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2012年9月28日 (金)

組織工学的手法を用いた自家培養軟骨移植による軟骨修復

組織工学的手法を用いた自家培養軟骨移植
による軟骨修復
- 磁石の力を利用して、培養した組織を
再生させたい場所だけに定着 -

2008.11.7
広島大学プレスリリース

詳細は、リンクを参照して下さい。
随分時間が経っています。

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 次なるアイディア?
 磁石の力で軟骨や骨を再生

 「軟骨の損傷具合は患者さんによって
さまざま」「この方法では、軟骨細胞を
取り出すときと、培養して患者さんに戻す
ときと、2回も膝にメスを当てなければ
いけない」また「適さないケースも」と、
冷静に次なる課題を見据える教授。

 「新しいことをつねに考えています」
という教授に、次なるアイディアが
浮かびます。

 患者さんの体に大きくメスを入れる
ことなく、内視鏡(膝関節鏡)を見ながら
注入することができないかを考えていた
教授に、あるアイディアがひらめきます。

 そして今年9月、教授らのグループは、
鉄粉を混ぜて培養した細胞を、強力な磁石
で骨の欠損部分に集めて骨や軟骨を再生
する治療法を開発(特許取得申請中)した
と発表しました。

 骨や軟骨、筋肉などに変化する
間葉系幹細胞(注1)を使うというもの。

 体内から取り出した骨髄細胞を、
MRI (注2)による撮影時に造影剤として
使用されている鉄粉マグネティックビーズ
(直径10ナノメートル、ナノは10億分の1)
と、特殊な薬剤を幹細胞の培養液に入れる
と、一晩で鉄粉を内部に取り込んだ幹細胞
ができあがります。

 この幹細胞を注入するときに、体外から
強力な磁石を使って骨や軟骨の欠損部分に
集めると、定着した幹細胞は、3週間程度
で、軟骨の欠損部分に注入した細胞は軟骨
に、骨の欠損部分に注入した細胞は骨に
変化し欠損部分を補いました。

 磁場を当てる時間は欠損部分の大きさ
により、通常1時間から3時間程度と
いいます。

 ブタなどを使用した動物実験や人間から
取り出した軟骨を使った実験で、
約1平方センチメートルの欠損部分の再生に
成功し、細胞本来の働きをすることも確認
されました。

 鉄粉は、吸収されやがて赤血球中で酸素
を運ぶヘモグロビンの一部になります。

 この鉄粉は、すでに医療現場で使われて
いるもので、副作用の心配も低い
のだとか。

 人への臨床試験までには、まだまだ
クリアすべき多くの課題はあるものの、
この方法だと、注射と磁石を使うだけ
なので手術に比べて患者さんの負担が
少なく、何度でも繰り返し行うことが
でき、大きな効果が見込まれると期待
されます。

 このニュースは、国内だけでなく、
中華民国(台湾)4大新聞のひとつ
である「自由時報」の2008年9月12日付け
紙面でも取り上げられました。
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今日の朝日新聞にこの研究が「文部科学省
の研究開発推進事業に採択された」との
記事が載っていました。

>越智教授は「3年後をめどに臨床研究を
>始めたい」と話しているそうです。

うまく行くと良いですね。

でも、本当に医学の新しい治療の
進歩具合は遅いですね。
もう少し早くならないものでしょうか?
こんなものなのでしょうか?

動物実験レベルから人の臨床治験まで
最低10年位かかる。

安全性の確認は確かに必要ですが、
開発速度の適正な目処は、世界との比較
を含めて日本としての目標を持って
おくべきだと思います。

安全性確保の為には時間がかかる
のだから仕方がないと思って諦めては
いないでしょうね?

工夫する所は必ずあるはず。

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