がん再発につながる細胞を発見
がん再発につながる細胞を発見
2012年8月8日 NHK NEWS web
詳細は、リンクを参照して下さい。
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がん細胞の一部にがん全体の成長を
促している特殊な細胞があり、これを
取り除かないと悪化や再発は防げない
とする3種類の研究成果が発表され、
新たな治療法の開発につながる可能性が
あるとして注目を集めています。
この研究成果は、ヨーロッパとアメリカ
の3つの研究チームが発表したもので、
1日、世界的な科学雑誌の「ネイチャー」
と「サイエンス」の電子版に相次いで掲載
されました。
3つの研究チームはそれぞれ、マウスに
腸がんと皮膚がん、それに脳腫瘍の一種を
発症させ、がん細胞の成長過程を詳しく
分析しました。
その結果、がん細胞の一部に、がん全体
の成長を促している特殊な細胞があり、
これを取り除かないと悪化や再発は
防げないことが分かりました。
細胞の中には、体のいろいろな細胞の
元になる「幹細胞」と呼ばれるものが
ありますが、3つの研究チームは、
今回見つかった特殊な細胞をがんの幹細胞
だとしています。
がんの幹細胞については、以前から存在
が指摘されてきましたが、否定的な研究者
も多く、まだ仮説の段階とされています。
こうしたなか、がんの幹細胞の存在を
裏付ける3種類の研究成果が世界的な
科学雑誌に同時に掲載されるのは異例で、
新たな治療法の開発につながる可能性が
あるとして注目を集めています。
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>がんの幹細胞については、以前から存在
>が指摘されてきましたが、否定的な
>研究者も多く、まだ仮説の段階と
>されています。
そうなんですか?
こういうWEBページがあります。
「がんの克服へ」
がん幹細胞の話は幾つも出ており、
全てのがん研究者が取り組むべき
テーマだと思っていました。
今回の発表はこのテーマの追認という
ことかな?
既に認知され、スタート済みの研究だと
思っているんですが?
既に臨床のフェーズだと、
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