広がる湖沼のセシウム汚染
広がる湖沼のセシウム汚染
朝日新聞アスパラクラブ
科学面にようこそ
詳細は、リンクを参照して下さい。
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東京電力福島第一原発の事故から
まもなく500日。
湖沼や内湾などで、放射性セシウム
による汚染がじわりと広がっている。
セシウムを含む土砂や泥が川から
流れ込む一方で、外に流れ出にくい
ためだ。
福島県の湖や茨城県の霞ケ浦では、
汚染が国の基準を超える魚が増え、
東京湾でもあと2年は汚染が進み続ける
という試算が出ている。
◇茨城県の霞ケ浦 基準超えた魚介類
◇東京湾 「対策必要」
◇福島県 淡水魚、濃度高まる傾向
原発事故があった福島県。
環境省が昨年12月から今年2月に
かけて、湖や川、海の魚や水生昆虫に
含まれる放射性セシウムを調べたところ、
海よりも湖や川で高い傾向が出た。
最も高かったのは、はやま湖(ダム湖)
下流の真野川。
シマヨシノボリで1キロあたり2600
ベクレルだった。
はやま湖でもウグイが1キロ1010
ベクレルだった。
秋元湖でもサクラマスの1キロ510
ベクレルを最高に国の基準である
100ベクレルを超える魚が相次いだ。
真野川やはやま湖の水生昆虫からは
それぞれ1キロあたり670ベクレル、
520ベクレル検出された。
一方、海の魚の多くは100ベクレル
を下回った。
川や湖の魚の汚染度が高いのは、風雨
などによって流域の汚染土壌が川や湖に
流れ込み続けるためだが、淡水魚は
海の魚に比べて、エサから取り込んだ
セシウムを排出しにくい体のしくみ
であることも一因とみられる。
環境省水環境課は年度内に3回調査を
実施し、魚のセシウムの濃度の変化を
調べるという。
《筆者の杉本崇から》
魚介類への影響は、当初より懸念されて
きた問題で何度か書かせて頂きました。
事故が収束していないどころか、漁業
への影響も含め問題は深刻になりつつ
あります。
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>事故が収束していないどころか、漁業
>への影響も含め問題は深刻になりつつ
>あります。
山などに降り注いだ放射能は川を通じて
近辺の湖や東京湾へ流れだしています。
ホットスポットがいくつか見つかった
との記事もありました。
緊急の課題として対策を始めないと駄目で
しょう。
山の除染は出来ないと言っていますよね。
どうするつもりなのか?
そもそも、住宅地の除染すらまだまだ、
の状態。
低レベルの放射能汚染は、その危険性が
曖昧できわめて深刻な問題だと思う。
風評被害が収まらない。
この問題の大きさを東電も政府も深刻に
受け止めて貰いたい。
いかに大きな罪を犯したのか分かっている
のだろうか?
責任の一端は、、などと軽々しく言って
欲しくない。
責任は国民も含めた全員だから、責任者は
特定できないと言っているのかな?
だから誰も責任をとらない。
とるつもりもない。言うだけ。言い放題。
せめて早急な対策を実施してください。
事故を起こしたその時から分かっている
ことではないですか。
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