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2012年9月 6日 (木)

炎天下の女川原発 19人の外国人専門家が見たもの

炎天下の女川原発
19人の外国人専門家が見たもの
2012/9/3 日本経済新聞

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一部紹介します。
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 8月10日夕、東京・内幸町にある
「フォーリン・プレスセンター」の会見場。

 国際原子力機関(IAEA)や
米原子力規制委員会(NRC)、
フランスの放射線防護原子力安全研究所
(IRSN)、民間の一線級の専門家ら
総勢19人が姿を現した。

 7月末から8月上旬にかけ2週間に
わたって女川原発を視察した
「オナガワ・ミッション」のメンバー
たちだ。

 福島原発事故の後、外国の専門家が
日本の原発に入り、「ウォークダウン」
と呼ぶ詳しい調査をするのは、これが
初めて。

 会見場には国内外のメディアが待ち構え
ていた。

 代表して話をしたのはIAEA耐震安全
センター長のスジット・サマダー。

 強行日程の直後とあって表情には疲れも
見えたが、発したメッセージはきわめて
明確だった。

 サマダーが答える。
 「今回の視察は、再稼働の是非を判断
するのが目的ではない。
 IAEAには加盟国に原発の運転の
是非を指示する権限もない。
 ただ、女川を襲った地震の大きさを
考えれば、もっと大きな損傷を受けても
おかしくなかった。
 しかし、実際にはそうならなかった、
ということを申し上げている。

 視察で得たデータはIAEAに
持ち帰って詳しく分析し、加盟国の
原発安全性向上に役立つデータベース作り
につなげたい」

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■福島第1と命運を分けたポイントとは…

 無事だった女川と、事故を起こした
福島第1。
 命運を分けたポイントは何だったのか。
 「評価には時間がかかる」としつつ、
エプシュタインは、いくつかの要素に
ついて語った。

 原発の設計、施工方法の違い、
過去地震にあった際の補修方法、
点検と品質保証の違い……。

 そして最後に挙げたのが
「(原発を運転する電力会社の)経営体制
と企業文化の違い」だった。

 エプシュタインは東北電力について
「きわめて協力的でオープンだった」と
高く評価する。
 「2週間の視察期間中、東北電力は
同行付きとはいえ、希望する施設には
すべて立ち入らせてくれた。
 聞き取りにも十分に応じてくれた」と
明かす。

 丁寧な仕事ぶりが事故回避でプラスに
働いたのではないか、と感じていると
いう。
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教訓は事故などの失敗例だけではない。

>9月に出されるオナガワ・ミッションの
>報告書を新たな議論のきっかけのひとつ
>にしない手はない。
そう思います。

何がこんなにも大きな違いとなったのか?

関連記事です。
女川原発の功績と教訓
立地の弱点どう克服

2012/8/20 日本経済新聞

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命運を分けたポイントにあげられている
経営体制と企業体質に関して
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 女川原発が福島第1に比べ高い場所に
建設されたのは、東北電力副社長を務めた
平井弥之助氏の進言とされる。

 津波の高さが約3メートル
(後に9.1メートルに改定)と想定されて
いた時期に、平井氏は明治三陸津波や
貞観地震の記録を踏まえ高い場所に建てる
よう主張、反対を押し切って実現させた。

 自然災害への畏れを忘れない平井氏の
設計思想は他でも貫かれた。

 新潟火力発電所(新潟市)の建設では、
軟弱地盤に当時としては最大級の
ケーソン(箱形構造物)を埋め、その上に
建物を置いた。

 同火力はマグニチュード7.5の新潟地震
(1964年)を持ちこたえた。

 平井氏の後輩で、その仕事ぶりに詳しい
大島達治さんの話では「地震で新潟火力が
燃えているとの報道に接した松永安左エ門
は『平井がつくった発電所が壊れるわけが
ない』と言いきった」そうだ。
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企業体質=人です。
東電の経営者とは大違い。

>不十分だったのは、過酷事故発生後に
>放射性物質の放出を抑える対策(第4層)
>と、放出された放射能の影響を最小限に
>とどめる住民避難などの対策(第5層)
>だ。ここをやり抜く覚悟がなくては
>国内での原発維持は難しい。
同感です。

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