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2012年10月22日 (月)

氷期-間氷期の気温変動に硫酸塩エアロゾルが寄与していたことを解明

2012/10/4
北海道大学プレスリリース
 
詳細は、リンクを参照して下さい。
 
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 アイスコアに保存されている
水溶性エアロゾル(大気中に浮遊する微粒子)
を微粒子 1 粒ごとに観察する手法を世界に
先駆けて開発しました。
 
 この手法を用いて,南極で採取された
ドームふじアイスコアに含まれる
硫酸塩エアロゾルを測定しました。
 
 その結果,過去 30 万年間の
氷期-間氷期サイクルにおいて,
硫酸塩フラックスと気温の指標
(酸素同位体比)の間に逆相関
(気温が低い氷期に硫酸塩フラックスが
大きい)がみられました。
 
 この事実は,硫酸塩フラックスが
大きい時代は,エアロゾルの間接効果*
が気温低下をもたらしていることを
示唆します。
 
 南極で約 8℃の変化と考えられている
最終氷期最盛期(約 2 万年前)から現在の
間氷期(現在~約 1 万年前の温暖期)への
気温変動のうち,硫酸塩エアロゾルの
間接効果による寄与は最大で 5℃と
見積られ,硫酸塩エアロゾルが氷期-間氷期
の気温変動に寄与したことを解明しました。
 
 ドームふじアイスコアは 1995 年から
1997 年にかけて,国立極地研究所が
中心となって行われたプロジェクト
(南極氷床ドームふじ深層掘削プロジェクト)
によって採取されました。
 
 ドームふじアイスコアはアイスコア
コンソーシアムのもとで,国立極地研究所
を中心とする国内の研究機関によって
解析され,学際的な数多くの成果が創出
されています。
 
 ドームふじアイスコアの詳細は
ホームページを参照願います。
http://polaris.nipr.ac.jp/~icc/NC/htdocs/
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 気温変化に対しての科学的理解はまだまだ
低いようですね。
 CO2の与える影響は大きいとは思いますが、
考えられる要因は幾つかあり、今回その
一つである「大気中に浮遊する微粒子」の
影響が解明されたとのこと。
 
 乱暴な議論は止めて、こういう地道な
研究もまた必要です。
 
 その点で素晴らしい。
 
>最も大きな不確定要因になっている
>エアロゾルの影響評価を,高精度で
>モデルに取り込むことができるように
>なると期待される。

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