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2013年2月 2日 (土)

これまでで最高温度となる153 Kでの超伝導転移を観測

2013年1月30日
産業技術総合研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
○15万気圧下で、153 K(約-120 ℃)での
 電気抵抗ゼロの超伝導現象を観測
 
○高圧合成、高圧力下での物性測定など
 高度な技術で実現
 
○新しい超伝導物質の開発における
 超伝導転移温度の向上に貢献
 
 
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 独立行政法人 産業技術総合研究所
(以下「産総研」という)
電子光技術研究部門 
超伝導エレクトロニクスグループ
竹下 直 主任研究員、伊豫 彰 主任研究員、
永崎 洋 研究グループ長と、
独立行政法人 理化学研究所
(以下「理研」という)山本 文子
基幹研究所研究員は、高圧合成技術を用いて
作製した水銀系銅酸化物高温超伝導体の
ひとつであるHg-1223の電気抵抗率を
15万気圧の超高圧力下で測定し、
超伝導現象の最も基本的な性質である
電気抵抗の消失(ゼロ抵抗状態)を現在
最も高い153 K(約-120 ℃)で観測した。
 
 1993年に発見されたHg-1223は大気圧中
では最も高い135 Kの超伝導転移温度をもつ
物質である。
 
 この物質は圧力の増加とともに転移温度
が上昇するという報告がなされていたが、
実験が困難であるため超高圧力下では
電気抵抗の消失は観測されていなかった。
 
 今回、高度な高圧力下での実験技術を
利用することで、現在最も高い温度での
ゼロ抵抗をともなう超伝導現象を観測した。
 
 また、これまで得られていなかった
圧力下での正しい超伝導転移温度の変化の
詳細を明らかにした。
 
 この結果は今後、新しい物質の開発
における超伝導転移温度の向上に貢献する
ことが期待される。
 
 なお、今回の成果の詳細は、
日本物理学会が発行する
Journal of the Physical Society of
Japan 2013年2月号に掲載される。
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>1993年に発見されたHg-1223は大気圧中
>では最も高い135 Kの超伝導転移温度を
>もつ物質である。
>この物質は圧力の増加とともに転移温度
>が上昇するという報告がなされていたが、
>実験が困難であるため超高圧力下では
>電気抵抗の消失は観測されていなかった。
 
 超高圧力下の電気抵抗率測定って難しい
んですね。
 
>試料自体の質に問題があったことや、
>測定時に加える圧力の不均一による
>試料の損傷など
 など、なるほど。難しそう。
 
>より高い転移温度を実現する新物質の
>開発の可能性を追求していく。
 
 期待したいけれど、
 
 常温での超伝導はいつ頃実現出来る
のかな?

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