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2013年1月20日 (日)

世界初 破骨細胞が骨を壊す様子のライブイメージングに成功―関節リウマチや骨粗鬆症,がんの骨転移に対する理想的治療法開発に光―

2013年1月17日
大阪大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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リリース概要
 大阪大学免疫学フロンティア
研究センターの石井優教授らの
研究グループは、特殊な顕微鏡を使って、
生きたままで骨の内部を観察することに
成功し、破骨細胞が実際に骨を壊していく
様子を、リアルタイムで可視化することに
世界で初めて成功しました。
 
 
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研究の背景
 骨粗鬆症や関節リウマチ、がんの骨転移
などの病気では、骨が異常に壊されて
いきます。
 これらの病態で骨を壊している細胞が、
「破骨細胞」と呼ばれる特殊に分化した
マクロファージです。
 
 これまでの研究において、骨が壊されて
いる部位に破骨細胞が集まっていることが
確認されていましたが、それらの細胞が
どのようにして硬い骨を壊しているのか
については不明でした。
 
 
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本研究成果が社会に与える影響
 石井優教授らの研究グループは、
生きたままで骨の内部を観察することに
成功し、破骨細胞が実際に骨を壊していく
様子を、リアルタイムで可視化することに
成功しました。
 
 この可視化により、「骨の表面にヒル
のように強力に貼りついて骨を壊している
破骨細胞(R型と命名した)」と、
「骨の表面でアメーバのように動き回って
いて骨を壊していない破骨細胞
(N型と命名)」の2種類の細胞が存在し、
破骨細胞はR型とN型を短い時間で遷移して
いることも分かりました。
 
 さらに、骨粗鬆症などの状態では、
破骨細胞の総数だけでなく、R型の数が
増えていることや、治療薬
(ビスホスホネート製剤)を投与すると、
破骨細胞の総数が減るだけでなく、
N型が増えることで骨の破壊が抑えられる
ことが分かりました。
 
 さらに、関節リウマチなどの骨破壊に
関与すると言われていたTh17という
炎症性T細胞は、骨の表面で破骨細胞に
接触し、N型をR型へと変換させることで
骨の破壊を引き起こすことが、実際の
ライブイメージングで解明できました。
 
 実は破骨細胞には骨を壊す働きだけ
ではなく、骨芽細胞という骨を修復する
細胞を活性化する作用もあり、現在の
治療薬で破骨細胞の総数を減らすと骨の
修復ができなくなり、逆に骨が脆くなって
しまうことが大きな問題点となって
います。
 
 今回成功したライブイメージング系は、
破骨細胞の総数は減らさずに、R型からN型
に変化させる理想的な薬を今後開発して
いく上で、極めて重要な研究成果であると
考えます。
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 そうですね。重要そうです。
 
 正にLIVE。素晴らしい!
 
 理想的な薬の開発につながると良い
ですね。

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