骨粗鬆症予防にミカン 黄色い色素が骨を増やす
2012年12月22日 朝日新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
---------------------------------------
ミカンをよく食べると骨粗鬆症を予防
できるらしいことが、果樹研究所の
杉浦実主任研究員らの研究でわかった。
ミカンを黄色くする色素である
βクリプトキサンチンが、骨を増やしたり、
減少を抑えたりしていると考えられる。
20日付米科学誌プロスワンで発表した。
杉浦さんらが温州ミカンの産地の一つ、
浜松市の三ケ日町地域で行ってきた
研究で、ミカンを多く食べる女性は患者が
少ない傾向もわかっていた。
そこで、この地域の閉経後の
女性212人で、βクリプトキサンチンの
血中濃度と骨粗鬆症の関連を調べたところ、
ミカンを毎日4個食べることに相当する
血中濃度の人は、ミカンを食べない日が
ある人よりも、骨粗鬆症にかかるリスクが
92%低いことがわかった。
果物などに含まれる色素の骨粗鬆症
予防効果が明らかになったのは世界で
初めてという。
---------------------------------------
面白い研究ですね。
>ミカンを毎日4個食べることに相当
>する血中濃度の人は、骨粗鬆症に
>かかるリスクが92%低いことが
>わかった。
92%低いってすごい効果ですね。
毎日4個というのは多いですが、
サンプル数が少ないので更なる研究が
必要だとは思いますが、今後に期待
しましょう。
参考リンクです。
2012年12月22日
| 固定リンク
「医療関連ニュース」カテゴリの記事
- iPS細胞由来の免疫キラーT細胞を用いることで悪性リンパ腫の治癒に成功〜難治性NK細胞リンパ腫に対する新規細胞治療法へ期待〜 (2019.10.14)
- 炎症反応を強力に抑える活性イオウ誘導体の開発に成功(2019.04.16)
- 皆保険制度の国で在住外国人に健康格差の懸念 ~ 富裕層対象の医療政策導入で悪化の恐れ日本人医師グループが英医学誌で注意を促す ~(2019.03.13)
- 脳腫瘍に対するウイルス療法の医師主導治験で高い治療効果を確認―日本初のがん治療ウイルス薬の製造販売承認申請へ―(2019.02.18)
- 国内初の医師向けオンライン診療手引書が完成 -安全で質の高い遠隔医療の普及に向けて-(2019.01.13)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント