らかに
しました。
 
 これら変異RACたんぱく質の機能を
抑制する薬剤は、変異があるがん患者に
対して有効な、全く新しい
がん分子標的療法をもたらすと考えられ、
その診断法とともに速やかな開発が期待
されます。
 
 本研究成果は、米国科学雑誌
「米国科学アカデミー紀要(PNAS)」
のオンライン速報版で
2013年2月4日の週
(米国東部時間)に公開されます。
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 “横綱がん遺伝子”RACを発見
です。素晴らしいですね。
 
>これら変異RACたんぱく質の機能を
>抑制する薬剤は、変異があるがん患者に
>対して有効な、全く新しい
>がん分子標的療法をもたらすと考えられ、
>その診断法とともに速やかな開発が期待
>されます。
 
 大いに期待したい。

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