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2012年11月29日 (木)

脳の中のグリア細胞の働きで、運動学習が加速することを発見

2012.11.27
生理学研究所プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 我々の脳は、神経細胞の間を信号が
行き交う過程を通して、高次機能を
生み出しています。
 
 しかし、脳の容積の大半は、実は
神経細胞ではなく、別の種類の細胞
グリア細胞)で満たされています。
 
 過去1世紀にもわたって、
このグリア細胞というものは脳の
高次機能に関わるとは想定されておらず、
ただ、神経細胞を囲い、栄養補給などの
サポートをするに過ぎない存在だと
考えられてきました。
 
 その一方で、脳疾患の中には、神経細胞
の異常だけでは説明できないものも
見つかってきています
(以前のプレスリリースを参照 #1)。
 
 今回、自然科学研究機構生理学研究所
の松井 広(マツイ・コウ)助教らの
研究グループは、光によってグリア細胞
のみの働きを活性化させること(光操作)
に成功。
 
 小脳のグリア細胞を光で刺激すると、
運動学習が進むことが分かりました。
 
 この研究を通して、グリア細胞は
神経細胞と密接に連絡を取り合っており、
グリア細胞の働きで脳の機能が左右される
ことが示されました。
 
 米国科学アカデミー紀要
(PNAS、11月26日の週に発行)に掲載
されます。
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>松井助教は、「今回の我々の研究を
>通して、グリア細胞の活動が脳神経の
>活動に影響を与えることが明らかに
>なりました。
>脳の大半の容積を占めながら、
>脳内情報処理において役割があるとは
>全く想定されていなかったグリア細胞
>に今後さらに注目が集まることは
>必至でしょう。
 と言っています。
 
 まあ、科学とはこんなものですね。
 想定外があるから面白いし、そこに
進歩もある。
 固定観念は捨て去るべきです。
 研究に大切なのは謙虚な姿勢。

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