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2012年12月 2日 (日)

運動機能と認知機能に関わる小脳からの出力信号の仕分け

2012年11月22日
京都大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 小脳は長年、運動の実行機能を担って
いると考えられてきましたが、最近では
認知機能、特に行動の認知的側面に
関わっていることが示唆されています。
 
 実際、小脳で処理された情報の出口の
一つである小脳核の中位核は連合運動学習
などの認知機能に関与していることが
知られていますが、それを実証する
解剖学的知見は得られていませんでした。
 
 今回、高田教授と宮地准教授の
研究グループは、陸准教授との共同研究
により、小脳核(中位核と歯状核)は、
運動機能と認知機能に関わる小脳からの
信号を部位特異的に仕分けして、大脳や
脊髄に出力していることを明らかに
しました。
 
 研究グループでは、シナプスを越えて
神経回路を構成するニューロンをラベル
することができる狂犬病ウイルスを用いて、
それぞれ運動機能と認知機能の高次中枢
である、大脳皮質の一次運動野や前頭前野
(特に46野)に多シナプス性に入力する
小脳核ニューロンの分布を解析しました。
 
 その結果、運動情報は後中位核と
歯状核の背側部や前中位核から視床を
介して一次運動野に入力するのに対して、
認知情報は後中位核と歯状核の腹側部から
異なる視床の領域を介して前頭前野に
入力することを見出しました。
 
 このことは、後中位核が歯状核と同様に
運動機能と認知機能に関わる二つの
出力チャネルを持っているのに対して、
前中位核は運動チャネルのみを持っている
ことを示しており、小脳失調の際に
発現する運動障害や認知障害の
治療ターゲットを特定するのに寄与できる
と考えられます。
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 ご参考情報です。
 
 小脳も認知機能に関わっているんですね。
 特に行動の認知的側面に関わっている。
 
 少しずつですが、理解が進んでいます。
 
 それにしても、小脳は大きい割には
機能が限定されてますね。
 
 運動機能の全体のバランスをとる
ということがそれだけの大きさを必要
とするということでしょうか?
 

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