« 体重を免荷しながら使用できる歩行器 | トップページ | トキソプラズマ症の発病を防ぐ最重要宿主防御因子GBPの同定 »

2012年9月18日 (火)

「細胞内シグナリングの多重通信システム」

「細胞内シグナリングの多重通信システム」
- インスリン時間波形による
選択的制御システムを解明 -

平成24年5月25日
東京大学 大学院理学系研究科
科学技術振興機構(JST)

詳細は、リンクを参照して下さい。
少し時間が経ってしまいましたが、
重要そうなので投稿しておきます。

---------------------------------------
 東京大学 大学院理学系研究科の
黒田 真也 教授らは、実験と
シミュレーションを用いた解析により、
インスリン分泌の複数パターンの
時間変化(波形)が、1つのシグナル
伝達経路を介して多重に通信され、
下流に位置する複数の分子がそれぞれ
選択的に制御されることを明らかにした。

 本研究は、「分子の機能そのものが
生物の応答を制御する」という従来の
生物学の概念に加え、
「分子の量の時間変化(波形)によっても
生物の応答が制御できる」という
新しい概念を提示した。

 また、糖尿病の解明や治療に大きく
寄与する新しい概念を提示した。

 インスリンのほかにも複数パターンの
時間変化を持つホルモンは数多く報告
されていることから、この概念は
インスリン作用に留まらず多くの
ホルモン異常などの疾病にも適用できる
可能性がある。

 本研究はJST戦略的創造研究推進事業
チーム型研究(CREST)
「生命システムの動作原理と基盤技術」
研究領域(研究総括:中西 重忠
(財)大阪バイオサイエンス研究所 所長)
における研究課題「シグナル伝達機構の
情報コーディング」
(研究代表者:黒田 真也)の一環として
行われた。

 本研究成果は、2012年5月24日
(米国東部時間)発行の
「Molecular Cell」に
掲載される予定である。
---------------------------------------

>本研究は、「分子が生物の現象を制御
>する」という従来の生物学の概念に加え、
>「分子の(活性化)波形によっても
>生物の現象が制御できる」という概念を
>提示した。
>本研究の概念を用いることで、背景で
>述べたインスリン作用や糖尿病病態の
>一見矛盾する現象のいくつかを説明
>できると考えられる。

新しい概念の発見のようです。

>この概念はインスリン作用に留まらず
>多くのホルモン異常などの疾病にも
>適用できると考えられる。
>さらに、刺激の時間波形によって
>選択的に応答が制御できるという
>研究結果は、持続時間や投薬回数を
>考慮した薬剤開発が重要であることを
>意味している。
>今後はモデル動物などを用いて
>本研究成果を検証し、より効果的な
>糖尿病における投薬治療の設計や
>インスリン作用のメカニズムの解明、
>糖尿病病態の解明、他のホルモン異常の
>疾病解明など、医療の発展にも貢献して
>いきたい。
期待したい。

|

« 体重を免荷しながら使用できる歩行器 | トップページ | トキソプラズマ症の発病を防ぐ最重要宿主防御因子GBPの同定 »

医療関連ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/210730/55688098

この記事へのトラックバック一覧です: 「細胞内シグナリングの多重通信システム」:

« 体重を免荷しながら使用できる歩行器 | トップページ | トキソプラズマ症の発病を防ぐ最重要宿主防御因子GBPの同定 »