« 日産自動車、世界初※1の次世代ステアリング技術を開発し1年以内に商品化 | トップページ | 最期の治療、自分流に 豪州に見る意思の文書化 »

2012年10月18日 (木)

水素ガスにより心肺停止蘇生後の脳や心臓の障害を改善する効果を発見

2012/10/17
慶應義塾大学医学部プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
---------------------------------------
 慶應義塾大学医学部循環器内科
(佐野元昭専任講師、福田恵一教授)、
同救急医学教室(林田敬助教、堀進悟教授)
日本医科大学大学院医学研究科加齢科学系
専攻細胞生物学分野
(上村尚美講師、太田成男教授)らの
共同研究グループは、濃度2%の水素ガスを
吸入することにより心肺停止から蘇生した
あとの脳機能や心筋組織の後遺症を軽減し、
生存率を改善することをラットにおいて
発見しました。
 
 心肺停止は、たとえ救命できたとしても
脳や心臓に重篤な後遺症を残し、社会復帰
の可能性は低く予後は極めて不良です。
 
 現在、心肺停止に対する、唯一の効果的
な治療法として低体温療法が行われて
いますが、手技自体が煩雑であり、手技に
伴う合併症などのリスクが高く、
低体温療法に代わる新しい治療法の確立が
望まれています。
 
 本研究グループは、水素ガスの吸入
によって脳や心臓の虚血再灌流障害
(きょけつさいかんりゅうしょうがい:
血流を再開させた結果、臓器の組織障害が
進行する現象)を抑制することを
ラットによる実験で明らかにしてきました。
 
 今回の研究結果により、
水素ガス吸入療法は、心肺停止から蘇生
したあとの脳や心臓の機能低下を抑制し、
生命予後の改善に効果がある可能性が
示唆され、心肺停止蘇生後の患者さんの
社会復帰率向上に向けての大きな一歩と
考えられます。
 
 この治療法は濃度2%水素ガスを吸入
するもので、爆発等の危険性は
ありません。
 
 本研究成果は、2012 年10月16日
(米国東部時間)に米国心臓病学会雑誌
Journal of the American Heart
Associationオンライン版に公開されます。
 
 
---------------------------------------
心肺停止蘇生後に発生する活性酸素が
悪さをするようです。
 
関連記事です。
2012年5月27日
 
 こういう記事もありました。
2012年9月26日
 
 活性酸素の害を防ぐ方法として水素を
利用するのは良さそうですね。

|

« 日産自動車、世界初※1の次世代ステアリング技術を開発し1年以内に商品化 | トップページ | 最期の治療、自分流に 豪州に見る意思の文書化 »

医療関連ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/210730/55916882

この記事へのトラックバック一覧です: 水素ガスにより心肺停止蘇生後の脳や心臓の障害を改善する効果を発見:

« 日産自動車、世界初※1の次世代ステアリング技術を開発し1年以内に商品化 | トップページ | 最期の治療、自分流に 豪州に見る意思の文書化 »