« 東北大学大学院医学系研究科 多発性硬化症治療学寄附講座ブログ更新情報 | トップページ | スマート家電、日本には育たないのか? »

2012年12月17日 (月)

血中の自己抗体が脳内に侵入して神経伝達機能を低下させる

平成24年12月12日
理化学研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 「ことの始まりは、インフルエンザ
でした。 なぜかめまいだけがとれず、
少しずついろいろな症状が出はじめました」
 「通学途中で極度の疲労感を感じている
自分に気づきました。
 自分一人ではコントロールできない
ような何かが体の中で起こっているような
気がした」。
 
 これらは、原因不明の「リセットできない
疲れ」に長い期間苦まれた方々の体験談※
です。
 
 慢性疲労症候群は、6カ月以上の長期に
わたって強い疲労感が続き、健康な社会生活
を送れなくなる病気です。
 
 ウイルスや細菌感染、ストレスなどの
複合的な要因が引き金になるとされて
いますが、詳しい発症メカニズムは
分かっていません。
 
 理研の研究者らは、一部の慢性疲労症候群
患者の血中から神経伝達物質受容体に対する
自己抗体(mAChR自己抗体)が発見される
ことにヒントを得て、発症メカニズムの
解明に取り組みました。
 
  mAChRはアルツハイマー型認知症や
統合失調症に関わるといわれています。
 
 そこで、mAChR自己抗体と認知機能との
間に深い関係があると予測し、
この自己抗体を持つ患者5人、
持たない患者6人、健常者11人の脳をPET検査
で比較しました。
 
 その結果、mAChR自己抗体を持つ患者の
脳は、mAChRの発現量が10~25%低下して
いることが分かりました。
 
 これは、血中のmAChR自己抗体が
血液脳関門を突破して、脳神経細胞の
mAChRに結合していることを示し、
慢性疲労症候群に見られる免疫系の異常が
脳の神経伝達機能を変化させている証明と
なります。
 
 今後、免疫系の異常と慢性疲労の関係を
詳細に調べることで、新たな病態研究に
つなげていきます。
 
 
---------------------------------------
 
>慢性疲労症候群を発症させるメカニズム
>の一端をPET検査で解明
 ということです。
 
 慢性疲労症候群は気のせいではないか?
とかいろいろ言われて、困っている人が
多いのではないでしょうか?
 
 はっきり診断できる方法が見つかると
良いですね。
 
>免疫系の異常と慢性疲労の関係を
>詳細に調べることで、新たな病態研究に
>つなげていきます。
 とのことで、期待したい。

|

« 東北大学大学院医学系研究科 多発性硬化症治療学寄附講座ブログ更新情報 | トップページ | スマート家電、日本には育たないのか? »

医療関連ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/210730/56337329

この記事へのトラックバック一覧です: 血中の自己抗体が脳内に侵入して神経伝達機能を低下させる:

« 東北大学大学院医学系研究科 多発性硬化症治療学寄附講座ブログ更新情報 | トップページ | スマート家電、日本には育たないのか? »