iPS細胞から卵子 生命の作製、倫理に課題 不妊治療には期待
iPS細胞から卵子 生命の作製、
倫理に課題 不妊治療には期待
2012.10.5 msn 産経ニュース
詳細は、リンクを参照して下さい。
---------------------------------------
京都大大学院の斎藤通紀教授らの
研究グループが、人工多能性幹細胞
(iPS細胞)から精子に続いて卵子を
作製し、子供を誕生させることに
成功した。
今後、生殖細胞(精子と卵子)の
発生メカニズムや不妊治療の研究などへの
応用が期待される半面、人工的に作った
ヒトの精子や卵子で受精卵が作れる
ようになる可能性も芽生え、倫理面で
新たな議論も巻き起こりそうだ。
-----
iPS細胞を作製した山中伸弥
・京都大教授の話「昨年の精子からわずか
1年で卵子の作製に成功したことは、
不妊症の原因解明や創薬につながる大きな
一歩だ。
一方で、理論的には、ヒトiPS細胞
から新たな生命を誕生させることが
可能になるという倫理的な問題も
生まれた。
今後は研究が独り歩きすることの
ないよう、積極的に情報発信し、一般の
方々の理解を得ながら慎重に進める必要が
ある」
---------------------------------------
>人工多能性幹細胞(iPS細胞)から
>精子に続いて卵子を作製し、
>子供を誕生させることに成功した。
すごい時代に入ってきました。
まだ始まったばかり。
でも、今のうちから議論を進めて
おかないと駄目です。
日本はどうも責任をとりたくない人が
沢山いるせいなのか?
時間ばかり経ってしっかりした議論が
出来ず、なんとも中途半端な結論しか
出せない傾向がある。
法律も作られない。
世界から見れば後進国。
世界では既に法整備が済んでいるのに
日本ではその議論すら始まっていない
というものが沢山ある。
せっかく世界に先駆けてiPS細胞を
作り出したのだから、
しっかり議論を進めて世界の模範に
なって貰いたい。
閉鎖社会日本では困る。
| 固定リンク
「医療関連ニュース」カテゴリの記事
- iPS細胞由来の免疫キラーT細胞を用いることで悪性リンパ腫の治癒に成功〜難治性NK細胞リンパ腫に対する新規細胞治療法へ期待〜 (2019.10.14)
- 炎症反応を強力に抑える活性イオウ誘導体の開発に成功(2019.04.16)
- 皆保険制度の国で在住外国人に健康格差の懸念 ~ 富裕層対象の医療政策導入で悪化の恐れ日本人医師グループが英医学誌で注意を促す ~(2019.03.13)
- 脳腫瘍に対するウイルス療法の医師主導治験で高い治療効果を確認―日本初のがん治療ウイルス薬の製造販売承認申請へ―(2019.02.18)
- 国内初の医師向けオンライン診療手引書が完成 -安全で質の高い遠隔医療の普及に向けて-(2019.01.13)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント