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2012年10月12日 (金)

50年前に制度設計した国民皆保険制度の修正は必須【日経バイオテクONLINE Vol.1782】

50年前に制度設計した国民皆保険制度の
修正は必須
Mon, 10 Sep 2012
【日経バイオテクONLINE Vol.1782】
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 実は本日ですが、わが国の高額医療費の
新記録の発表があります。
 月間の医療費がなんと1億4000万円の
患者がわが国でも出現しました。
 血友病の患者で遺伝子組換えで製造した
血液凝固因子で治療されています。
 本来、困ったときの杖である健康保険の
趣旨から、私はこうした支払いが出来た
わが国を誇りに思います。
 
 しかし、同じ医療費の患者が2万人
でると、わが国の医療費37兆円では不足
し、残りの1億2000万人の医療を供給する
ことが出来なくなることも現実です。
 
 財務省の宣伝をそのまま信じることも
できませんが、現実として医療に提供
できる資源に限りがある以上、そして国民
の医療へのアクセスを保証するために、
どうやって医療を提供するかを国民と合意
する必要があると思います。
 
 今回の議論で強く思ったのは、
まず不老不死を目指す医療を国民は
望んではいけないことです。
 
 とにかく延命するためだけに最先端の
医療を提供することは誤りであると
確信いたしました。
 生存欲求は人間の強欲の最大のもの
でありますが、残念ながらこうした放埒な
欲望は、神ならずとも、地球の資源制約
そして、日本という社会で皆と楽しく
生きていこうと考えると、許されないもの
であると考えます。
 
 病院の現場では最高の医療を、
患者の家族も遠い親戚も、そして医事粉争
を恐れる医療関係者も提供すべく、医療費
を増大させ続けていますが、これは正しい
ことではありません。
 むしろ、医療の目的をこうした後ろ向き
の言い訳医療に歪めず、患者や家族の安心
と希望を与えるものと設定して、医療供給
に対して患者が選択できる環境を作るべき
だと感じました。
 そのために、国民皆保険制度以来51年も
国民が目を背けてきた、自分や愛する家族
の死という問題を直視する覚悟と、
それを支える教育や支援が必要となる
でしょう。
 
 老年医学会が「高齢者ケアの意思決定
2012年6月27日に発表したことは、
安心と希望を持って死ぬための環境整備の
大きな一歩であると思います。
 皆さんも是非、死ぬ前にご一読願いたい。
 
 とにかく医療関係者も家族も、
そして多分患者もとことんまで努力して
自己満足と言い訳を得るわが国の
終末期医療では、いくら医療費を
用意しても不足することは明白です。
 問題の根を絶つ努力を怠り、消費増税や
保険点数の調整でごまかすことは到底
できないのです。
 財源論だけの医療制度改革の空しさを
知らなくてはなりません。
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 そうですね。
 いかに生き、いかに死ぬかについての
全国民を巻き込んだ真摯な議論が必要な時
が来たのだと思います。
 
 医療費は増大する一方です。
小手先の財源論だけでは解決不能なのは
明らかです。
>不老不死を目指す医療を国民は
>望んではいけないことです。
>とにかく延命するためだけに最先端の
>医療を提供することは誤りであると
>確信いたしました。
>そのために、国民皆保険制度以来51年も
>国民が目を背けてきた、自分や愛する家族
>の死という問題を直視する覚悟と、
>それを支える教育や支援が必要となる
>でしょう。
>老年医学会が高齢者ケアの意思決定
>プロセスに関するガイドラインを
>2012年6月27日に発表してことは、
>安心と希望を持って死ぬための環境整備の
>大きな一歩であると思います。
>皆さんも是非、死ぬ前にご一読願いたい。
 私も、この問題解決の為には
「国民皆保険制度以来51年も国民が
目を背けてきた、自分や愛する家族
の死という問題を直視する覚悟と、
それを支える教育や支援が必要となる」
と思います。
 
 生きる権利が認められるように
死ぬ権利も又認められるべきでしょう。
 自殺を認めろと言っているのでは
ありません。
 無駄な医療を受けない権利と言っても
良いかも知れません。
 とにかく医療資源もお金も無制限では
ありません。
 ならば、今のままで良いはずはないと
思います。
 
 というドラマを見ましたが、
医療の一つのあり方だと思いました。
 実話も知ってはいたのですが、
良いドラマだと思う。
 
 大変重い課題ですが、この問題を直視し
どうあるのが最も良いのか考えましょう。
今がその時なのです。

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