犬と育つ赤ちゃん、感染症かかりにくく 北欧の研究報告
犬と育つ赤ちゃん、感染症かかりにくく
北欧の研究報告
2012年8月1日 朝日新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
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犬と一緒に育った赤ちゃんは耳やのどの
感染症になりにくく、抗生物質の使用も
少なくて済むとの調査結果をフィンランド
のチームが米小児科学会誌(電子版)に
発表した。
動物との接触で細菌にさらされて免疫が
発達し、体が丈夫になるのではないかと
みている。
フィンランドの乳児397人を対象に
1歳になるまで毎週、健康状況や抗生物質
の使用などを報告してもらった。
全体では7割が発熱を、約5割が
抗生物質の使用を経験、中耳炎にかかった
割合は4割だった。
このうち犬のいる家庭では中耳炎に
かかる割合が半分近くに減り、発熱や
せき、抗生物質を使用する割合も
1~3割少なかった。
犬が屋外と屋内を行き来するような
家庭ほど健康に育つ傾向が見られると
いい、研究チームは「犬が外で汚れて
家に戻ってくるためではないか」と
話している。
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なるほど。
ばい菌が、ばい菌が、とあまり神経質に
なりすぎるのは、逆効果になるという
ことのようです。
あまり汚すぎるのはまずいとは
思いますが、
以前、こういう投稿をしました。
「子供は多少汚い方が健康に育つ」
2009年12月 2日
同じようなことを言っています。
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