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2012年9月11日 (火)

日本初 「フェーズドアレイ気象レーダ」を開発

日本初 「フェーズドアレイ気象レーダ」
を開発
~ゲリラ豪雨や竜巻の詳細な3次元構造を
わずか10秒で観測可能に~

2012年8月31日 
独立行政法人 情報通信研究機構

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 独立行政法人 情報通信研究機構
(以下「NICT」、理事長:宮原秀夫)、
国立大学法人 大阪大学
(以下「大阪大学」、総長:平野俊夫)、
株式会社 東芝(以下「東芝」、
代表執行役社長:佐々木則夫)は、
ゲリラ豪雨や竜巻などを観測するための
「フェーズドアレイ気象レーダ」の開発に
成功し、大阪大学・吹田キャンパスにて
試験観測を開始しました。

 本レーダは、10秒間隔で隙間のない
3次元降水分布を100mの分解能で観測する
ことが可能で、将来的には突発的気象災害
の監視や短時間予測に役立つことが期待
されています。

 なお、本研究成果の一部は、NICTの
委託研究「次世代ドップラーレーダ技術
の研究開発」により得られたものです。


 今回の成果
 今回、東芝、大阪大学、NICTが共同で、
Xバンドの「フェーズドアレイ気象レーダ」
の開発に、日本で初めて成功しました。

 2012年5月に大阪大学・吹田キャンパス
の電気系建屋屋上に設置し、調整作業を
続けてきましたが、このたび試験観測を
開始しました。

 このフェーズドアレイ気象レーダでは、
128本のスロットアレイアンテナによる
“デジタルビームフォーミング(DBF)”を
採用することで、観測時間をわずか
10~30秒に短縮することができました。

 従来型のレーダでは、3次元観測を行う
ためには、パラボラアンテナを、
その仰角を変えながら10数回転させる
必要がありましたが、本レーダでは、
仰角方向にDBFを用いた電子走査
(最大112仰角)を行うことで、アンテナ
を1回転させるだけで半径15~60km、
高度14kmまでの範囲における隙間のない
詳細な3次元降水分布を観測することが
可能となりました。
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素晴らしいですね。

フェーズドアレイアンテナ
 電子的にビーム方向を変えることができる
 アンテナです。用語解説を見てください。

アンテナを動かさなくても電波の方向を
変化させられるのです。
今回のフェーズドアレイアンテナは
上下方向です。
よってアンテナ全体を一回転させる
だけで、3次元構造を観測できる。

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