現在の南極・グリーンランド氷床および山岳氷河の融解は人為起源気候変調によるものである可能性
現在の南極・グリーンランド氷床および
山岳氷河の融解は人為起源気候変調に
よるものである可能性
2012年7月19日
横山 祐典(東京大学大気海洋研究所)
詳細は、リンクを参照して下さい。
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東京大学大気海洋研究所の横山祐典
准教授らのグループは、現在進行中の
南極氷床およびグリーンランド氷床そして
山岳氷河の融解が、2万年前の氷期から
引き続き起こっている氷床融解現象では
なく、近年に特有の現象であることを
明らかにしました。
人為起源の気候変調による極域氷床の
変動である可能性を示唆する結果で、
気候メカニズムの解明に大きく貢献する
ことのできる成果です。
これらの成果は、7月13日に
アメリカ地球物理学会の
Geophysical Research Letters誌に
掲載されました。
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>現在進行中の南極氷床および
>グリーンランド氷床そして
>山岳氷河の融解が、2万年前の氷期
>から引き続き起こっている氷床融解現象
>ではなく、近年に特有の現象であること
>を明らかにしました。
ということです。
北極海氷の減少もそうなんでしょうか?
>日本のように地震活動の大きな場所
>だけでなく、地殻変動の少ない地域での
>データの採取と高精度年代決定により、
>今後より詳細な情報の採取を行って行く
>必要があります。
とのこと。
さらなる研究の進展に期待します。
とは言え、結論が出た時にはもう
遅かったとならないように、
温暖化対策は同時並行で進めるべき
でょう。
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