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2012年8月16日 (木)

東芝、レアアース・ジスプロシウムを使用しないモーター用磁石を開発

東芝、レアアース・ジスプロシウムを
使用しないモーター用磁石を開発

2012/08/16 ecool.jp

詳細は、リンクを参照して下さい。

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 当社は、レアアースの中でも特に希少な
ジスプロシウムを一切使用しないモーター
用の高鉄濃度サマリウム・コバルト磁石を
開発しました。

 本開発品は、モーターの実使用温度域
(100℃以上)において、現在一般的に
採用されている耐熱型ネオジム磁石と同等
以上注1の磁力注2を持ちます。

 耐熱性が要求される自動車・鉄道車両の
駆動モーターや産業用モーターは、
磁力の高いネオジムの一部を
ジスプロシウムで置き換えた
耐熱型ネオジム磁石が一般的に使用されて
います。

 しかし、ジスプロシウムの鉱山が
地球上の一部地域に集中しているため、
昨今、価格高騰や輸出規制が課題となって
おり、ジスプロシウムを使用しなくても
実使用温度域(100℃以上)で高い磁力
を持つ高性能磁石の開発が望まれて
いました。

 当社は、ネオジム磁石に比べ磁力が劣る
サマリウム・コバルト磁石に、当社独自の
熱処理技術を適用し、100℃以上の
モーターの実使用温度域では
耐熱型ネオジム磁石と同等以上の
磁力をもつ高鉄濃度サマリウム・コバルト
磁石を開発しました。

 磁力を増大させるために鉄の配合量を
従来の15%から20~25%(重量比)
に増やした後に、焼結時の温度、時間、
圧力の最適化などの熱処理条件を工夫する
ことで、磁力の阻害要因となっていた
酸化物や高銅濃度異相を低減させました。

 また、本開発品を搭載したモーター
注3は、耐熱型ネオジム磁石を搭載した
モーターと同じサイズで、同等の性能が
あることも確認しており、
自動車・鉄道車両・工作機械・エレベータ
などで使用される耐熱性が高く、
高性能かつ小型であることが求められる
モーターに適しています。

 当社は、今回開発したジスプロシウムを
一切使用しない
高鉄濃度サマリウム・コバルト磁石を
2012年度末に市場投入することを
目指します。
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良いですね。

いよいよレアアースを使用しないモーター
の実製品が世の中に出てきそうです。

私の関連投稿です。
レアアース不要のモータを搭載した
高性能電気自動車

これも魅力的。原理は全然違います。

その他にもありますので期待が出来そう
です。

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