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2012年10月27日 (土)

タンパク質合成を促進するアンチセンスRNAを初めて発見

平成24年10月25日
独立行政法人 理化学研究所
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 理化学研究所(野依良治理事長)は、
これまで生体内におけるタンパク質合成を
阻害すると考えられていた
アンチセンスRNA※1の中に、
タンパク質合成を促進する機能も持つもの
があることを発見しました。
 
 これは、理研オミックス基盤研究領域
(林崎良英領域長)LSA要素技術開発
グループ ゲノム機能研究チームの
ピエロ カルニンチチームリーダーらと、
イタリアのInternational School of
Advanced Studies(SISSA)との共同研究
グループによる成果です。
 
 一般にアンチセンスRNAは、
メッセンジャーRNA(mRNA)※2から
タンパク質を合成(翻訳)する機能を
阻害すると知られていますが、最近では、
ゲノムの転写やmRNA(センスRNA)の
安定性を制御する機能についても報告
されています。
 
 共同研究グループは、アンチセンスRNA
のさらなる機能を明らかにするため、
神経変性疾患などに関与し
「センスRNA-アンチセンスRNA」のペアが
発現する遺伝子Uchl1に着目し、
その翻訳機構を調べました。
 
 その結果、リボゾーム※3との親和性が
高く、かつ特殊な配列を持つ
アンチセンスRNA「SINEB2」が、これと
相補的配列を持つセンスRNAとの相互作用
を促進し、タンパク質合成を促進させる
ことが分りました。
 
 このアンチセンスRNAは、
国際研究コンソーシアム「FANTOM※4」で
見いだされたノンコーディングRNA(ncRNA)
※5の1つです。
 
 細胞内には、mRNAなど機能あるRNAの
他に、アンチセンスRNAなどタンパク質を
コードしないRNA(ncRNA)が大量に存在
します。
 
 これまでの定説では、ncRNAのほとんど
はジャンクと考えられていました。
 
 しかし、今回の成果は、ncRNAにも
生命現象維持に役立つ機能がある可能性を
示しています。
 本研究成果は、英国の科学雑誌
『Nature』オンライン版
(10月14日付け:日本時間10月15日)に
掲載されました。
 なお、カルニンチチームリーダーらは、
今回の成果をもとに社会貢献するために
ベンチャー会社
「トランスサイン テクノロジーズ株式会社
(TransSINE Technologies Co.Ltd)」を
設立しました。
 
 さまざまなニーズに応じた目的の
タンパク質合成を促進する
アンチセンスRNAを開発し、基礎研究
から医療まで幅広い分野での貢献を
目指します。
 
 理研は、
トランスサイン テクノロジーズ株式会社
を理研ベンチャー※6に認定しており、
本技術の迅速な実用化と普及を支援します
 
 
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 良いですね。
 
 いろいろあります。
 アンチセンスRNA、ノンコーディングRNA、
 
 結局ジャンクRNAと考えられていたものの
多くはジャンクではなかったと
言うことになりそうな感じです。

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