国産ロボでリハビリの臨床試験 全国10病院で3月から
2013年2月12日 朝日新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
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【権敬淑】国産の装着型ロボットを使い、
神経や筋肉の難病患者のリハビリテーション
への有効性をみる世界初の臨床試験
(医師主導治験)が、国立病院機構新潟病院
(新潟県柏崎市)など全国10病院で3月
から順次始まる。
ロボット技術を活用した日本発の医療機器
に育てることをめざす。
筑波大の山海嘉之(さんかいよしゆき)
教授らが開発し、サイバーダインが供給
する「ロボットスーツHAL(ハル)」を
使う。
希少性の神経や筋肉の難病で、歩行が
不安定な18歳以上の30人を対象に、
装着時のリハビリが、未装着時と比べて
どれほど歩行機能の回復などに役立つか
検証する。
HALは、筋肉を動かそうとする脳の
微弱な電気信号を皮膚表面につけたセンサー
で感知。
患者が意図した筋肉の動きを予想し、
モーターで力を加えて動きを補助する。
筋肉が弱った人にも使えるのが特徴だ。
新潟のほか東京、大阪などの病院で実施
の予定。
欧州での臨床試験も計画されている。
研究代表者の中島孝・新潟病院副院長
(神経内科)は「新たな医療機器を世界に
発信していく第一歩にもなると思う」
と話す。
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良いですね。
良い効果が実証されるよう期待したい。
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