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2013年1月29日 (火)

空腹状態になると記憶力があがる仕組みを発見

平成25年1月25日
科学技術振興機構(JST)
公益財団法人 東京都医学総合研究所
東京都 福祉保健局
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
○記憶のメカニズムの研究は進んでいるが、
 記憶を改善する方法はよく分かって
 いない。
 
○空腹が記憶力をあげること、さらにその
 分子メカニズムを発見。
 
○「空腹」と「記憶」との関係が初めて
 明らかに。記憶力改善に向けた一歩。
 
 
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 JST 課題達成型基礎研究の一環
として、公益財団法人 東京都医学総合
研究所の平野 恭敬 主任研究員、
齊藤 実 参事研究員らは、空腹状態
になると記憶力があがること、さらに
その分子メカニズムをショウジョウバエ
を用いて明らかにしました。
 
 アルツハイマー病や老化による記憶力の
低下や先天的な記憶障害を改善することは、
クオリティ・オブ・ライフ
(Quality of Life:QOL)
の向上に必須です。
 
 これまでに記憶の研究が盛んに行われて
きましたが、記憶障害を改善する方法は
いまだ確立されていません。
 
 今回、ショウジョウバエを用いて
空腹状態にすると記憶力があがることを
明らかにしました。
 さらに、その分子メカニズムを分析した
結果、空腹で血糖値をコントロールする
インスリンが低下すると、インスリン
により抑制されていたたんぱく質
CRTC注1)が活性化され、記憶力が
あがることが分かりました。
 
 CRTCは、ヒト体内にも存在すること
が知られており、ヒトでも空腹時に似た
仕組みで記憶力があがる可能性があります。
 
 空腹状態を維持して記憶障害を改善する
ことは、現実的に困難です。
 
 本研究をもとに、空腹時における脳内の
記憶保持の仕組みを再現するような薬を
考案すれば、将来的に、記憶力の向上
あるいは記憶障害を改善できる可能性が
あります。
 
 本研究成果は、首都大学東京との
共同研究により得られ、
2013年1月25日(米国東部時間)
発行の米国科学誌「Science」
に掲載されます。
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 面白いですね。
 
>空腹時における脳内の記憶保持の仕組み
>を再現するような薬を考案すれば、、
 
 難しそうです。

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