「超伝導の光」横浜にともる 家庭向け送電実験、全国初
2012年10月30日 朝日新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
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電気抵抗がゼロになる超伝導物質を
使った送電線で、実際に家庭に電気を送る
実証実験が29日、横浜市の東京電力
旭変電所敷地で始まった。
超伝導送電線で中継された電気が家庭
向けに送られるのは日本で初めてという。
実証実験は新エネルギー・産業技術総合
開発機構や東京電力などが約1年かけて、
共同で進める。
「超伝導」になる区間は変電所内の
約240メートルで、冷却に使う電力分を
含めても、従来の送電線に比べて単位長さ
あたりの電力の損失を半分にできる可能性
があるという。
今回送り始めた電気は、約5万世帯分。
2020年までに技術を確立させて
実用化につなげたいという。
送電線は素材にビスマス合金などを利用。
電線を零下約200度まで冷やすために、
液体窒素を電線を取り囲むように循環
させる。
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本当に、
>冷却に使う電力分を含めても、従来の
>送電線に比べて単位長さあたりの電力の
>損失を半分にできる可能性がある
なんでしょうか?
実際の送電は地下とか、海底ケーブル
とかの形になるのでは?
空中は無理だと思う。
そうするとコスト面でどうなるのか?
実証実験はまだまだかかると思う。
関連記事です。
2012年10月29日
NEDO
東京電力株式会社
住友電気工業株式会社
株式会社前川製作所
この研究も関連しそうですね。
2012.10.18
独立行政法人物質・材料研究機構
プレスリリース
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