米政府、新規原発認可を停止。使用済み核燃料問題の懸念から
米政府、新規原発認可を停止。
使用済み核燃料問題の懸念から
2012年08月13日 slashdot
詳細は、リンクを参照して下さい。
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米原子力規制委員会
(NRC: Nuclear Regulatory Commission) は
使用済み燃料保管政策が見直されるまで
新たな原発の認可や運転期間延長の認可を
停止することを決定した
(MSN 産経ニュースの記事、
ウォール・ストリート・ジャーナル日本版
の記事、本家 /. 記事より) 。
NRC は今まで、使用済み核燃料は最終的
に政府によって恒久的な処理場が
建設されるとの立場を取り、原発を認可
してきた。
しかし今回連邦高裁により、NRC の
この判断が誤っていた場合に及ぼされる
影響が指摘され、規制が見直されるまで
新設および運転期間延長の認可が停止
されることとなった。
連邦高裁の判断は、使用済み燃料を
敷地内で 60 年間安全に保管できる
という NRC の主張を否定するもので
あるとのこと。
今後は最終処分場の候補を挙げること
や使用済み燃料保管に関し漏れや事故に
関する安全評価を高める必要がある
とした。
現在運転期間延長認可申請中の 14 基
の原発と、新規建設認可待ち 16 基が
今回の決定の影響を受けるとのことだ。
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大国で初めてまともな判断が出たと感じる。
当然の帰結とは思うが良く決断したと思う。
トイレ無きマンション状態を放置して、
どうして建設が許可されるのか?
経済のことを考慮しても理解出来ません
でした。
これから出来る原子力委員会には、
この決断は出来ないと思うし、権限も
ない。残念ですが多分そうなる。
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