こわばる筋肉、改善に道 脳卒中のまひ、リハビリ効果向上
2013年2月 5日
朝日新聞 apital
詳細は、リンクを参照して下さい。
>【武田耕太】 脳卒中の後、手足などに
>まひが残ることがある。
>いったん症状が固まると、リハビリ
>をしても改善は難しいと考えられて
>きた。
>最近は、ボツリヌス菌の成分を注射
>したり、磁気刺激を使ったりして、
>リハビリの効果を上げる治療法が
>広がり始めている。
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長野県安曇野市に住む阿部正男さん
(62)は2005年9月、脳出血
になり、右半身にまひが残った。
右手は指が握ったままの状態になった。
ものをつかむことも難しい。
手を開けないので洗えず、夏場は汗と
においで不快だった。
まひと一緒に出てくることが多い症状
で、痙縮(けいしゅく)という。
筋肉が緊張し過ぎて手足が動かし
にくくなる状態などをいい、脳卒中の
4割に起きるとの報告もある。
昨夏、相澤病院(松本市)を受診。
ボツリヌス菌が作り出す天然の
たんぱく質を成分とする
「ボトックス注射」を右の手や腕に
してもらい、集中的なリハビリをした。
手が少しずつ開き、手が洗えるぐらい
までに改善した。
右足にも注射。
筋肉の緊張が和らぎ、足を踏み出す
のが楽になった。
「ここまで回復するとは思いません
でした」
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今日の朝日新聞記事の紹介です。
リハビリは永遠のテーマだと思います。
少しずつですが進歩して来ているよう
です。
以前、下記の投稿をしました。
2012年6月20日
この記事も素晴らしいと思いましたが
今回の記事も良さそうです。
リハビリの技術が進歩するのは素晴らしい
ことです。
今回紹介されていたページは、
です。
なかなかよさそうですが、鹿児島大学
は入っていないようです。
このあたりの技術のネットワークは
どうなっているのでしょうか?
良いものであれば日本全国に広めて
欲しい。
必要とする人達に日本全国どの地域でも
受けられるようにして欲しいものです。
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