バイオ技術使った肺の難病治療薬候補、東京医科大などが開発
バイオ技術使った肺の難病治療薬候補、
東京医科大などが開発
2012/8/16 日本経済新聞
詳細は、リンクを参照して下さい。
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東京医科大や創薬ベンチャーのボナック
(福岡県久留米市)、三重大などは、
バイオ技術を使い肺の難病である
「肺線維症」の治療薬候補を開発した。
動物実験で安全性と効果を確認した。
2~3年以内をメドに人での臨床試験
(治験)を始めたい考え。
16日付の米科学誌「プロスワン」に
掲載される。
国立がん研究センターや大阪大も研究に
参加した。
肺線維症は肺の組織が硬くなり呼吸が
しづらくなる病気で、根本的な治療法が
ない。
開発したのは病気の原因となる遺伝子
「TGF―β」の働きを抑えるRNA
(リボ核酸)を使った核酸医薬。
モデルマウスの肺の細胞に気道を介して
この物質を導入したところ、遺伝子の働き
が抑えられ肺の組織が硬くならなかった。
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良いですね。
核酸医薬だそうです。
>2~3年以内をメドに人での臨床試験
>(治験)を始めたい
とのことですので期待大です。
良い結果が出ると良いですね。
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