がん守る細胞、取り除く療法治験 東大・阪大など計画
がん守る細胞、取り除く療法治験
東大・阪大など計画
2012年9月14日 朝日新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
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がんの防御役となっている細胞を
取り除いて攻撃しやすくする新タイプの
免疫療法を、東京大や大阪大、
名古屋市立大などが初の臨床試験(治験)
として来年1月にも始める。
進行性の肺がんや食道がんなど、
いまは治療が難しいがんに挑めるように
する目的だ。
病原体から体を守る免疫は、異物である
がんも攻撃する。
がん治療で研究されている免疫療法は、
免疫の「矛」の力を高めてがんを攻撃
するのが基本。
ただ、現状ではすべての患者に効果が
あるわけではない。
最近の研究で、がんの周囲には免疫に
ブレーキをかける「制御性T細胞」と
呼ばれる細胞が集まり、「盾」となって
攻撃のじゃまをしていることが分かって
きた。
盾をなくせば、免疫本来の力が発揮
しやすくなると考えられる。
がん細胞の種類によっては、除去で
広がりを抑えられたとするマウスの
実験結果もある。
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>「制御性T細胞」と呼ばれる細胞が
>集まり、「盾」となって攻撃の
>じゃまをしていることが分かって
>きた。
ふ~ん。
なかなかうまくいかないものですね。
過剰な免疫反応を抑える役目をしている
のかな?
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