ピロリ菌3剤併用治療、胃炎へ保険適用を追加申請 武田など9社
ピロリ菌3剤併用治療、胃炎へ保険適用を
追加申請 武田など9社
2012/8/31 日本経済新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
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武田薬品工業、協和発酵キリンと
アステラス製薬など製薬9社は、3種類の
薬剤を併用したヘリコバクター・ピロリ
(ピロリ菌)除菌治療の保険適応追加を
共同で厚生労働省に申請したと発表した。
ピロリ菌は胃の中に住み着いて胃炎を
引き起こし、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の
原因となる。
これまで、3剤併用でのピロリ菌の
除菌療法は胃潰瘍や十二指腸潰瘍、
胃MALTリンパ腫などの治療に限って
保険適用が承認されていた。
今回、胃潰瘍などの手前である
ピロリ菌感染胃炎の段階でも3剤併用の
除菌療法が医療保険を受けられるように
申請した。
胃の酸を抑える「プロトンポンプ阻害薬」
、抗生物質「アモキシシリン」、
「クラリスロマイシン」または
「メトロニダゾール」の3種類を同時併用
する除菌療法での保険適用を申請した。
申請したのは3種類の薬剤を製造して
いる協和キリン、アステラス、武田
のほか塩野義製薬、田辺三菱製薬、
エーザイ、大正製薬、アストラゼネカ、
アボットジャパンの9社。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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ピロリ菌が原因になっている疾患はいろいろ
ある。
病気を発症してからではなく、早期治療を
実施出来るようにした方が医療費抑制に
つながるのではないかと思うのだが、
どうも予防医療に消極的。
リハビリもそう。
動けなくなってからでは遅い。
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