青ジソから老化やメタボリックシンドローム予防に有望な生体内抗酸化力を高める成分を発見
青ジソから老化やメタボリック
シンドローム予防に有望な生体内
抗酸化力を高める成分を発見
2012年8月6日
京都大学プレスリリース
詳細は、リンクを参照して下さい。
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久米利明 薬学研究科准教授、
泉安彦 同助教、赤池昭紀 同客員教授、
入江一浩 農学研究科教授らの
研究グループは、株式会社セラバリューズ、
独立行政法人医薬基盤研究所、
同志社大学生命医科学研究科、
同志社女子大学薬学部、
名古屋大学創薬科学研究科との共同研究
で、6種類の果汁および6種類の野菜から
酸化ストレスの抑制に有効な成分を探索
した結果、青ジソから新規有効成分
2',3'-dihydroxy-4',6'-dimethoxychalcone
(DDC)を見出し、細胞において顕著な
抗酸化効果が得られることを確認しました。
このことは、老化やメタボリック
シンドローム、神経変性疾患など
酸化ストレスが関わる疾患に対する
新しい予防薬の開発につながるかも
しれません。
本研究成果は、米国科学雑誌
「Free Radical Biology & Medicine」
(Impact Factor:5.423)に
8月15日に掲載されます。
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意外ですね。
希少植物でなく、青ジソのような身近な
食品に顕著な抗酸化効果が得られる成分
が含まれていたとは、
>酸化ストレスが関わる疾患に対する
>新しい予防薬の開発につながるかも
>しれません。
期待したい。
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