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2012年11月 1日 (木)

老化マウスから作製したiPS細胞由来神経堤様細胞移植は糖尿病性神経障害を改善する

平成24年10月29日
名古屋大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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ポイント
 
○iPS細胞由来神経堤様細胞を糖尿病マウス
 に移植すると糖尿病性神経障害が改善
 した。
 
○老化マウスから作製したiPS細胞を利用
 しても、充分な治療効果を発揮した。
 
○本研究結果は、有効な治療法が存在
 しない進行した糖尿病性神経障害に
 対する新たな治療ストラテジーとなる
 可能性が示唆された。
 
 
 要旨
 
 糖尿病性多発神経障害(DPN)の成因
として、高血糖に起因した代謝障害および
血流障害が重要な役割を果たしている。
 DPN が進行し、病理学的にも血管や神経
の変性が完成した状態では、従来の治療法
では不十分であるため、再生医療が期待
されている。
 
 再生医療の分野において、近年、
iPS細胞が注目されており、iPS細胞から
誘導した神経堤細胞(neural crest cell)が
マウスの脊髄損傷モデルにおける運動機能
の改善に有用であることが報告された。
 
 研究チームは、新たなDPNの治療法
として、NCL細胞に注目し、このNCL細胞を
21か月齢の老化マウスから作製したiPS細胞
より誘導し、これらの細胞を糖尿病マウス
の下肢に移植することにより、治療効果を
検討した。
 
 その結果、細胞移植により、進行した
DPNが改善することを明らかにした。
 
 移植した細胞は、神経栄養因子や
血管新生因子を供給するパラクリン作用に
加え、移植した細胞が移植部位で変性した
組織修復に直接関与する細胞置換
(cell replacement)作用を有する可能性が
示唆された。
 
 本研究の結果から、いまだ有効な治療法
が存在しない進行したDPNに対し、iPS細胞
を利用した再生医療が応用できる可能性を
示しているとともに、高齢者から採取した
iPS細胞でも、糖尿病合併症に対する
再生医療への応用に使用可能であることを
示唆している。
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 iPS細胞を利用した再生医療思っていた
より応用範囲は広そうです。
 大いに期待したい。

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