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2012年10月24日 (水)

地震予知失敗で実刑判決、研究への影響懸念

2012/10/23 日本経済新聞
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 多数の死傷者を出した2009年4月の
イタリア中部地震で、大地震の兆候がない
として「安全宣言」と受け止められる判断
を示し被害を拡大させたとして、学者らに
実刑の禁錮刑が言い渡された22日の判決。
 
 予知の失敗で刑事責任が問われる世界的
にも異例の司法判断に、被告の弁護士や
関係者らから非難や今後の研究への影響を
懸念する声が相次いだ。
 
 「このような判断がまかり通れば、
地震頻発国の日本では5分おきに警告を
出さなければならないだろう」。
 国立地球物理学火山学研究所元所長の
エンツォ・ボスキ被告(70)の弁護士は
閉廷後、こう非難した。
 
 「上級審でも有罪なら、地震のリスクを
研究する学者たちは今後『逃げろ』という
警告しか出せなくなる」と語った。
 ANSA通信によると、イタリア防災庁
付属委員会のルチアノ・マイアニ委員長は
「こんなことは他の国では考えられない」
と判決を批判した。
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 この裁判は行き過ぎだと思います。
イタリアでの地震予知に対する市民の
信頼の程度にもよると思いますが、、
 
 日本では考えられない。
 そもそも地震の予測などそれほど
信頼のおけるものとは思っていない。
 
 プレート理論から言ってある程度の
歪みが溜まれば当然地震は起きる。
 但し、その時間軸に対する精度は
余りに低いという認識です。
 そもそも科学のレベルなどそんなに
信頼していない。
 責任の所在を明確にしていない
のがいけない。
 あまりに曖昧。
 
 曖昧だからそうなるのだと思う。
 
 科学者とマスコミは正しいと思われる
情報(国民が正しく判断できる情報)を
つつみ隠さずに公表すれば良い。
 誤差があるのならそう言えば良い。
 研究を止める必要はない。
 研究を続けていれば、いずれ精度は
上がる。
 
 予測には短期と長期がある。
 少なくとも、短期予測の精度はかなり
高いということを知っておくべきだし、
その精度を上げる為にもっとお金を
かけても良いのでは?
 
 短期予測については、
私の投稿で、
「地震は電磁気学を応用すれば予知できる
-ニュートン力学に固執しては不可能」
2011年5月30日
があります。
 
 お金をかければ巨大地震であれば、
かなりの精度で予測可能です。
 但し、かなり押し迫った時間軸でないと
出来ないのが難点。
 
 こんなことで意味があるのか?
 というとなかなか難しいが、
この方向の研究もしっかりやって欲しい
と思う。
 
 予知が出来ないのなら止めろと言うのは
極端に過ぎる。
 そんなに科学のレベルは高くない。
 なんでもそうだが、わからない事だらけ
なのが実情。
 だから科学は面白い。
 想定外の連続です。
 
 政治家と実業家は言ってはいけません。
 折り込み済みのはず。

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