まさに逆転の発想!イギリスの会社がCO2から燃料をつくり出す方法を開発!
スゴモリ
詳細は、リンクを参照して下さい。
---------------------------------------
夢のような本当の話が、遂に現実と
なった。
イギリス(クリーブランド州)の
Air Fuel Synthesis社は、同社の精製装置
を用いて空気中のCO2と水蒸気から燃料を
作り出すことに成功。
この8月より合計8リットルのガソリンを
精製した。
これを受け、エネルギー関係の専門家
は「気候変動やエネルギー危機との闘い
において、形勢を一変させる可能性が
ある、化石燃料への依存を終わらせること
ができるかもしれない」と大きな期待を
している。
つくり出すプロセスは、
①水酸化ナトリウムで満たしたタワーに
空気を吹き込み、空気中のCO2と
水酸化ナトリウムを反応させ、
炭酸ナトリウムを生成し、電気分解した
後、放出されたCO2を蓄積する。
②その一方で、タワーに吹き込まれた空気
から除湿装置を用いて水分を凝縮して、
電解槽に通し、水素と酸素に分解、
これと①で蓄積したCO2を反応させ、
燃料の主成分となる炭化水素混合物を
作る(反応条件は、生成する燃料の種類
によって異なる)。
③この混合物に、現行燃料に使われている
ものと同じ添加剤を混ぜ合わせることで、
燃焼時に大気が汚染されず、タンクが
腐食する問題も回避できる。
ガソリン、ディーゼル、航空燃料と
ブレンドすることも可能らしい。
プロセスはまだ開発途上にあり、
現段階では精製装置の動力として通常の
送電網から電気を取り込む必要があるが、
最終的には風力発電等を用いて動力を
供給できるようにする予定だ。
---------------------------------------
①の処理の意味は、こういうやり方が
CO2の取り込み方法として最も効率が良い
ということかな?
まだコスト的に商業化は先の話らしい
ですが、
CO2の有効利用という意味では
いろいろありますね。
先日投稿した
2013/1/14
もそうですし、
2012年11月27日
というのもありました。
そのままミドリムシに光合成で
取り込ませても良いし、
| 固定リンク
「科学関連ニュース」カテゴリの記事
- 世界初、100:1の減速比でも逆駆動可能なギヤを開発―ロボットの関節やEVの変速機などへの展開に期待―(2019.12.04)
- 全ての光を吸収する究極の暗黒シート-世界初!高い光吸収率と耐久性を併せ持つ黒色素材-(2019.09.03)
- バイオプラスチック原料を大量合成する技術を開発 ~環境調和型触媒反応プロセスによる,再生可能資源を活用したバイオ化学品製造技術~(2019.07.24)
- 「亀裂」と「光」で世界最小サイズの絵画の作製に成功 -インクを使わずに超高精細な印刷が可能に-(2019.06.25)
- 福島原発事故によって飛散した放射性微粒子の溶解挙動を解明(2019.05.16)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント