原子力「安全保障」の怪 基本法改定「平和目的と矛盾」
原子力「安全保障」の怪
基本法改定「平和目的と矛盾」
2012年8月17日 朝日新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
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原子力の利用を平和目的に限定し、
「原子力の憲法」とも言われる
原子力基本法が6月に改定され、
「我が国の安全保障に資する」という
新たな目的が盛り込まれた。
平和目的と矛盾し、核兵器開発を防ぐ
法的な「たが」がゆるんだとの解釈も
可能だ。
日本の核武装を警戒する海外に、
波紋が広がっている。
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明らかに矛盾しますね。
結局のところ政府は、原爆をいつでも
持てる状態を保ちたいと考えていると
しか思えません。
コスト高の核燃料サイクルも止めようと
しないし、高速増殖炉開発も放棄しない。
原発を増やすことが
「我が国の安全保障に資する」
とは思えません。
かえって、無防備な使用済み燃料が
増加し、テロの標的が増えるだけ。
どうして国家の安全に資するのか
理解出来ない。
海外が「潜在的核開発能力」として
警戒するのも無理のないこと。
そもそも「原子力基本法」には
>原子力の研究、開発及び利用を推進する
とうたっている。
この法律を変えないで、脱原発など
あり得ない。
今回の改訂はさらにあり得ない。
政治家が口でなんと言おうと、法律が
変わらなければ、法律を変えるのだと
いう行動がないようであれば、それは
口だけの話、ただ言って見ただけ。
意味の無い話です。
国家は、法律には逆らえません。
法律をしっかり見ていれば、国が
どうしたいか、現実がどうなのかが
はっきりわかるのです。
このことは重要で、しっかり把握して
おかないと政治家にだまされますよ。
官僚かな?
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