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2013年1月18日 (金)

水と油を効率的に分離できる柔軟多孔性物質(マシュマロゲル)の開発に成功 -原油回収や分析化学での応用に期待-

2013年1月11日
京都大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 中西和樹 理学研究科准教授、
金森主祥 同助教、
早瀬元 同大学院生(博士後期課程)、
梶弘典 化学研究所教授、
福地将志 同特定研究員(当時)のグループ
の共同研究の成果として、原油回収
における水/油分離や分析化学における
分離媒体として有効な新しい
柔軟多孔性材料(マシュマロゲル)を
開発しました。
 
 本研究成果は、独化学誌「アンゲヴァンテ
・へミー・インターナショナル
・エディション
(Angewandte Chemie International
Edition)」誌に掲載されました。
 
 
-------
概要
 物質内部に多数の細孔を有する
「多孔性物質」は、多量のガス・液体を
吸着することから広く利用されています。
 
 しかし、スポンジなど高分子発泡体以外
には柔軟な多孔性物質はほとんど存在せず、
水と油の混合物から油のみを吸着し、
かつ迅速に取り出すことはこれまで容易
ではありませんでした。
 
 本研究チームは、簡単に合成可能で
マシュマロのように柔軟な多孔性物質の
開発に成功しました。
 
 この物質表面は高い疎水性をもつため、
スポンジを絞るように水から油を迅速に
分離回収することが可能です。
 
 マシュマロゲルは、多くの有機高分子
よりも高温まで安定であり、低温でも
脆くならないシリコーン組成の
ネットワークをもつことから、この材料は
これまでの有機高分子では不可能であった
低温・高温での使用も可能です。
 
 このことから、これまでにない領域での
分離媒体としての応用が期待されます。
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>「油と水の分離」は単純なようで
>実際には複雑な問題であり、古くから
>研究されてきたテーマです。
>原料が安価、合成過程が簡便、
>用途に合わせて物性設計することも
>容易なことから、原油回収から最先端の
>分析化学まで幅広い分野での利用が
>期待されます。
>低温条件下での柔軟性を利用すれば、
>これまでに考えられてこなかった応用も
>期待できるでしょう。
 と言っています。
 
 期待出来そうです。
 
 予想外の応用が出来るようになると
良いですね。

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